もの書きチーム「ふみ屋」の作品をご紹介!

バスポリ16-2

バスターポリス 百花繚乱!  

第16話 九十九教官の秘密  

ACT 2  

ME テーマ曲FI、盛り上がってからFO。

瞳(Na)「私は見てしまった。あの、鬼と恐れられている九十九教官が、見たことのない笑顔で、クマのぬいぐるみと遊んでいるところを……!!」
九十九「……今の……見た?」
瞳「あ……その〜……」
九十九「……見たの?」
瞳「えーと……だから……」
九十九「見たの、ね?」
瞳「み、みてもはん! わて、何もみてもはんー!」

SE 瞳、逃走。

九十九「待て瞳! 今の何語だ!?」

SE 逃走足音。
SE 扉閉じる。

瞳「ハァハァ……。な、なんだったの? 今の……?」
瞳(Na)「夢かと思い、頬をつねる。しかし、痛みが夢じゃないことを教えてくれるだけだった……。とにかく、わすれよう。そう思って、私は布団にもぐりこんだ……」

ME 異次元的なの。

九十九「……瞳……瞳……」
瞳「……ん……なによもう……わっ、九十九教官!」

SE 銃を構える。

九十九「瞳……。私の秘密を見たわね?」
瞳「あ、あの、私……」
九十九「秘密を見られたからには、生かしておくわけにはいかない」
瞳「ちょ、ちょっと待って教官! 誰にも、誰にも言いませんから……私……だから――!!」
九十九「……死ね!」

SE 銃声。

SE 布団、はね上がる。

瞳「わあぁぁぁぁっ!」

瞳「ハァっハァ……夢……か……。はは、アハハ、そりゃそうだよね。いくら鬼教官でもそこまでは……」

ME 時間経過。

九十九「今日の訓練はここまで……。では解散……」
一同「ありがとうございましたー!」

ゴン「ねえ、今日の教官、なんか変じゃなかった?」
小桃「うん。失敗しても全然怒らなかったし」
ゴン「どうしたんだろ? ねえ、瞳?」
瞳「え? あ、あぁ、そうだね……」
葵「瞳? 大丈夫? 元気ないわね」
瞳「そ、そう?」
小桃「うん。なんか教官のこと避けてるみたいだったし」
ゴン「でも、教官、なんだか瞳のこと見てたみたいだったけど」
葵「ね、教官と何かあったの?」
瞳「な、何もないよ! 教官がクマの……(言葉を飲み込む)!」
ゴン「え? 教官がクマ?」
瞳「な、何でもあらへん! う、ウチ、なんも見てへんもん!」

SE 瞳、ダッシュ。

ゴン「あ、瞳ー!」
葵「瞳……、今の、何語?」

SE 扉閉まる。

瞳「ハァハァ……」
瞳(Na)「私は疲れていた……。教官のあんな姿を見てしまったことは、誰にもいえない。でも――。いっそみんなに話しちゃえば……。ダメだ! そんな事したら、あの悪夢が、本当のことになる……、そんな気がする。しかし、何とかしなければ、私自身がもちそうにない……」
瞳「あ……そうだ、あの人なら……。何かあるかもしれない」
瞳NR「私は、科学技術班の施設に急いだ」

ME 時間経過。

瞳「すいません! 天久博士! いないか……。チッ、あの幼女、こんな時にどこ行ったのよ……。ん? 書置き? 『趣味のお城見物の旅に行ってきます。探さないでください。おやつは冷蔵庫に入っています。チンして食べてね♪』 って、何考えてんのあの人は……!」

SE 冷蔵庫ドア、ガチャ。

瞳「あ、大福か……。確かにチンしたほうが美味しそうだな」

SE 電子レンジ、チン!

瞳「あつ……ハフハフ……うん、おいひい……って、ちがう! 記憶を操る装置! 題して爛オクアヤツリン疆なものを探しに来たのに!」
九十九「残念だったな、瞳。そんなもの、ここには無い」
瞳「つ、九十九教官……!」

ME テーマ曲、盛り上がってFO。



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