日本旅行記

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飛騨高山旅行記

[高山中心部]

飛騨萩原からJR高山線の普通列車で約一時間。出発地では殆ど積もっていなかった雪はここでは二十〜三十センチ積もっている。野宿を諦め宿を探す。まずはバスセンター近くのホテル案内所へ。担当のメガネの女性に安いところを紹介してくれと告げるとすぐ近くの民宿案内所の方が安いと教えてくれる。

そして民宿案内所。人が誰もいないので併設された喫茶店で人を呼んでもらう。寒いから暖かい所にいたのだろう、おばばが上から降りて来た。ここでは素泊まり一泊三千五百円が最安値である。まあいいかとお願いするとおばばは電話して空室を確認、大丈夫なようだ。おばばに千円払いレシートをもらう。そして隣の通りの宿へ行きレシートと残りの金を払って支払い終了。この宿はビジネスホテルと銘打たれているが二階フロント脇の部屋は家族のスペースになっているようだ。こういう宿は普通、民宿って言うんだけどな。

部屋は六畳の和室に二畳の玄関にユニットバスが付いている。14インチのテレビ、電気ポット、ストーブ、テーブルが備え付けられている。和室の真ん中には布団がどどーんと敷かれている。他にも浴衣、タオル、髭剃り、歯ブラシ、シャンプー、ボディソープなどビジネスホテルらしく一式揃っている。夜も静かだったし悪くない宿だったな。

高山市内を自転車で慎重に走る。車道は除雪されているが歩道には雪が残っている。寒いのに観光客が多い!高山の名所古い町並みは黒を基調とした落ち着いた印象。酒屋の上から杉球がぶら下がって情緒がある。ただし近くに背の高い建造物があるのは残念。

高山陣屋、??寺、飛騨国分寺を周り重要文化財に指定されている旧家へ。??家は中心部から少し離れた場所にあり地図を見ずこの辺りだろうと当てずっぽうに走っていたら突然現れたのでびっくり。けれど年末休みで閉館中。

次は???家と???家へ。この二軒は隣り合って建っている。ところがここも閉館。年末だから仕方ないのかねぇ。夕食のため店を探すがラーメン屋ばかり。ラーメンは間食にしかならないが持論の私には入る気がしない。探しに探すが寒さに負け結局コンビニでどんべえとコンビニ弁当になっちゃったよ。街の定食屋があればなぁ。。。

高山では二泊した。最高気温は八度。最低気温はマイナス六度。野宿していたら凍っていただろうな。雪国では野宿するもんじゃないね。

ちなみに高山から白川郷に向けてバスが出ている。バスは予約制。Webで予約状況が確認できるので混雑期は予約して行くと良いだろう。ちなみに年末は空いているらしく事前予約しなくて大丈夫だった。

[飛騨国府]

年が明けた。2006年は去り2007年がやって来た。日本を一人旅していて新年を迎えるのは初めて。今年も色々な場所を訪れたいものだ。

高山から鉄道で飛騨国府へ着いたのは元日の八時頃だった。この辺りは市町村合併で高山市になったので厚かましくも高山旅行記に含める。外は明るいが太陽はどこにあるかわからない。歩行者もいない。寂しい所だ。元旦だから仕方のない事か。

まず駅から約一.五キロメートルの???神社、そこから約四キロメートルの安国寺、更に一キロメートルの??神社へ。これらの寺社仏閣はそれぞれ重要文化財の本殿、国宝の経蔵を持っている。それぞれ初詣のピークは夜で一度終わったのか全く人がいない。本殿は雪から守るために囲われ、経蔵は建物の中にあり隙間から何とか存在が確認できるだけ。建造物の区分の重文・国宝を見る時は仏塔や城を見たほうがおいらみたいな無学な人間にはいいなぁ。

???神社まで残る五百メートル程の所で自転車の後輪がガタガタし始める。そして一気に空気が抜けた。一九九七年から乗っているが始めてのパンク。後輪はつるつるだったしゴムの劣化も進んでいるだろうから仕方ないか。

神社まで自転車を押して行き、足早に参拝を済ませる。電車に間に合うように約五キロの道のりを四十分で戻らねばならない。チューブがボロボロになるのを覚悟して自転車に乗る。ガタンガタンと乗り心地が悪くスピードも出ないので降りる。次は押して走る。だが体力が持たないので早歩きになる。時間を気にしながら歩く走るを繰り返す。出発して三十分、見覚えのある踏切が見えた。やった間に合った!

自転車が使えなくなるとここまで不便だとは思わなんだ。今後は定期的に自転車のメンテナンスをしようと思った元旦であった。予定通り飛騨国府から電車に乗り、高山で乗り換え高山の旅は終わった。

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