はじめて読んだ清涼院流水
RPG風アバターチャットを舞台にしたミステリー小説。
まぁ、何人死のうが所詮ゲーム内のことなんで、どーでもいいと思うんだけど
チャットをしている本人たちにしてみれば、それはそれは大変なことらしいです。
で、その学コウ(チャットのサイト?)で起きる様々な殺人事件を
主人公の池丸大王や神宮べるたちが次々に解決してゆくという話。
特徴は、全体を通してダジャレっぽい。
ただ、この物語の真の完結は「スニーカー」という雑誌に載ったらしくて
それを読んでいない僕は真実を知らない。
でも、本書だけでも一応は完結してるから特に問題なし。
うーん、とにかくこんなチャットが本当にあったらいいなと切望してしまうんだけど。
結局、面白い作品ということで。
良い作家だと思うよ。
ゲームと流水大説の相性は抜群!
ネットワークゲームを舞台に、連続殺人(殺キャラ)事件の犯人を捜す「みすてりあるキャラねっと」、美少女コンテストに隠された陰謀を暴く「めいきゃっぴキャラねっと」、そして前2つの主人公だった弟と姉が協力して「キャラねっと」の謎を(結果的に)暴く「であいまちょキャラねっと」の3部構成。流水大説としては意外にも、どの中編もミステリーテイストで、謎と真相の楽しさを味わえるのは、『コズミック』『ジョーカー』以来かもしれません。 なにより、本作はネットワークゲームの原作としても使えそうなほど、緻密に設定されたゲームシステムこそが主人公といえるでしょう。 そこで暮らす主人公・池丸大王たちの青春も、また読みどころです。 作者お得意のネーミングも、ゲームのキャラ名としてはバッチリフィットしていて、その意味でも違和感はありませんし。
流水の傑作
キャラねっとというオンラインゲームを舞台に繰り広げられる三つの物語。 ミステリ的にトリックなどもかなり凝っていて良かったが、それよりも主人公たちのそれらの事件を通して精神的に成長していく姿が、とてもかっこよかった。 さらに、『今』の大切さ、『時』の重さを感じさせてくれた。 しかし、それだけでもこの作品は面白いのだが、実はこの本にはもう一つ絡められた物語がある。 とてもロマンチックな物語。 この本を読んだ人にしか解らない。 そういう物語が。 この本はけっこう厚いけど、難しい表現は使われていないし比較的読みやすいと思う。 それに『もう一つの物語』のことを考えると、是非お勧めしたい。 なるべく、お早めに。
電脳学園
本の厚さを感じさせない面白さがあった。JDCとはまた違った味わいがあって、著者の幅広さを感じた。ミステリーとしてはもちろん青春小説としても読めて、とくに最後は感動。なるほどこうきたか・・・・・と唸らせるラストはさすが。あとイラストがとにかくかわいい。絶対オススメ!
こんなことありっ!?
ネットゲームの世界を舞台にした推理小説で、斬新なトリックが「こんなことありっ!?」と思うけど、ちゃんと筋が通っていて妙に納得できた。 また、本格ミステリというよりもライトノベルに位置付けられる作品じゃないかと思う。さらっと読めるのがよかったし、推理だけじゃなくて恋愛の要素も入っていていろいろなジャンルが混ざっているように思った。 しかし、500ページ強とページ数が多く日ごろ小説を読まない人にはつらい量かも知れません。 初めてのミステリにはちょうどいい作品だと思いました。
角川書店
とくまでやる (徳間デュアル文庫)
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