あなたの周りにいる虫たちが愛しくなる
虫・鳥・花・・・自然界の生態を推理小説風に仕上げた、これまでなかった新しい作品だ。だんだんと鳥飼ワールドに引き込まれていく、なんだか麻薬のような作品でした。しかし人がゴキブリ、蟻が蜂に変態するもんでしょうか。博物誌と推理小説とロマン小説のミックスで、作者は少々欲張りすぎじゃないかなあ。
推理小説じゃない?けど・・・おもろい。
「本格推理小説」と言われて読むと、「・・・ちょっと違うか???」とも思いますが、『昆虫の生態のふしぎを楽しく読ませてくれる読みもの』というまったく新しいジャンルとしては、最高だと思います。特に虫好き、ものすごいナチュラリスト、という女性はあまりいないですが、フツーの私でも読んでみるとついつい引き込まれちゃいました。ほどよい短編なのもポイント高かったです。
世界文化社
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