細野ミュージック最高の研究書
あまたある細野さん関連の本の中でも、この本のユニークな点は、楽譜例をふんだんに挿入して、細野さんの音楽を主に技術的側面から研究している点です。執筆者も、元ピチカート・ファイブの小西康陽や鴨宮涼、ワールド・スタンダードの鈴木惣一郎など、現役一流ミュージシャンを含む優秀な音楽評論家ばかりで、プロっぽい踏み込んだ視点から細野さんの音楽性に迫っています。そういう意味で、山下邦彦氏の大労作「坂本龍一・全仕事」「坂本龍一・音楽史」に対応する書籍と言えるでしょう。 細野さん自身のインタビューなどはごくわずかで、ガイア仮説とかなんとかそれほど説教臭い本ではありませんので、誤解のないように(^^)。なお、細野氏自身のインタビューから、細野さんのもっとメンタルな側面に迫りたい人には、北中正和氏の編集した「The Endless Talking」という本をお勧めします。
足跡
細野の足跡を辿ることができる本。この手のモノとしてはかなり充実した内容。写真も豊富。もっとも、90年代に出た本であるから、それ以降の細野の活動については知ることができない。 細野の創作過程の話を読むのは楽しいが、だからといって、本気でガイア仮説を信じてるらしい細野の思想にはちょっとついていけない。
リットーミュージック
細野晴臣分福茶釜 コインシデンタル・ミュージック フィルハーモニー イエロー・マジック・オーケストラ(第2版) audio sponge
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