仮面ライダー ZO

仮面ライダーZO 1登場作品:
「仮面ライダーZO」


名称:
麻生勝
本編中では「仮面ライダーZO」の呼称はない。敢えていうならラストに宏が (それも勝に) 呼びかけた「ライダー!!」か。

Story
遺伝子工学者望月博士は、完全生命体の研究に没頭していた。狂気に駆られていた彼は助手の青年麻生勝をバッタの遺伝子を組み込んで改造してしまった(*1)
異形の改造人間と化した麻生は博士の研究所を抜け出し逃亡した (*2)。彼は方々をさ迷ったあげくにとある山中で落雷に打たれ意識を失ってそのまま深い眠りについた(*3)
 4年の時が流れた。謎の声が勝を目覚めさせた。その声は「宏」を「ネオ生命体」から守ることを要求するものであった。勝は宏が望月博士の一人息子であると知り、それ以上に博士に対する怒りを胸に彼の研究所へと赴いた。そこでネオ生命体が既に活動を始めたことを知った勝はとっさに変身し怪物ドラスを倒し、襲われていた宏を救うのだった。宏を追い研究所へ戻った勝はそこで博士の父と出会い謎の怪物が博士の作ろうとしていた究極生物 ネオ生命体であることの確信を得たのであった。
「ニ体の怪物」に襲われ恐怖した宏は近所の道場へと向かった。それを追った麻生はそこでドラスの生み出した更なる異形の怪物と遭遇した。再び変身した勝は怪人コウモリ男と戦い、次いで宏を亜空間に連れ去ったクモ女と戦いこれを退治した。亜空間を出た一瞬をついてコウモリ男が宏を奪い飛び去ったが勝はそれを追い辛うじて宏を救ったのだった。
 勝と向き合いその話を聞いた宏は父である博士の行動に強い不信を抱いた。悲しみにくれる宏に対し勝は父親として宏を思う博士の気持ちを代弁し、自らも博士に対する気持ちが変化していくことを自覚したのであった。 しかしそこに唐突な形で博士が姿を現した。喜び勇んで駆け寄った宏の前で彼はコウモリ男に変身した!コウモリ男は宏を奪い飛び去り、それを追おうとした勝は回復したドラスに破れ意識を失った。
 目を覚ました勝は再び語りかけてきた謎のバッタにより宏の奪われた先を知った。変身した勝は同様に変形したバイクを駆りドラスの待つ廃工場へと向かった。工場内。駆け寄ってきた宏はコウモリ男の変身した姿であった。怒りに燃える勝はその拳の一撃でコウモリ男の腹部を貫き勝利した。勝はそこで真実を知った。博士はネオ生命体の開発に成功したものの生まれ出た生命体”ドラス”は未だその生命を維持するプールから抜け出せずにいた。ドラスはそんな自らをさらに強化改造することを求めたがそこで始めてドラスの人類に与える恐怖を自覚した博士はそれを拒否し、怒ったドラスは博士を工場内の機械に融合して監禁したのであった。博士が言うことを聞かないことを知ったドラスは彼の息子宏を誘拐し彼の命と引き換えに博士に改造を迫っていたのだ。身動きの出来ない博士はかつて自らが改造した強化人間第一号である麻生勝を息子を守る唯一の希望として、自ら生み出した異形のバッタを通じて勝を見出しその意志を伝えたのであった。
 勝とドラスとの死闘が始まった。彼は一時ドラスを圧倒したがそれはドラスの仕掛けた罠だった。ドラスの胸部に吸い込んだZOの拳。しかしドラスは瞬時にZOを分解し自らの体内に取り込みこれを滋養とした!ドラスはやがて変身を遂げ赤い異形の超怪物へと進化した。しかし、この絶対の危機に宏を想う博士が命がけの行動に出た。博士は自らを縛るケーブルを引きちぎり鉄パイプでドラスの生命維持プールを殴打したのだ。ショックを受けるドラス。その体内に宏の叫びが届いたとき奇跡は起きた。ZOはドラスから強制分離し傷ついたドラスに必殺のキックを放つのだった。爆発するドラスの生命維持プール。既に息を引き取った博士を残し勝は宏を連れ崩れ落ちる工場を後にした。
別れの時が来た。勝は宏を祖父に託し、自らは何処かへと旅立っていった。

身長200cm弱、体重不明。

能力

仮面ライダーZO 2 仮面ライダーZO 3

 
望月博士が人間をベースにバッタの遺伝子を組み込み強化した改造人間第一号でその腕力・脚力、知覚能力、スピード、総合的な戦闘能力は人間のそれを遥かに凌ぐ(*4)
殊に鉄塔を瞬時に爆散させる破壊光線マリキュレイザーの直撃を数回にわたって耐え切ったその表皮の強度は特筆に価する。
なお以上の能力は落雷を受けて山中で昏睡している最中に周囲の生命力を吸収したことによって全般的に強化されており時としてドラスをも上回る未知のポテンシャルを獲得している。実際クモ女の生み出した亜空間に入り込むなどその能力の適用範囲と上限は未だ計り知れない。なお勝は変身以前より念力(微小念動力) や精神感応等の超能力を発揮しているがこれが昏睡後に獲得した特性であるかは不明。必殺技はZOキック。
なお能力全開時には口部クラッシャーの前方両脇から更なるクラッシャーが出現、再収納されその身体機能を更に高める(*5)
専用バイクは勝の変身に応じて光に包まれ変形するレーサータイプの超バイク Zブリンガーである。最高時速1300kmを誇り極めて強靭なボディを持つ。

備考:

仮面ライダーZO 4 

ZOの名称ですが、製作当時が仮面ライダー生誕20周年だったということでその20を捻ってZOにしたってのが本命。対抗としてZOに究極生命の意味をこめた (Zはアルファベットの末尾ということで最終の→最後→究極の。OはOrganism(生命、有機体)) てことみたいです。私は後者の意味で呼ぶのが好き。実際ZOのデザインに仮面ライダーのある側面の究極を見た思いがするからです。極限までシンプルでそれだけに構造上の頑強さを感じさせるボディ、V3のそれを更に洗練させた美しいマスク、ベルトを廃したことで更に生物感を増した腰部、そしてそして全身に走る金色の筋がその全身を例えようもないほど高貴に見せてくれます。雨宮、偉い!といわけで「ヒーローとしての仮面ライダー」として私はZOが最高に好きです。
話はぁ。ねぇ(笑) 中盤勝が宏を説得するあたりで「?」と感じないひとはかなり大人だと思います、はい。私は未だにあの心変わりがよくわからない。大自然や子どもと遊ぶ母親(雨宮監督の奥さんとお子さんらしい!)とイメージ音楽(笑) で、どうしてああゆうことになるんだろう。そもそも時計を直す超能力は身体を強化する超能力より遥かにすげーと思うのだが。 
 土門廣演じるところの麻生勝、好きです。BLACK以降線の細いヒーローが増えてたとこに(真はボーダーライン)がっしりとした身体と太くて響きのいい声。ひさびさに大人な、かっこよくて頼れる系のお兄さんがライダーということが私には結構嬉しかったらしい。
短い話だったけど戦闘盛りだくさんで(特撮も盛りだくさん。今時人形アニメでもないだろとは私だって思うけど、でもまーいろんな特撮をいっきにやっときたいと感じた雨宮さんのセンスは許すということで) 殺陣も迫力あるし敵役のドラスも存在感あるし、”戦闘を見せるライダー”としてはよくまとまったいー話だとは思います。敢えて弱点を上げると話があれ以上広がらないってことかな。

次の年に製作された「J」についても少し。…なんなんでしょうね。デザインも似てるし(ZOがそのまま進化したって設定で当初は企画が進んでいたらしいけど。それだと営業的に難しいんでボツになったんだろうけど) バイクもまー似たようなもんだしバッタをお供にしてるとこまで同じ。無理やり巨大化して差別化を図ったがお陰で全ライダーから差別されてしまった(笑) 主役もジュウレンジャーのゲキでなんかその意識が抜けないので見ててなんだなーという作品に終わってしまいました。私の中で。まーそれよりなにより、あそこまで完成されきったZOのデザインを弄っちまったあたりが致命傷なんだよな、と思うのだけど。ZOは好きなのでビデオ、ダビングして6回くらい見てるけど(笑)Jはビデオ入れて二回とまり。


作品紹介:

仮面ライダー ZO 
(アレンジ)

仮面ライダーZO 5

可動箇所:超絶可動(27)
頭部:ボールジョイント(1)
腹部:前方スィング可動(1)
腰部:回転(1)
肩:マルチ(2)
肘上部:回転(2)
肘:スィング(2)
手首:回転+スィング(4)
指:スィング(4)
股間:マルチ(2)
腿上部:回転(2)
膝:二重関節(4)
足首:スイング(2)

*2002年3月に改修を行っています。

思い返すと私こうゆう形でカスタム始めるだいぶ前高校生の時にライダーを作っていたのであるなぁ。ひとつはBLACK。これはサムライトルーパーのプラモ素体を応用して。次に。これは米国版仮面ライダーBLAC RXKロボライダーのフィギュアを荒っぽく改造して。そしてZO。これは7インチでソフビをドラゴンボールプラモ素体(当サイトではオンスロートジャバウォックに使用) に着せるというウルトラマンシリーズ製作の走りみたいなので。…まあどれもこれも無理ありまくりでしたけどね、はあ。
というわけでやはりその辺のライダーというのが私にとってかなり!クリティカルなライダーということはあったわけです。どれもこれ作ってしまった。。

素体は装着変身仮面ライダー2号 (一番いい値段で買えやすい)。頭部は一文字顔にプラスチックを溶かして塗りたくり、根性と気合だけで製作。触覚は最近使っているフィギュアを固定する細い針金入りコード。次は腰部。CORPS腰部を基にマンガ・フリークの股関節を設置し上に腰回転関節を入れその上にCORPS腹部を応用した腹部スィング関節をつけ、その上に素体の胸部を接続。肩は素体のまま。ショルダー・アーマーは装着変身だし可動にしようかと思ったけど形が合わないのでBLACK同様固定式に。肘関節までは素体のママ。手首関節はCORPSの肩関節を利用。手首は素体だが指は若干削って鋭くしています。肢に戻ります。股関節の下に回転関節を入れて膝関節は素体のまま。足首関節はCORPSの、足は米国版仮面ライダーBLACKRX ロボライダーのもの。これはやや大きめなので削って小型化しました。
で、そこで全身に肉をじっくりつけて綺麗に慣らしてその上に筋を付けます。で、その筋なのですがほんまもんよりは減らしています。無論アレはかっこいいのですが5インチの文法の中ではある程度以上細く造形できない筋を大量に入れていくと造形のバランスを保つのが非常に難しくなるのでその辺を勘案して。首まわり・上腕部・下腕部・膝上・膝下・足首の筋を減らしたり配列を変えたりしています。左右対称に筋を付けるのはほんとに大変す。
 塗装。基本色は暗緑色(中島系) 半光沢ね。目と腰球体はメタリックレッド地にクリアオレンジ。口部は焼鉄色地にシルバー。筋は勿論金。腰部球体はメタリックレッド地に蛍光レッド。

ZOというとやや小さく、がっしりした作り (まー岡本次郎ってことで) なんすけど結果的には結構スリムな作りになりました。胸もBLACKよか薄いし。でもま、どっかのパーツが突出するのもZOの場合変だしね。 


 仮面ライダーZO 6 仮面ライダーZO 7

*1:それも局部麻酔で。功さんってば、無茶なおひと。

*2:多分バイクで。で、そのバイクは勝の眠っていた山の近くにでもあったのだろう。でなければ復活後に購入したのか?

*3:4年間の間に思いっきり樹木に取り巻かれている。かなり無茶な成長の仕方ではある。ZOの力と森林のもつ生命力が相互に干渉し合った結果であろうか?

*4:細かいスペックは知らないけど最近の何気にリアル?な数値のクウガ以降ライダーはもとより個人的にはその名称が示すように歴代ライダー屈指の、究極の戦闘能力を誇るライダーだと思っている。まーJは別か。

*5:時期的にもガンダムF91ともろ被るんだよなーこれが。


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