登場作品:
「SPIDER-MAN」及びその他関連タイトル
名称:
エドワード・ブロック。一般的にはその正体は不明とされるが最初の事件でスパイディに敗北して超人専用の刑務所”ヴォルト (*1) ”に収監されて以後は警察関係にはその素性は認知されている。ちなみに一人称は「俺たち」等。共生体なので。
Story
:
若い頃の彼の細かな経歴は不明。大学でジャーナリズムを専攻し卒業後はAP通信社に所属する記者だった。この時期に結婚→離婚を経験しているらしい。その後彼がデイリー・グローブで人気記者として活動して当時世間を騒がせていた連続殺人犯
”シン・イーター” を追っていた際に悲劇は起こった。
彼は首尾よく犯人を突き止め本名を伏せたままその告白記を独占でスクープし、絶大な反響を得た。グローブの部数は激増したが警察その他の機関はこれ以上の被害を防ぐ為に犯人の正体を公表するよう彼に迫った。彼は弁護士と相談の上社会正義の観点から犯人
の名を公表し、一大センセーションを巻き起こした。しかしその一時間半後にスパイダーマンが”本物 のシン・イーターを捕らえた。本物のシン・イーターはスパイディの捕らえた現職警官でエドは別人の妄想を真に受けていたのであった。
グローブ誌は世間の笑い者になり彼は失業した。信用もコネクションも失った彼は生活の為に俗悪な新聞に宇宙人や芸能ゴシップ等の腐った記事を書き綴った。「スパイダーマンが余計なことをしなければ」「俺の記事を読んで真犯人が連続殺人を止めていればそれで済んだのに!」。荒んだ心を慰めるため運動してストレス解消しようとボディ・ビルの器具を買い込んだ彼は筋トレに励んだが無駄だった。大新聞の一面を飾るスパイダーマンの写真を見るたび彼の憎悪は募るばかりであった。忍耐力の限界に達した彼は自殺も念慮したが彼はカトリックだったので自殺することもできず (*2) 赦しを求めて祈り続け、教会をさまよううちに彼に奇跡が起きた。
祈りを捧げていた彼に”闇”が迫り「彼ら」は一つになったのだ。
この闇の正体は実はスパイダーマンのかつてのコスチュームであった。数年前
(原作では1984年) 超生命体ビヨンダーによって引き起こされた”シークレット・ウォーズ”の最中にスパイディは赤と青のレギュラーコスチュームを失くしてしまった。彼は異星で新しいコスチューム
(ブラックコスチューム) を新調したが(*3)そのコスチュームは「生きた」エイリアンコスチュームだった。コスチュームはそれ自体がスパイダーマン固有の能力を模倣することができ、しかも高度な知能をも備えていた。ピーターはコスチュームの正体に気づき処置に悩んだ末にコスチュームと戦い、ミスター・ファンタスティック (*4) 等の援助を受けこれを退けた (*5)。しかしコスチュームは生き延びており、同様にピーターを憎むエド・ブロックと融合したのである。
「彼ら」はもう一人のスパイダーマンベノム (*6) となった。自分を貶め、自分を見捨てたスパイダーマンを強く憎むベノムは早速彼に対する復讐戦を開始した。エイリアンコスチュームはピーターの記憶も吸収していたためベノムはスパイディの正体を知っていた。彼はスパイダーマンへの挑戦を続けた。スパイディの倍以上のパワーと高い知能を有するベノムはスパイダーマンの知略に何度も敗北を喫したがその度に脱獄し、彼への挑戦を続けた。しかしその戦いはあくまで「彼ら」の復讐の為でありスパイダーマン以外の人間には
(少なくとも積極的には) 危害を加えることはなく、また自分の力を個人的な利益のために用いることもなく、常に
(あくまでも彼なりに) フェアな戦いを望んでいた
。そして、スパイダーマンが叔父の死から自分の力の意味を学んだように、幾多の戦いの中でベノムもまた自分の力とその価値を学んでいった。復讐の無益さを悟った彼は現在はスパイダーマンへの復讐心を捨てサンフランシスコの地下にあるという秘密の街の守護者として暮らしている
(どうも地下が好きらしい)。 またその後離婚した妻で弁護士のアン・ウェイングにエイリアンコスチュームが取り付くという事件が起きたが寄生生命体によって互いの気持ちを確かめ合った二人は現在は和解し今では協力し合う関係になっている。
リランチ後は悪役に復帰し、ヴィランの互助会たるシニスター・シックスに参加したりしているらしいが..
身長190.5cm。体重118kg。
交友関係:
とりあえずスパイディ。またカーネイジ事件ではスパイディの元恋人ブラックキャットや吸血鬼モービウスと共に戦っている。前妻”ブライド・オブ・ベノム”とはいい関係らしい。
能力:


作品紹介:

*2002年6月に新造しました。
数年前池袋のPostHpbbyでフルポーザブル・スパイダーマンを手にしたのをきっかけにフィギュア集めを開始し (思えばあの頃は何一つ「いじらない」”堅気の”只のコレクターだった..) ときたま大好きなベノムを見つけてもいずれもプレミア付きの高いモデルで手が出せずやむなく安い目のステルスベノム (*9) 購入でお茶を濁していた私でありましたがある日ふと目にしたハイドロマン!その凄まじい胴体の筋肉描写を目にした私は「…これをベノムにしたらんかい!」と思いたったのでした。かくして私のフル可動カスタムフィギュア人生 (っていうほどキャリアはない。3年くらい前?) はこの時地味に開始されたのでした。その後100体目完成の節目を記念したサイトの改造を機に開く新コンテンツのために新規に制作を決定しました。もとよりかなりのベノム好きなもんで、やっぱり最新かつ最高水準の技術のベノムを手にしておきたかったというのも事実です。
以上の事情から今回はかなり贅沢目に多くの素体を活用しています。いずれも
・米国産で
・製作開始時には五体満足であること
が要求されていました。
頭部。個人的に大好きで発売当時にモンスター・ジャパンのお高い値(3200円だったってことまで記憶している..)で購入したブラック・シー・ベノムの頭部を切りとっておきます。贅沢だなぁ。首基部は3.5インチJOEの首ボールジョイント。この頭部前半分をぶったぎってそこにBSベノムの頭部を接続します。これで顎可動。胸部はスポーン1のものです。胸部下で切断して5インチフィギュアの肘関節を埋め込み前方スィング関節とします。腰の回転関節はマグマ・シルバーサーファーの腰回転部。すぐ下はまたスポーンの腰部です。腕にいきます。肩関節はマグマ・サーファーのもの。肘関節はJOEのマルチ。手首はJOEの肩マルチ。手ですが右は映画版スポーンのもの。左はスポーン1のもの。どっちもベノムっぽいいい形!
股関節はマンガ・フリークのマルチ。小さく組みあげてスポーン1の腰部に埋め込みます。関節のすぐ下にスポーン1の肩回転関節を接続してスポーンの腿から下を足していきます。膝はベノムだけに深い動きをさせたくて奮発してスパイダーマン・クラシックスの二重関節を入れています。足首はいつものようにJOEの膝関節。あとは基となったスポーン1の造形(右腿のサポーター、左脛のスパイク)を削り取り、肉付けを施してさらにベノムっぽい筋肉を造形して完成。
塗装。ベノム・ザ・マッドネスを参考に基本色はセミグロスブラックであとでメタルブラックで粗く塗っていきます。全身にそれらしい質感が出てきます。コスチュームの白部分はスーパーホワイト。口はメタリックレッド。歯はまずタンで下塗りをしてスーパーホワイトで牙を塗ります。胴体のクモ模様は0.05mmのマジックでラインを入れて。舌は蛍光レッド。
実物もいいけど画像も実に、いい!初登場時のマクファーレン描くところのベノムっぽさがかなり、出てると思うんですが、どうでしょ?
画像は英語ページにもあります。

*1:この名称のシリーズでトイビズからマーヴルの”ど悪役”フィギュアが発売された。出来はいいのだがウルトロンはともかくとしてラインナップはマイナーキャラが多かった。
*2:結構有名な話ですね。
*3:そもそもがこの新スーツはピーターが直前に見た2代目スパイダー・ウーマンのコスチュームのイメージを参考にして作られたものらしい。確かに似てる。
*4:マーヴル最初期のヒーローチームファンタスティック・フォーのリーダー リード・リチャーズ。宇宙線の影響で手足が自在に伸び縮みする。天才発明家でもある。
*5:その後ピーターは当時の恋人ブラックキャットお手製のブラックコスチュームを身に付け活躍したが、ベノム初登場の際に新妻メリー・ジェーンがその姿に激しい恐怖を覚えたためそれ以後は再びレギュラーコスチュームを身に付けている。
*6:”毒薬”の意味。
| TOP | Foreign |