セイバートゥース

セイバートゥース1登場作品:
「X-MEN」「WOLVERINE」及びその他関連タイトル


名称:
ビクター・クリード。暗殺者としての通り名がセイバートゥース。古代の獣、セイバートゥース・タイガー (剣歯虎) にちなんだものであろう。AOAではローガン (ウェポンX) に「ビック」と呼ばれていた。

Story

推定年齢はウルヴァリンと同じ (80-100位?) 程度であろう。
本来彼はおとなしく優しい子どもであった (少年期の年代は不明) が彼の両親が生まれつき獣のような外見と能力を持つ彼を疎んじて地下牢に閉じ込め、人間性を排除された環境で彼は幼少期を過ごすこととなった。その過酷な仕打ちによって現在のような凶暴な性向が確立したものと推定されている。
ウルヴァリン同様に30年ほど前にローガンマーベリックとともにチームXとして諜報活動を行っていたのが最初の明確な記憶のようである。しかし二人にはそれ以前に共通した記憶として100年ほど前にカナダで「親子として」暮らしていたという過去があったという話もあった (*1)。その記憶においては父親であるクリードは息子であるローガンの恋人を殺したという (この事件は実際にはなかったということに現在ではなっている。ただし、数年前に彼は本当にその女性 : シルバーフォックスを殺している) 。この事件が両者の対立の原体験となっているのであろうか? チームXを抜けた後にこれまたウルヴァリン同様にカナダ/CIA共同の超人兵士計画ウェポンXに徴用されそこで彼は強化処置を施された(措置の内容は不明。少なくともウルヴァリンのような目に見える変化はない。ウルヴァリン同様精神面にはかなり手を加えられたらしいが) 。その後の彼の足取りは定かではないが次にローガンの目の前に現れた際には既にスパイダーマンデアデビルと戦って、ヴィランとしてのキャリアを重ねていた。またこの空白の時期 或いは諜報員時代に、彼はミスティーク (*2) との間に息子 クレイドン・クリードをもうけている。またおそらくは、X-MENナイトクローラーの実の父親も彼であろう (*3)
ウルヴァリンと彼は、X-MEN史上最悪の虐殺事件「ミュータント・マサカー」 にX-MEN/マローダーズの一員として参加し再会。二人は激しく争ったがそこでは決着はつかなかった。その後も二人は幾度となく命を懸けた戦いを繰り広げたがマグニートーにアダマンチウムを抜き取られたウルヴァリンが一時戦線を離脱したように、セイバートゥースも大きな試練を迎えることになった。
セイバートゥースは自分の殺人衝動やこれまで犯してきた罪の意識に苛まれ続けていたが、相棒のテレパス、バーディー (♀) にその罪悪感を取り除いて貰うことで精神のバランスを保っていた。しかしそのバーディーが人間として生まれ、ミュータントの父親を激しく憎むクレイドン (*4) によって殺害されてしまった。彼女に換わるテレパスを探したものの見つけることのできなかったクリードは自暴自棄になってプロフェッサーXに心理治療の助けを求めた。 X−マンションに幽閉された彼は一度は脱走して 「ファランクス・キャビナント」事件に参加しバンシーを助けて新世代のミュータント達を救い、再びX−マンションに戻った所で同じく自分探しの旅から帰還したウルヴァリンと再会し、ここで再度激突した。この戦いではセイバートゥースの脳を串刺しにして、ウルヴァリンが勝利を収めたのであった。 重傷を負った (死なないのがすごい) 彼はX-FORCEブーン・ブーン (*5) の献身的な看護で復活したが復活した直後、狂乱した彼はサイロック等に瀕死の重傷を負わせX−マンションを逃亡した。その後は X-FACTORフォージに ”首輪” (どうも反抗すると酷い目に遭うらしい) を付けられ嫌々ながら夫婦ともども (尤もミスティークはフォージと付き合うらしいが) X-FACTORの一員として活動していた。またこの時期にはカナダの超人チームから移籍してきた野獣のような青年カイル・ギブニー (ワイルド・チャイルド) とチームを組んだりしている。しかし首輪の痛みにも順応した彼は メンバーを半殺しにして逃走 (ついでにミスティークも逃走)。 その後はどうやってか? 骨にアダマンチウムを埋め込みその強さに磨きをかけて再登場した。ウルヴァリンの結婚式にも乱入し大騒ぎになったらしい。 折角アダマンチウムを入れてパワーアップしたのも束の間、彼はアポカリプスに洗脳されたウルヴァリンとアポカリプスの4騎士”デス”の座を賭けて争い、またも宿敵に敗れてしまった。その結果アダマンチウムは剥ぎ取られ、ウルヴァリンに移植された。

身長2m以上。体重150kg程度?

交友関係:
バーディ (合掌) 。ミスティーク (一応元奥さんだし)。

能力:
ヒーリングファクターによるウルヴァリン同様の不死身性とずば抜けた体力を有する。メタ人間レベルの、しかもウルヴァリンを遥かに超える腕力と鋭い爪と牙、肘の凶器等を自在に操るその総合格闘能力は極めて高い。

備考:

セイバートゥース2

好きです。腕力馬鹿のジャガーノートと異なり登場当初からウルヴァリンに対する深い愛憎 (「X-MEN.2」で ”坊主” があっさり倒れたことに呆然とし、戸惑いと哀しみの表情すら浮かべる彼..サイロックに操られ共に戦う羽目になったセイバートゥースにマーベリックが「これからもずっとこうありたいよな..」 と声をかける..彼らチームXの過去は何か物悲しい) を抱え、その暴力的な性向も複雑な事情に基づくものであるので。
実は結構ヒーロー性の高いキャラだよな、むしろストレートなヒーローとしてはウルヴィーよりも上だよなと「ファランクス・キャビナント」なんぞ見ながら思っていたらAOAではその可能性を最大限に発揮し非常に魅力的な「裏の顔」を見せてくれました。
しかし。AOAでだって二人とも30年前にウェポンXに参加してるはずなのだがそれを経てもなおウェポンX (ローガン) と彼が一時的にとはいえX-MENで仲良くしていたのは、何故なのだろうか (彼らが協力してブリンクを救うシーンが好き。むしろリアリストで非情なローガンと優しいクリード。結局はクリードを助けるローガン..) ? 結局のところあの二人が「決定的に」決裂した事情は、正史におけるここ数年の中にあるということなのだろうか?
…あの二人がただ仲良くしちゃうのもそれはそれで興ざめではありますが、これからもいろいろあって、その中で二人が、或いはマーベリックを含めての3人が共に戦うことがあればいいなとは思うのです。


作品紹介:

セイバートゥース3
セイバートゥース

可動箇所:通常のフル可動(14)+顎(1)=(15)

前に一度ニンジャ・ウルヴァリンを素体にジェネレーション・ネクストバージョンのクリードを作ったのですがとても完成度が低かったのでバラして (素体はその後ソーになった) 、新たにストリートファイターシリーズセイバートゥースを購入して作成しました。コスチュームはやっぱりレギュラーコスチュームがあのフサフサがゴージャスで(笑) いいです。AOAのも嫌いではありませんがこちらのほうがセイバートゥースらしいよね。
腿を押し付けると顎が開閉するという私には邪魔でしかないギミックがあったのでまず中身をくり抜いてギミックを外しました。肩 (X-MENオリジナルサイクロプス) 関節を入れて肘上部の回転関節を入れて、肘から下は素体の腕を接続しました。肘の突起はランナーを付けてナイフで削って。下半身の可動素体はハロウィン・ジャック。かなり細いのですがアニメ版の異常にでかい上半身のイメージをあるので敢えてこれを使いました。腰部はかなり肉付けを施して上半身とのバランスをとっています。同様に腿、脹脛にもランナーを大量に用いてかなりの肉付けをしました。足首関節を入れて完成。とにかく肉付けに時間がかかった記憶がありますね。
 塗装です。眼と牙はスーパーホワイト、口中はモンザレッド、肌はフレッシュ、髪はシルバー地にクリアイエロー。コスチュームの茶色部分は艦底色、他はイエローの下地にクリアイエロー。フサフサはシルバー。あとは手袋を嵌めたままでは鋭い爪が生かせないだろと前々から思っていたので指はフレッシュで、爪はホワイトで、「手袋が爪で破けた」という感じにしました。
連動ギミックは外しましたが顎は開閉するので撮影時には開けたりしています。
2000年5月に大規模な改修をしました。肩の位置を上げて、肘上部の関節も細かな位置を修正し、足を延長、足首関節を軟質素材の頑丈でポーズが決まりやすいものに変更しました。


セイバートゥース4

*1:アメコミ特有の「その場では大いに本気だったのだがそれだといろいろと都合の悪いことがでてきたので、嘘だったことにしよう」話の一つであろう。
例:フェニックス死亡→その後フェニックスとジーンは別人だったということになった件、スポーンを殺したのはチャペルじゃなくてジェシカ・ブリーストになったという件、その他長い歴史をもつアメコミでは多々有る。
ウルヴァリンにはこのテの話が特に多いらしくそのため「彼の記憶は混乱している」という、もはや何やっても大丈夫!設定が1990年代に入って加えられた。ウルヴァリンが1974年の登場当初ハイ・エボリューショナリー(超古代より度々地球に現れ人類を人工進化させた張本人とされる異星の超知性体) に直接人工進化されたグズリ(イタチ科の獣。その直訳がウルヴァリン) だった、とゆうのが今となっては最高にお馬鹿な。
ま、共にヒーリングファクターを持つ/共にカナダ生まれということから読者の多くも一度ならず二人の血縁を疑っただろうしね。

*2:変身能力を持つ。比較的古い世代のミュータントだが常に異常に若くセクシー。分子構造をいじれるのだろうからアポカリプス同様にエクスターナルズの一種なのでは? と疑いたくなる。X-MENのナイトクローラーの (おそらく) 実の母、ローグの育ての母で、テロリスト→政府直轄のチーム(フリーダムフォース)→X-FACTORとほんとにいろいろやっている。フォージといい感じになったことも。

*3:A.O.Aのミスティークやナイトクローラー (X-CALIBER) の台詞を見ると。しかし本当にそうだとするとナイトクローラーとウルヴァリンが特に仲良しであるという事実は実に興味深い。

*4:その後彼は反ミュータント主義を掲げ大統領選挙にもうって出た (アニメでもいろいろ五月蝿い奴だったね) が、その演説会で (おそらくは) 国際機動軍:ゼロ・トレランスバスチオン或いはその配下によって一般民衆の反ミュータント感情を煽るための生け贄として殺害された。その場にはセイバートゥースとミスティークも駆けつけていた。

*5:時限サイコボムを操る。いろいろあって今はキャノンボールの恋人らしい。彼女はこの事件で自分の責任を感じ、メルトダウンと改名した。


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