登場作品:
「X-MEN」及びその他関連タイトル
名称:
エリザベス・ブラドック。通称はエリザベスを略してベッツ、ベッツィ等。
Story:
彼女はイギリスのマルデンで大富豪ブラドック家に双子の兄ブライアンとともに生まれた。しかし父親ジェームズは異次元人であり、母親ともどもこの世界に留まることは少なく彼女は召し使いに囲まれ寂しい少女時代を送ったようである。元来活発で冒険好きな彼女は対照的に秀才で勉学に勤しむ兄とは概してソリが合わなかったようである。
父親の遺伝子を次いだことで強力なサイオニック
(*1) として開眼した彼女は兄キャプテン・ブリテン同様のスーパーヒロインを志し、おりしも引退を希望していた兄の後を継いで新たなキャプテンとなった。
しかしその最初の闘いで兄の宿敵スレイマスター (*2) に両目を潰され、彼女は全ての夢を失ってしまった。しかし異次元世界モジョー・ワールド
(*3) の支配者モジョーによって潰された両目に機械製の義眼を仕込まれた彼女は、モジョーの手引きによって (*4) やや遅れて第二期X-MENに加わるように仕向けられたのであった。この頃、新人ミュータントチームニューミュータンツのメンバーで当時はローティーンであった筈の少年サイファー (*5) に一方的に惚れられ、彼女もそれに付き合っていたようである。
X-MENとともにダラスでの魔神との戦い死と復活を潜り抜けた彼女は、X-MENとともにオーストラリアに新拠点を構えたがそこでサイボーグ軍団リーバーズとの猛攻に晒された。彼女は他のメンバーとともに次元の門”シージ・ペリラス”を通って危機を回避した。しかしそれは彼女にとっても大いなる試練の幕開けであった。次元の門を潜りぬけた彼女は日本の関西に出現した。時空移動の影響で狂乱した彼女のサイオニック能力は暴走し、運悪くそこに居合わせたヤクザの愛人で暗殺者でもある女ニンジャ、カンノン (観音) の肉体と自身の精神を強引に融合させてしまった。そこに居合わせた自称日本人ビジネスマンにしてニンジャ軍団ザ・ハンドの首領マツオ・ツラヤバはモジョー配下のミュータントスパイラル (*6) の協力を得て二人の精神を分離・安定させたのであった。マツオはサイロックの精神を宿したカンノンを拉致しアジアにある自らのアジトで改めてニンジャの技術を仕込んだのであった。マツオは香港の大物ヴィランでアイアンマンの宿敵マンダリンに取り入って彼に洗脳を終えたサイロックを供与した。マンダリンはサイロックに自らの所有する魔力を秘めた10個のパワー・リングを貸し与え、彼女はそれらの力と新たに体得したサイブレイドの威力をもってレディ・マンダリンとして香港暗黒街に君臨した。 しかし別れ分かれになったX-MENを求めて放浪し、香港に現れたウルヴァリンは一目で彼女がサイロックであることを見抜き壮絶な戦いの果てに彼女を救出し、戦いの中で彼女自身の洗脳も解かれたのであった
(*7)。

その後ジェノーシャでの動乱を機に彼女はウルヴァリンと共にX-MENに復帰し他のメンバーもウルヴァリンが認めていることからどことなく疑わしさを感じながらも姿の変わった彼女をチームメイトとして認めるようになっていった
。 プロフェッサーXの復帰にともない新生X-MENが構成された際彼女はブルー
チームに所属し、ウルヴァリンと並び挌闘系最強メンバーとして活躍した。しかしこの時期彼女は奔放なカンノンの影響をうけてか?
度々サイクロプスを誘惑し指揮官を悩ませた。姿が変わってしまった彼女はイギリスでヒーローとして活躍する兄に会うことを長らく拒みつづけていたが、勇気を振り絞って帰国を図った矢先にストライフによるプロフェッサー狙撃事件が勃発し結局アメリカに残って戦いここで兄との再会は果たせなかった。
この頃、自らの精神に潜む自分とは異なる意志に悩まされたサイロックはブルーチームとともに日本に渡り、そこでかつての自分の肉体をもったルバンシェと名乗る女性と出会った。かつてのサイロックの肉体を持ちサイロックとしての記憶すら備えているルバンシェに恐怖したサイロックはX-MEN入りしたルバンシェと激しく争った。彼女等はウルヴァリン等に諭されて遂にはプロフェッサーの精神走査を受け入れた。
その結果二人の精神は二人の肉体それぞれに完全に混ざり合って存在しており「どちらも本物」であることが明らかになった。事実を受け入れた二人の間に友情が芽生えたのも束の間、実はレガシーウィルス
(*8) に感染していたルバンシェは発病とともにチームを離れたのであった。その後サイロックの元にマツオが現れた。彼は二人の精神融合の際の真実を告げ、同時にカンノンに託されたカンノン
(現サイロック) の肉体からカンノンの記憶だけを削ぎ落とすテレパシープログラムを手渡した。自分の中の記憶からカンノンの部分を落とし、ようやく本当の自分を取り戻し始めた彼女であったが、ルバンシェの死によって
本来の自分の肉体 を永遠に無くしてしまったのであった。
この頃彼女は、自分と同じようにアポカリプスによって肉体と精神を弄ばれたX-MANアークエンジェルと交際するようになった。しかしようやく幸せを見つけたのも束の間、彼女はX-MENに身を寄せていたセイバートゥースの暴走に立ち会い、その攻撃を食らって瀕死の重傷を負ってしまった。マーヴル随一の魔術師ドクター・ストレンジと謎の導師ゴマーの助けを得て魔道の力”クリムゾン・ドーン”の力を注がれ命永らえた彼女であったが、この力には恐るべき副作用があった。サイロックの人格は徐々に薄れていき、しかも彼女は魔石クリムゾン・ドーンの支配者クラヤミの妃となるべく魔界へ連れ去られてしまったのである。彼女の後を追ったアークエンジェルはゴマーの助けを得てクラヤミと対決し、慣れない魔界で苦闘しながらついにクラヤミを倒しサイロックを取り戻したのであった。この事件の中、彼女は影を使ったテレポーテーション技術をを身につけている。
クリムゾン・ドーンの一件でアークエンジェルとともにX-MENを一時脱退した彼女であったがオンスロート事件・ゼロ・トレランス事件には一部参加している。その後彼女は復活したX-MENの宿敵、精神寄生体シャドウキングと闘って彼をテレパシーで封印し、その後のシャドウキングの復活を阻止するために自らのテレパシー能力を封印した。
しかし敵に拉致されて洗脳を受け、アポカリプスの4騎士のひとり”デス”と化した親友ウルヴァリンを救うため彼女はシャドウキング復活の危険を冒してまでも自身のテレパシー能力を解放するのであった。
かつてのサイロックは金髪碧眼の絶世の美女で、現在はアジア系の肌と美貌に紺色の長い髪をたなびかせる、これも絶世の美女である。年齢は30歳強で、サイクロプスらよりやや上。X-MENメンバーの中ではかなり年長である。
身長180cm、体重70kg。
交友関係:
アークエンジェルとは恋人同士。ウルヴァリンとは戦士同士の強い絆で結ばれている。その他X-MENメンバーとはそれなりに距離を置いた付き合いを心がけているようであるが同じサイオニックであるジーンとプロフェッサーXには心を開いている。その他重要関係者としては。
・ルバンシェ:
かつてのサイロックの肉体にカンノンの記憶と技も埋め込まれた女戦士。実際には彼女の側にやや強くカンノンの記憶と人格が宿っていたようでレガシーウィルス発症の副作用でカンノンの記憶をほぼ完全に取り戻した。能力的にはサイロック同様ニンジャの体術とサイオニック・エネルギーの刃、いわば”サイサーベル”を操り、当時のサイロックとほぼ互角の戦闘能力を備えていた。女忍者であったカンノンはかつて師匠のマツオと恋愛関係にあったらしく、マツオはカンノンの肉体?
を完全に手に入れるためにその身体に主としてサイロックの精神が宿るよう手を加えたらしい。冷酷極まりない筈のニンジャ、マツオは依然カンノンを愛しておりレガシーウィルスに侵された彼女
(ルバンシェ) の最期の願いを聞き届けて”カンノンの肉体
(サイロックの側) に残されたカンノン自身の記憶を消去する”という愛するひとを殺すに等しい約束を果たしたのであった。 生来の金髪をかつてのサイロックのように紫色に染めている。
・キャプテン・ブリテン:
サイロックの双子の兄。学生時代にモトクロスの事故で瀕死の重傷を負った際予言者マーリンと女神ローマが現れ、彼はブリテンの守護者として生きる道を選んだ。超人レベルの怪力と強靭な肉体・飛行能力を武器に活躍した彼であったが、もとよりヒーロー向きでない優しく繊細な気質のため程なく引退を意識した。しかし後を受けた妹がスレイマスターに破れその復讐のためキャプテン・ブリテンに復帰した。
その後ダラスでのX-MEN崩壊の知らせを受け、イギリスの地にナイトクローラーを中心に結成された新チーム エクスカリバーに中心メンバーとして参加。時間流に流され未来世界に飛ばされたり、紆余曲折の末その能力を失ったが最後は無事恋人のメガンと結ばれた。
能力:
プロフェッサーX、ケーブル/ネイト、そしてジーン・グレイに次ぐ地上有数の強力なサイオニック能力者である。
作品紹介:

サイロック
可動箇所:通常のフル可動 (14)
久しぶりに都内で買い物行脚してて偶然見つけたニンジャ・サイロック。1500円だったので喜んで買いました。で、しばらくアメコミものを造ってなかったので一気に製作しました。というわけで素体はX-MEN ニンジャフォースのニンジャ・サイロックです。まず髪ですがこの素体、かなりボリュームアップされた髪型をしてるのですが私の好みでだいぶ削ってワンレンだけどまーシンプルな髪型にまとめました。これでも首は若干可動します。ボディを切断して腰に回転関節を入れ肩にマルチ関節、肘にも回転/スイングのマルチ関節
(CORPSの) を。その後素体の腕を付けて上半身完成。股間にはマンガ・フリークのマルチ関節 (小) を入れあとは素体の肢を繋げて終了。簡単ですね。ここしばらくベルセルクでストレスの溜まるフルスクラッチばっかしてたのでいいリハビリでした。細かな造形や彼女のプロポーションの維持、ヤスリがけ等の仕上げにはかなり気を配りました。
塗装です。白目と歯はスーパーホワイト。唇はクランベリーレッドパール、瞳はパープルと黒で点描して仕上げました。眉は黒マジック0.05mmで。左眼あたりのクリムゾン紋様は蛍光レッド。肌ですが、フレッシュにイエローと蛍光オレンジを若干量混ぜて、独自のアジアンフレッシュを作製しました。服はやっぱり素体の黒よりもX-MEN系ではお馴染みのフタロシアンブルー。帯はメタリックレッド。髪は少し藍色がかった感じが欲しくて基本色のブルーで。
画像もまーまーですが、実物はかなりいい!女性フィギュア第一作のジーンより遥かに技術的に進歩しました。イメージ通りのサイロックができて満足です。
予想通りというか、海外でも偉い人気です、こいつ。

*1:精神の世界”アストラル界”にアクセスすることで主として人間の精神に働きかける能力を指す。X-MEN及びXチームはプロフェッサーXやジーン・グレイ、ネイト、ケーブル等多くの強力なサイオニック能力者を抱えているが世界にはこの他にも多くのサイオニック開眼者がいるようである。
*2:日本語版X-MEN.4にサイロックの回想として登場。緑のコスチュームとメットが信じがたいほどダサい。それにも増して口髭が最悪。
*3:モジョーら”脊椎を持たない”異形の怪物に支配された世界。この世界では支配者が獲得したTV視聴率がその全ての権威を支えている。支配者は民衆にウケるTV番組を制作しそれを提供しつづけなくてはならない。長らくこの世界を支配しつづけてきたモジョーは”異次元”世界のとある惑星とそこで戦うミュータントチーム、X-MENに目をつけ、彼らの活躍を撮って視聴率を上げようと目論んでいた。
*4:義眼はモジョーがX-MENをスパイし、同時にその活躍を記録するためのものであった。
*5:本名ダグラス・ラムゼイ。”サイファー”は暗号の意。あらゆる言語を翻訳しまた周囲の人にもそれを理解させる翻訳フィールドを形成する独特の能力を持つ。戦闘能力が低いためニューミュータンツでは影が薄かったが宇宙から来た機械生命体ウォーロックの参入により翻訳係の彼の立場も向上した。しかしニューミュータンツと反ミュータント組織ザ・ライトとの戦いに巻き込まれ死亡してしまった。後に彼を追って死亡したウォーロックの機械組織と彼の遺灰が融合して両者の特徴を備えた新生命体”ダグロック”が誕生したが(当然だが) サイファーとは全く異なる存在であった。
*6:6本腕の女性でモジョーワールドからの使者。ミュータント能力かどうかはともかく次元間をテレポートする能力等を持つ。
*7:一時ザ・ハンドに囚われたウルヴァリンはサイロックの手によって洗脳措置を受けた。サイロックはその際ウルヴァリンの狂的な本性に触れ狂乱してしまい、ウルヴァリンはその隙をついて脱出に成功したのであった。この一件以来、ウルヴァリンとサイロックの精神には強いリンク
(結びつき) が成立し一方の危機にはもう一方が敏感に反応する等の副作用が認められるようになった。またサイロックの洗脳は解かれたかに見えたが、実は後催眠効果は持続しており後にザ・ハンドのマツオと出会った際、彼女の精神は彼にあっさりと掌握されてしまった。
*8:ミュータントのみに感染し (最近は人間にも飛び火しているらしい)
発病すると致命的な症状をもたらすウィルス。ケーブルのいた未来世界からストライフによってもたらされたらしいがその治療方法は未だ確立しておらず、人々がミュータントを忌避する一因ともなっている。
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