スパイダーマン

スパイダーマン1登場作品:
「SPIDER-MAN」及びその他関連タイトル


名称:
ピーター・パーカー。俗称は”スパイディ””ウェブ・スピナー””ウェブ・スリンガー”等。「貴方の親愛なる隣人」てのもあるな。 正体はほぼ秘匿 (その実メイ叔母さんやメリー・ジェーンには以前からバレバレ)。「公平な正義の実行のためには正体は隠す必要がある」。正論だけど、ベノム編では「僕の正体がバレたら、破壊したものとかの請求や訴訟がたくさん来るだろうな」と冷静に秘匿の理由を考察している。

Story

ピーターはリチャードとメリーのパーカー夫妻の子として産まれた。両親は彼が幼いときに事故死したらしく (*2) その後は叔父夫婦の家に引き取られた。彼は高校生の時に科学展を見物に行きそこで放射能を帯びたクモに噛まれクモの能力を見に付けた。彼は (知能は非常に高い) 自力でウェブ・シューターを開発。自作のコスチュームを身に付け芸能界デビューを図った。首尾よく名声と金を得た彼はある日TV局で見かけた泥棒を見過ごしてしまった。帰宅したピーターはその泥棒が (ほんとに偶然に) パーカー家に押し入り、大好きな叔父を殺したことを知った。その能力で強盗を捕らえた彼は自分の「しなかったこと」を深く後悔し「大きな力には大きな責任が伴う」として世のため人のために戦う決意をした。だが彼の前には多くの犯罪者と、何より彼を決してヒーローと認めない (どうも”芸能界”がいけなかった) 新聞社の社長、J.ジョナ.ジェイムソンがいた…。
高校生の時期からスパイダーマンとして数多くのヒーローと交際をはじめ、また同時に多くの敵と戦う羽目になった彼だったが将来の伴侶メリー・ジェーンはこの頃にピーターがスパイダーマンであることを目撃してたりもする(*3) 。
ヒーローと学生生活の両立に悩みながらも大学で美人の恋人グエン・ステーシー (*4) や数多くの友人たち と幸せな日々を送った彼はこの時期メリー・ジェーンと出会い、グエンにはない奔放な魅力にあふれた彼女に強い印象を受けている (メリー・ジェーンもピーターに惹かれていたが、グエンの存在もあってピーターの親友ハリーと交際することになった) 。しかし悲劇が彼らを襲った。マスコミによるスパイダーマン批判のさなかも彼をヒーローと信じていたグエンの父親 (警官) はスパイダーマンと強敵Dr.オクトパスの戦いに巻き込まれ死亡。続けてスパイダーマンの正体を知った彼の最大の強敵グリーン・ゴブリン (*5) によって誘拐されたグエンは駆けつけたスパイダーマンの奮闘むなしく墜落死してしまったのである。激怒したピーターはゴブリンと闘ったがピーターを殺害しようとしたゴブリンは、自らが放った飛行装置を自分に激突させてしまい死亡したのであった。
悲しみを乗り越え戦い続けたピーターはその後、二度目のプロポーズでメリー・ジェーンとの結婚を果たした。 が、結婚後も周囲を取り巻く状況のさらなる激化に直面する羽目になった。ベノムカーネイジ等自分同様の能力を持つ狂人に狙われたり「お前はオリジナルではなく実はピーターのクローンだ」と衝撃の事実?(*6) を告げられたりアイデンティティがクライシスに直面したりといろいろな出来事が彼に振りかかってきたのである。さらに最近メリー・ジェーンは妊娠したが、グリーン・ゴブリンによって流産させられてしまう (*7) という事件も起きた。 現在彼は20代後半で、エンパイア・ステート大学の大学院博士課程 (生化学専攻) を修了して企業で研究者として働いている

178cm、75kg。髪は茶色。

交友関係:
ヒューマントーチ、アイスマン、デアデビル、ブラックキャット (*8)、場合によってはベノムとかも? アベンジャーズの予備メンバーなのでその辺も。
基本的にいい奴なので一般人はもとよりヒーロー友達も多い。

能力:

スパイダーマン2  
超人的な反射神経と平衡感覚、”スパイダーセンス”という危機を事前に察知するクモ特有の予知能力に加え、物体の分子結合を強めて指一本あたり2t もの重さを支える能力を持つ (これによりどこにでも張り付くことができる) 。また10tの重量物を持ち上げる強靭な筋力と骨格の持ち主で、スピードも尋常でなく地上を時速180kmの高速で走ることもできる。
独自に開発したクモ糸射出装置ウェッブシューターと超小型カメラ (撮影用)、追跡装置のスパイダートレーサー (*9)、明かり兼威嚇用のスパイダーシグナル等、かなりの装備持ちである。ウェッブシューターから射出されるクモ糸は空気に触れることで急激に凝固し空中移動用のロープ (ウェブ・スリング) や敵の捕獲に利用できるのみならず固めてシールド、バリアー、パラシュート、スキー、筏と何にでも使える便利グッズ。

備考:
スパイダーマン3
ウルヴァリンと並ぶマーヴル最大の人気キャラ。人気があって、そのオリジン(誕生話)が広く世間に認知されているからこそオンスロートの死に立ち会ってレイオフ (但し一時的) を食らわずに済んだわけですよね。

アメリカ人受けしそうな派手かつ悪趣味 (笑) なデザインとそのいやらしいポーズに目を奪われがちですが、 コミックスではX-MENをはじめとする「戦ってばっか」連中に比べ普通のヒトの日常生活描写が詳細に描かれており、どちらかといえばくだらないエピソードほど面白いみたいです。そういう側面があるからこそ、敵も、彼自身も恐竜的に強くなりすぎず、また敵との間にほのぼのした友情関係ができたりするんだよなと思います (Dr.オクトパスがメイ叔母さんに結婚を申し込んだっつーのには裏があったんだよね)。個人的には「マーヴルX」.13に収録されているハムバックとの戦いとか、くだらなくて好き。デッドプールと並び戦闘中にかなりよく喋くるヒーローでもありますね。戦いならぼやくヒーローってのは多分彼が元祖的な扱いなんでしょう。またピーターが身体の弱いメイ叔母さんに対して示す気の遣いようは、見ててなんか嬉しいです。
90年代に入ってからはかなり深刻な戦い続きの話が多くなったような気がして、それは残念なことだなぁと思います。「クローン・サーガ」に関しては特に言うことはないですけど死んだキャラをほんとになんでもかんでも再生させるのはどうでしょうかね? えー!、メイ叔母さんまでぇ?とかは思います。それなりの位置を占めていた良いキャラクターを惜しむのは分かりますけど (それ以上に手抜きって見えちゃう) やっぱりそこは新しいキャラクターやストーリー展開で「読ませる」ことに力を注いで欲しいなぁ、ライターの方には。
どうでもいいけど「メイ叔母さんが”宇宙魔神ギャラクタス”にケーキを食わせまくる」エピソードって…読みたいなぁ。


作品解説

スパイダーマン4 スパイダーマン5

スパイダーマン

可動箇所:究極可動(36)
頭部:ボールジョイント(1)
腹部:二重スィング関節(2)
腰部:回転(1)
肩基部:前方スィング関節(2)
肩:マルチ(2)
肘上部:回転(2)
肘:二重関節(4)
手首:回転+スイング(4)
指:人差し指部と残り3本部(4)
股間:マルチ(2)
腿上部:回転(2)
膝:二重関節(4)
脛:回転(2)
足首:スイング(2)
爪先:スィング(2)

*2003年4月に改修しました。

サイト開設時はTOYBIZスパイダーセンス・スパイダーマンに小改造を加えたスパイディを出してましたがスパイディに対する愛着が増していくこと、また膝に二重関節を入れたデアデビルの製作以降、可動にこだわる製作に挑戦してみたくなって新たに製作を決めました。とにかくあらゆるスパイダーマンポーズを決められるように現在出来る限り最高の技術を注いでいったその結果です。

 素体は、ないです。関節を寄せ集めた完全自作に等しい代物です。首は上に傾けるギミックが無いと屈んだとき困るのでCORPSのボールジョイントを入れ頭部もCorpsヘッドを核に自作しています。究極可動のために増設した腹部の二重関節はかっなり古いマシンロボトイの少林寺ロボの膝二重関節を組みこみました.. その関節に腹部関節を継ぎ足します。これは自作。腹部二重関節部のすぐ下にシャフトを挿して固定して、穴をあけたプラ板を通して端を溶かして抜けなくしたもの。股関節はマンガ・フリークのものを。お尻関係は全体に小さく組み上げてランナーを溶かして肉付けします。腹部にも筋を彫って肉付けし腹筋その他の筋肉をを造形していきます。胸部にも同様に筋を彫って肉付けを施しています胸部中央には蜘蛛マークを彫刻。塗装だけで表現する自信がなかったのでね。
 腕です。 まずは究極可動!を実現するための肩基部関節です。過去のコラムでも述べたように拳銃を両手でホールドするためには肩基部の前後への回転可動が必要となります。まースパイディには銃はいらないわけですが、、以前後輩から「上からウェブでぶら下がったようなスパイディの画像はできないのか?」と問われた際に「肩基部が胸部に廻りこまないとそんな画像は撮れない」と自分で反応したことが今回の可動増設に大いに関係しています。海洋堂のヴァッシュバキ、最近ではSPAWNやTOYBIZものでもこのような可動を肩基部に仕込むことがありますねぇ。個人的にはTOYBIZスパイディクラシックスのホブゴブの可動には参りました。はい。 作り方ですが、例によってマンガ・フリークに仕込まれた可動を最大限利用しています。可動式クロウパーツの関節を二つ!切り出して横に並べて接続し、胸部の空洞に横から埋め込みます。これで肩基部内側に前後にスィング可動するギミックができます。これに端子を削り込んで超小型化した肩関節(TOYBIZハルク:ゴム製のハルクを着こむバナーの可動フィギュアのもの)を接続して固定します。これで複雑な腕部の可動が実現しました!ただ美観を保つのが難しいんだよねぇこれは。なもんでこういう極限された対象でないと使いたくないのは事実かも。でも実際作ってみると更に更に!カスタムのポーザビリティが増してかっこいいポーズがとれるんだよなぁこれが。 肩の下には細い二重関節ということでスパイラルゾーン素体人形のものを。これは最近もユタカさんから新たに出回ってますね。そんなに安いものじゃないですが今回は某セールで300円で買ったものを入れました。これに少し筋を入れ肉付けをしています。手首にはハロウィン・ジャックの細い手首回転関節を入れ、この下に再びスパイラルゾーンフィギュアの手首を付けて終了。これで回転およびスイング可動する手首が実現します。脚です。股間にはいつものようにマンガ・フリークの肩関節を。すぐ下に強化プラスチック製の回転間接 (ドラゴンガンダムの玩具の) を入れました。ここは頑丈なものじゃないと駄目なので。さらに下にデアデビル同様に聖闘士星矢シリーズの素体人形の膝関節を。ここまでのところも筋を入れて肉付けを施します。やっぱスパイディといえば脚力なのでやや過剰なくらいの筋肉描写を施しています。膝関節の下にガンビットの脛から足首までを入れます。やや大きめな足首がよかったのでこれにしました。その後の改修で脛部に回転関節、爪先にスィング (聖闘士星矢シリーズ素体人形の指関節を流用) のギミックを追加しました。これは後発だが肢に関しては究極の可動をブチ込んだ、シルバーサーファーゴ・バダー・バの影響を受けてのことです。やっぱこいつが最強の可動を持たねば、ね。
 塗装です。こっちは単純。ベンとは異なり明るくはっきりした塗装を目指しました。青はメタリックブルー地にゴーグ用に作った専用メタリックブルー、赤はシャインレッド。目はスーパーホワイト、あとは網目と目の縁取り等すべて0.05mmのマジックでで、す。

 塗装するまではちょっと細すぎたかなと危惧していましたが、塗ってみるとなかなか理想的な筋肉のつき具合でした。「かどうかどうか」の看板ににふさわしい究極の可動と、にもかかわらず落ちていない(と思われる) 造形の出来にかつて無い満足感を覚えています。今後これを超える作品は出るかなぁ。スパイディだからこその5インチ究極可動なので、スパイディの系列でもない限りは36箇所可動なんて作らないでしょうね。

思えばスパイディよりかどうの超絶可動の系譜は始まったわけでした。スパイディ以降は仮面ライダーシリーズで腹部スィング可動の技術を標準仕様として獲得し、装着変身系素体を用いることで指可動も普通、にしてきました。
拙い技術をぶちこんで20箇所可動を達成した現ヴァージョンスパイディも現在は改修を重ねて36箇所、数え方をふつーにすると(マルチ可動一箇所を2とカウントすると)40箇所!という5インチの常識を超えた可動がここに実現しました。

スパイダーマン6 スパイダーマン7

*1:アニメはあるみたいですね。以前池袋のアニメ専門ビデオレンタル屋で見かけました。 なんかお子様向けっぽいので観てませんが、仲良しのアイスマンファイアスター (ヒューマントーチじゃないの?) と3人でチームを組んでるみたいです。更に94年頃に製作されたシリーズは非常に出来がいいらしい。実写ドラマ?については そんなに語りたくない。日曜洋画劇場で見たことあるけど、動きがのろいのろい。 壁を這うのが やっとって感じで。敵もしょぼくて普通の”ドラゴン” (香港あたりの上半身裸体 のひとを指す一般名詞らしい…) とかだった。
キャメロン
(コミックマニアで有名) が監督でシュワがベノムでスパイダーマンの動きはフルCGで映画化!!って話は完全に 消えちゃったのですよね。。悲しいなぁ。関係ないけどタランティーノもコミック好きですね。 彼には何も撮って欲しくないけど (笑) バイオレイター位なら許す。 …で、2002年をメドに映画化される話が本決まり、で、監督はサム・ライミ (うーん..) 。グリーン・ゴブリンを敵に回した話しのようです。 →既に製作が決まった映画2ではシュワの出演も決まったようで、これはいよいよベノムかぁ?

*2:そもそも両親は政府所属の諜報部員だったらしい。対ナチス秘密工作任務のため幼いピーターをベンとメイ夫婦に託したのであった。彼らは大幹部レッドスカル (二代目) によって二重スパイの汚名を着せられて殺害された(らしい)。後にピーター自身がレッドスカルと相対してこの事実を知るまでは、両親は政府からも国賊扱いであったらしい。その後両親に化けたロボットがピーターの前に現れ一時は家族と一緒に暮らしていた。

*3:ピーターと叔母メイの住む家の隣に住んでいたワトソン婦人はメイの親友であった。彼女らは自分の甥/姪を出会わせて「お見合い」を目論んでいたが、その当日ピーターは事件でお見合いをさぼった。だが隣家で様子を伺っていたメリー・ジェーン・ワトソンは少年 (ピーター) が家に入りすぐにスパイダーマンが出てきたことから偶然にスパイダーマンの正体を知ったのであった。…もっともこの話はメリー・ジェーンとピーターの運命を強調する意味で作られたあとづけ設定だと思われるけど。

*4:プラチナブロンドの美人で、誰もがピーターと結婚すると思っていたらスタン・リーが 海外行ってる間に入れ替わったライターがあっさり殺しちゃって、帰って来たリーは 「あれは私の人生最大の失敗だ」と言ったとか言わないとか。「マーブルズ」のグエンは とても素敵です (アレックス・ロスのアートなら何でも素敵だが)。その後グエンはグエン自身とピーターの恩師が後に悪党となったジャッカルによってクローン再生させられた。しかし自分が死んだという事実に耐えられないクローングエンは失踪するのであった。

*5:本名ノーマン・オズボーン。薬品によって超人的な力と知能を得たが同時に狂気に陥ってしまった。スパイダーマンの正体を知った彼はその恋人グエンを狙った。彼の息子ハリーはピーターの親友であったが父の”死”後狂気に陥り、二代目ゴブリンとしてスパイダーマンと戦ったが最後には正気に戻りピーターの危機を救って死亡した。

*6:その数年前にジャッカルによってグエンとともに作られたピーターのクローンは、ピーターと戦って死亡したと思われていた。しかし実際には敗北した”クローン”は生き延びていた

*7:「流産させられた娘」メイ・パーカーは”M2”世界で長じてスパイダーガール(らしい)。 それはそれとして今は亡きスパイダーマン2 (ベン) のコスチュームが 彼女で再利用されたのは嬉しい。「これは父さんの”一番のお友達”が着ていたものなのよ」とか押し入れ (笑) から出してきたメリー・ジェーンがメイに告げたに違いない。きっとそうだ。 ブラックコスチュームはベノムに再利用されたし、スパイーダーマンのコスチュームは いいのが多いってことでしょか。

*8:順にファンタスティックフォー (FF) の火の玉野郎、X-MENの氷柱男、盲目のクライムファイター (ピーターの正体を知っている。顔は知らんけど)、元ピーターの恋人の女盗賊。

*9:小さなクモ型発信機で敵に投げつけて追跡する。当初は電波で送受信していたが、後に彼のスパイダーセンスに反応する周波数にチューンされ、感覚的に運用できるようになった。スパイダーセンスとこのトレーサーを用いることで、目が見えない状況でも不自由なく戦うことができる。

スパイダーマン8


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