スーパーマン:マン・オブ・エナジー

スーパーマン1 青がスーパーマン・ブルー、赤がレッド (そのまんま)

登場作品:
「SUPERMAN」及びその他関連タイトル


名称:
カル・エル/地球での名はクラーク・ケント

Story
高度な文明を誇りながらも崩壊の危機に瀕していたクリプトン星。執行官ジョー・エルは人工授精によって誕生した自分と妻ラーラの息子を惑星崩壊から救うためカプセルに乗せ、事前に検討を重ね自分たちの息子が神のごとき力を振るうことになることが推定される未開の惑星”地球”へと放出した。直後クリプトンは崩壊し、赤ん坊は惑星の遺児となった。
放出されたロケットはアメリカはカンザス州スモールビルに飛来しそこでケント夫妻に拾われた。長らく自分たちに子どものいないことを悩んでいた彼らは飛来した子に魅せられ、折り良く長期間に渡って吹き荒れた吹雪の最中に自分たちの間に生まれた子としてそのこどもをクラークと名付け育てることにした(彼らはロケットをソヴィエトの人体実験と考えており、従ってクラークもロシア人だと思っていた)。健全で陽気な父母の薫陶を受け育った彼であったが父母は幼少期より異常に強靭な肉体と明晰な頭脳・透視能力などを示し始めた息子の行く末を心配するようになっていた。
高校卒業を控えたある日、彼は”父親”ケント氏から自分の出生の力を知らされた。
自分の能力に責任を感じその力を世のために役立てることを誓った彼は、その日、育った街スモールビルを旅立った。
上京した彼はメトロポリス大学でジャーナリズム学を専攻した。この頃彼の人生を変える事件が起こった。宇宙実験機の試験飛行を多くの観衆とともに見物していた彼は実験機の不調に気づいた。これまでも度々事故を察知し人知れず人々を救出していた彼だが、やむを得ず衆人環視の中素顔のままで実験機を救助し、この事件は大センセーションを巻き起こした。人々の狂乱する様にパニックを感じた彼はスモールビルへ飛び両親と善後策を相談した。彼らは息子にヒーロー然とした格好をしてひとつの正義の”象徴”となることを薦めた。かくして彼は母親手製のコスチュームを身に着け有事の際にはスーパーマンとして活躍し、プライヴェートでは眼鏡をかけてケントとしての生活も大事にすることにしたのであった。その後彼は「スーパーマンの独占インタビュー」をひっさげ志望していたデイリー・プラネット社に見事入社し以前から恋心を抱いていた記者ロイスとは当初しっくりいかなかったものの(彼女はスーパーマンのインタビューをクラークに先取りされたことに恨みを抱いていた)社会人としてもスーパーマンとしても充実した日々をスタートさせたのであった。
 およそ10年後。彼は帰郷した際に飛来したクリプトン製ロケットに残されたジョー・エルの記憶を得て (ロケット本体は政府関係者によって密かに持ち去られていた。またこのロケットには崩壊したクリプトンの破片がついていた) 自らがクリプトン只一人の生き残りであるというアイデンティティを得た。しかしそれでも彼は、自らを育て育んだアメリカの地に忠誠を誓い正義のために戦うことを改めて誓うのであった。
 近年は宇宙から飛来し長い眠りより目覚めた超兵器 (*1)に殴り殺されたり、復活してロンゲになったり能力が失われたりエネルギー化してコスチュームチェンジしたり分裂したり元に戻ったりドラマになったりアニメ化されたりいろいろあったが、96年には無事ロイス・レーンと結婚した。
26歳 (*2) 

192cm102kg、確か胸囲は1m。

交友関係:
JLA (DCのヒーローチーム。彼はリーダーにはならず、一歩引いた付き合いを心掛けている)。バットマンとは「クライシス」以後はぎこちなさそう (昔は大の仲良し)。スチールは彼を慕っている。スーパーボーイとは義理の従兄弟同士という関係。スーパーガールとも仲良し。
過去現在未来を通じてヒーローの中で最も偉大なヒーローとされているので、誰からも非常に尊敬されている。

スーパーマン2

能力:
・80万tの物体を持ち上げる超々怪力。 「いつも力を加減しているのでちょっと強い相手にぶつかると調子が狂う」ほど強い…。
・40メガトンの核爆発に耐える耐久力。身体の周囲に極薄の フォースフィールドを形成しているので服は滅多に汚れないし破れない。 但し皮膚から離れているケープは破れる。コスチュームは母親のマーサ作(*3) 。…リランチ以前の話だがスーパーマンが空中でクリプトナイト水 (笑) を浴びて落下するが、バットマンは彼は不死身だからいいが、彼の頑丈な体が落ちたら街は大被害だ」と 冷静に計算するエピソードがある。
・最高時速800万kmで飛行できる。
・超鋭敏な視覚 (望遠・拡大・透視・赤外線モード等)。聴力もすごい。
・眼から熱線 (ヒートビジョン) を放射。
・吐く息で物体を凍結させる”スーパーブレス”。肺活量も脅威的で、 1時間程度は無呼吸で平気。宇宙空間にもそのままいける。
・太陽エネルギーの生体バッテリーであり、光を浴びれば浴びるほど強くなる。故に数十年後の設定である「キングダム・カム」等では今よりも更に強い。
・弱点:崩壊したクリプトンを形成してた石、”クリプトナイト”と”魔法”には弱い。
 物理的側面において地球最強クラスのヒーローという位置づけなのだろう。能力的には彼を超える超存在や超人がいるにはいるがコミック誌的に世界初のスーパーヒーローであるという実績が、現在過去未来を通じて常に彼を、最強最高の存在としているのであろう。
DCユニバースで彼に比肩する能力の持ち主は、6つの神の力を授かった”ワールド・マイティスト・モータル” たるキャプテン・マーヴェルだけであろう
・頭は弱い。まあバットマンに比べれば。
・歳はどうも、とらないらしい。

備考:
とにかく一芸でも秀でていればそこそこヒーローになれるアメコミ界においてこれだけ実用的な才能を数多く持つヒトは希少。そりゃ強いわけだ。ところで彼の髭は地球製の剃刀では刃こぼれするので自分のヒートビジョンを鏡で反射させて、それで「焼いて」処理する。そんな「毛が凶器」な男とは誰もまともな性生活は営めないよなと思っていたら、10年くらい前にSF作家のラリー・ニーヴン (多分そうだった) がスーパーマンの性生活に関する擬似論文を某SF雑誌に載せてまして、それによると、「彼のとんでもない勢いで放出される精液弾で人間女性の身体は確実に破裂するので、残念ながらJr.の誕生は望めない」とのこと。…そうだったか。「キングダム・カム」ではお相手もワンダーウーマンだったのでノープロ。

さて、96年の「ファイナル・ナイツ」イベントで太陽の消失を止めるため尽力した際に彼は能力を消失してただの胸板の厚い男になってしまった。元に戻そうとあれこれ努力した結果 (個人的にあれこれ努力するシーンは見たい)、何故か不定形のエネルギー体に変身し”それ” がJLAのお友達やらレックス・コープやらによって作られた”エネルギースーツ(*4)に身を包んだ姿がマン・オブ・エナジーです (顔は服の外に出ちゃってる)。パワー・スピードは通常体よりもさらに上で、弾丸も素通りしちゃうし、とにかく強い強い。しかもさらにその後彼は分裂して(理由は知らない)、陽気なレッドと陰気なブルー (…。) に。 個人的には古式ゆかしいオリジナルコスチュームより、スポーティなMOEの方がずっと好きです。それも基本型のブルーの方がいい。元に戻って (理由は不明) ちょっと残念。


作品解説

スーパーマン3


スーパーマン:マン・オブ・エナジー


可動箇所:通常のフル可動(14)


ボディーはスパイダーマンシリーズフル可動デアデビル(*5) (なんか戦車みたいなアーマーがおまけで付いてた奴) を使用。筋肉とかの描写がかなりすごい (”前鋸筋”まで再現。「アメコミでは皆、あんなにぴちぴちスーツ着ているのならなぜ股間はスッキリなのか?」ってとある漫画 (*6)で疑問視されてた) です。 最初はそれでフラッシュでも作ろうかと思っていましたが余りにもそのまんまなのでMOEにしました (デアデビルの頭部はキャップに譲った)。頭部は”溶岩シルバーサーファー”のものです。肘上部から下の関節はCorpsのものを使用 。
 塗装は基本がメタリックレッド、白部分はシルバー、むき出しの顔は蛍光クリスタルレッド。胸のS (最低限の辺で構成されており、かなりセンスいい) も頑張って塗り分けましたが。本当は”ブルー”(MOEの基本型) が作りたかったのですが、もとのフィギュアが赤一色で塗るのに苦労しそうだったので当初塗装はレッドのそれにしときました。…その後数回の改修を経て最終的に”ブルー”に切り替えました。青はメタリックブルーです。また腕の長さを若干調整し、拳もロビンの小さいものに替えました。また足も脛を長く、腿を短く再調整しました。


スーパーマン4

*1:「スーパーマンの最期」を参照。

*2:「スーパーマン/バットマン」.2の資料にそうある。バットマンと同い年なのね。しかし、この数値は リメイク後に加算されてはいかないのだろうか? DCでも時間の経過はそれなりに勘定に 入るようになったのではなかろうか?だとすると現在はもう40近いお歳だということになるが。

*3:「キングダム・カム」における黒地に赤で”S”マークのコスチュームは格好いい。 まあアレックス・ロスのアートは何でもかっこいいのだけど。

*4:エネルギーを閉じ込めるのであるから、よっぽど密度の高い物質で構成されたスーツ なのだろう。エネルギーを封じ込めるなんざ、密度っていうレベルでないのかもしれないが。逆にエネルギーの流れを停滞 させる独自のフィールドを形成してるとか?

*5:マーヴルの品行方正クライムファイター。少なくとも昔は。眼は見えないがそれ以外は とってもセンシティブ。 「ラブ&ウォー (「マーヴルX」.13)」ではちょっとスーパーマンしている。

*6:「岸和田博士の科学的愛情(講談社)」12巻巻末を参照。 アメリカ人は、読んでくれたのでしょうか?


TOP Foreign