メディーバル・スポーン

メディーバル・スポーン1登場作品:
「SPAWN」
「SPAWN:DARK AGES」及びその他関連タイトル

名称:
不明。実際 ”メディーバル (中世の) ・スポーン” などと呼ばれていた筈も無いが。DCゲーム版ではダークエイジ・スポーンとされている。

Story
人間時代
・1168年時点では彼はまだ人間であった。この時期の彼は (身分としてはおそらくはイギリス (*1) 貴族の子弟であることは確認されている) 諸国漫遊の旅?に出ており、その中で訪れたサルディーニャの地でカタリナという娘と出会い、 互いに惹かれあった二人は一夜を共にしている (「メディーバル・ウィッチブレイド」)。
・また人間としての彼には妹がいたことがいたという (「スポーン」3巻) 。
・5巻に登場する”姫君”との繋がりもまた人間時代からのものだと考えられるが。

スポーン時代
さてその彼が死亡 (*2) マレボルギアと何らかの契約を交わし(*3)、有限だが膨大なパワーを与えられて人間界に復帰した経緯は概ねスポーンと同様であろう。
彼もまた”停滞フィールド”にその身を安置され、復帰した世界では既に5年程度 (*4) の時が流れていた。復帰した世界で彼が目にしたものは愛する妹が自分が決して交際を許すことのなかった相手と結ばれている姿であった。 深い失望に襲われた (それ以外にも自分の変わり果てた姿というのもあったろうが..) 彼は生まれ育った地を離れ、愛馬とともに放浪の旅に出た。その後…。
・1175年、妖精界が”ダークネス”の力を操るカルディナーレによる侵攻を受けた際、現実界に飛び火した闇の生物達との闘いを通じてそれを知った彼は居合せた女戦士カタリナとともに妖精界に旅立った。カタリナの持つ力”ウィッチブレイド”の支援を受けた彼は見事カルディナーレを倒したが、しかしこの戦いで妖精界は滅びてしまった。戦いの後彼はカタリナに過去の因縁を告げたものの彼女にあっさりと振られ、再び放浪の旅に戻った (「メディーバル・ウィッチブレイド」)。(*5)
・その後彼はある領地に辿りつき、その地の姫君と恋に落ちた。その地が他国からの侵攻を受けた際には彼はその力をもって領土を守り英雄として遇された。しかしそこにスポーンの人間性を剥奪するため派遣された魔界の軍曹バイオレイターが現れた。彼は姫君をさらい、スポーンをおびき寄せて彼と対決した。激しい闘いの末にスポーンはバイオレイターに勝利したが、しかし戦いの最中姫君に自分の焼け焦げた肉体を見られてしまった。姫君は恐怖のあまり気がふれてしまい、スポーンは悲しみにくれその地を離れ再び放浪の旅に出た (「スポーン」5巻) 。 そして…。
・旅を続けた彼はある地で人食い鬼に妹を浚われた (*6) 娘を助けた。彼は娘の妹を救うため洞窟に入ったが、それは人間界に放たれた将官候補のスポーン狩りを本職とする闘天使アンジェラの罠だった。彼女は本性を現し、訳も分からず立ちすくむスポーンを打ち倒しその次元ランスでスポーンを殺害 (*7) した。

身長約200cm、体重約200kg。

交友関係:
この時代のウィッチブレイドの所有者カタリナ。

能力:

メディーバル・スポーン2
与えられたパワーの総量はアル・シモンズに匹敵するものと推定されるが、パワー制御の練度はともかくその才能ではアルに劣る。
そのパワーは緑色の炎を両手からの放射、胸からの放射する形で顕現することもあるが、その力の大部分は装備した剣に集約して、接近戦で活用するらしい。
寄生服は彼の身体を強固な鎧のように覆う。鎖とケープはほぼ活用しておらず、また寄生服が活動中に進化した形跡は認められていない。

備考:
メディーバル・スポーン3
最近始まった新シリーズ、「スポーン・ダーク・エイジズ」についてはよく知りまへん。そもそもが寄生服のデザインこそ似ている (っつっても細部はかなり異なる) ものの彼らが同一人物であるという描写もないようだし。
本編に登場した彼はアルに輪をかけたお人好しキャラ全開という感じでした。特に登場→死亡話。…バカはバカでもお人好しはみててかわいいので嫌いにはなれません。あんな展開で死んじゃって可哀想だな。しかしあの話しのアンジェラ酷すぎ。スポーンとはいえ騙し討ちはねーだろ。そもそもそれで満足なのか?って気もする。まあ最強の闘天使アンジェラがあんな卑怯な手を使うことこそがある意味あそこでの面白みに繋がるのかもしれないが。
ライターのゲイマンはまあやられキャラとして出したつもりなんでしょけど、やっぱデザインがいいので後に再登場。とにかくスポーンにいいアレンジ入れたもんだ。ウィッチブレイドの方ではなんつーか添え物でしかなかったような気がするが。ひとの好さもなんか類型的な感じだし。スポーンには睡眠と食事が不要という設定がちゃんと示されたのは意外にもここで、かもしんない (しかし最近、本編のスポーンはよく寝てると思う)。
彼の死とその後の本編での再登場に関しては (注) で述べているけど、私は別になくていいと思います。ただあの時代に生きたキャラクターとしては今後とも外して欲しくはないけど。

作品紹介:

メディーバル・スポーン4

メディーバル・スポーン

可動箇所:通常のフル可動(14)+ショルダーアーマー(2)=(16)


素体は無論スポーンシリーズの中でも第一シリーズ物であったメディーバル・スポーン。シンプルだけどほんとに良い造形です。製作にあたってはDCゲーム版のイメージをやや優先させて作成しています。
まず素体の肩関節を切断して、ショルダー・アーマーの接続部の端を溶かしてアーマーが抜けないように加工します (私はオプション・パーツはともかくとして遊んでいて抜けるのが大嫌い)。その後肩関節を。モータル・コンバット (CORPSの大型版) の関節を入れました。肘の間には素体の上腕部を入れて、肘関節はCORPSのもの。下腕部は素体のもの。右腕には増加装甲用の孔を空けておきます。左腕には増加装甲を接合します。モノはサムライ・トルーパーの何かの腰装甲だと思う。。ボディの首筋中央にはケープを装着するフックを埋め込みます。あとは腰部分で切断して回転関節を入れて、股関節はマンガ・フリークのものを。肢は素体のものを普通に繋いで、足首に関節を入れる、と。左足は膝のあたりでちょっと歪んでいる造形なので、この際に一度切断してまっすぐに繋いでいます。
オプションとしては、
・右腕の増加装甲。これは魔神英雄伝ワタル竜神丸リアルバージョン(今にして思うと使いでのあるプラモだ。その剣はドラゴンころしの核となりました) の腕甲。綺麗な紋様が彫刻されています。これに腕に空けた孔と一致するシャフトを固定して完成。
・剣。ひとつは概ね原作に沿った魔剣。もうひとつは自作です。DCゲーム版を意識した大剣で、細い長剣 (何のだか忘れた) に幅広の長剣の刀身を接続して加工した代物です。途中から幅広になっているとこがなかなかかっちょよい。
・シールド。左腕の増加装甲自体がシールドですが (DCゲーム版を意識)、これにさらに原作版にシールドがつきます。これは素体のものを。
・ケープ。これは中央上部につけた一箇所だけのフックでフィギュアに装着します。あとはショルダーアーマーで挟み込んで固定します。…ショルダーアーマーを通してボディ前面に回りこむほどでかいケープでもよかったのかなーとちょと反省。
 塗装です。ボディはネービーブルー。白部分はシルバーとしたらこれが見事に決まりました。やっぱ鎧なわけだし。赤部分はメタリックシルバー。腰の髑髏はタン。眼はメタリックグリーン。魔剣の握りと大剣は焼鉄色。右腕の増加装甲はゴールド。ショルダーアーマーはDCゲーム版を意識して赤の塗装にしました。シールドは外周部の飾りをシルバーに塗った以外は手をつけていません。

というわけで完成画像は2バージョン。ひとつはケープをつけて魔剣とシールドを装備した通常タイプ。もうひとつは右腕増加装甲を装備して大剣を握り、シールドとケープを廃したDCゲーム版。後者はよりアクティブな戦士という印象ですな。


メディーバル・スポーン5

*1:英語を話しているからってのは単純すぎ? その他登場話の、特に5巻とメディバール・ウィッチブレイドの舞台がイギリス及びその近辺と考えられるため。ゲイマンがイギリス人だしね。

*2:詳細不明。将官級のスポーンに生まれ変わるくらいであるから只の死に方とは考えられない。5巻での寄生服を脱いだ姿から彼もアルと同様に全身を焼かれたものと推定されるが。

*3:契約内容も不明。3巻のエピソードで語られる内容から推察するに彼が非常に愛していた妹に関わるものだと思われるのだが、同様に姫君の件かもしれない。

*4:ニール・ゲイマンがライターを務めた3巻では停滞フィールドで消費される時間は5-10年とのことであるが1168年の7年後にはカタリナ等と共に戦っていることからここでは5年程度の時間が過ぎたものと推察される。

*5:なぜこの話しを最初にもってきたかというと、
・鎧のデザインがラスト (3巻) と最も異なり5巻でのそれのほうが3巻の鎧に似ているから。
・青年時代→この戦いまで7年と短いスパンしか与えられていないので、このエピソードがラスト近くとは思えない。

*6:この話しの中で語られる”教本”にはスポーンについて、その背景に至るまでよく調べることが肝要と書かれている。アンジェラはスポーンに妹がいたことを把握していたのであろう。ちなみにこのエピソードで彼のエネルギーは5000代にまで消費されている。

*7:邦訳版 「メディーバル・ウィッチブレイド」中でのキャラ説明ではこの時第2の死を迎えたスポーンはマレボルギアのもとに至りアルと同様に新たな力を得て魔界の将官として迎えられたかのように説明されているが、私は違うんじゃないかなーと思う。
3巻での教本にある通り、次元ランスは「この次元から」スポーンの魂を弾き出す。これによってスポーンの存在はこの次元から消去され、2度と戻ることはない。アルの場合はスポーンがもとより備えている「限定的な現実改変能力」を用いて彼の周囲の世界を一気に再構成してしまったようであり (もといた世界とは細部で微妙に異なる多次元世界へと自分を復帰させたらしい) 、生まれたばかりのスポーンがそんな芸当をすること自体彼の才能が常軌を逸したものであることの証であろう。
…そもそも次元ランスで殺された魂がまた魔界に復帰するのであれば闘天使がそんな効率の悪い武器を使う筈はないであろうし。 というわけで彼はあの時点で完全に死んだのであろう。マクファーレンも現世でのスポーンとの邂逅など特に考えている様子はないし、あくまで彼をあの時代に生きたスポーンとして扱っている。それでいいんじゃないかなー。


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