ンブーン / コソガ

登場作品:
映画『レリック』(1997)
原作「レリック」(1997)
名称:
”ンブーン(Mbwun)”はコソガ族の操る太古のウィルスを含んだ草(学名”リリシー・ンブーンネンシス”)そのもの、それを食した結果異形化した生物、或いはそれを模して作られた異形の立像の名称を指す。
ンブーンは”悪魔の息子”の意味
映画版では怪物の名称はコソガ(Kothoga)。コソガを作り上げた部族はゼンゼラ族とされている。(*1)
Story:
「レリック」(原作版)
現代のアメリカ。膨大なコレクションを世界に誇るニューヨーク自然史博物館の地下を冒険していた2人の少年が何者かに惨殺された。その遺体はずたずたに切り裂かれ、しかも脳の視床下部が消失していた。市警のダガスタ、ある過去の事件を切っ掛けにこの種の事件を追い求めニューオリンズから駆けつけたFBIの敏腕捜査官ペンダーガストは、博物館の女性研究員マーゴ、その師匠で”カリスト進化”(種の中で異形化した一部の固体が繁殖して既存の種を乗っ取ることを繰り返し、進化が生じてきたという異端の学説)を唱えるフロック教授とともに殺人者の謎を解明すべく行動を始めた。 しかし彼らの努力を嘲笑うかのように謎の殺人者に凄まじい力で引き裂かれた警備員の死体が発見される。この遺体の視床下部もまた、消失していたのであった.. 捜査の中で、殺人者は過去に博物館調査チーム、”フィットルーシー探検隊”が向かった南米ジャングルで発見された謎の立像を追い求めていることが判明した。しかしこの立像を発見した博物館調査隊は、全員が死亡或いは行方不明という悲劇的な末路を迎えていた。彼らは調査チームの詳細を追及しようとするが、それを知る筈の博物館上層部は頑なに口を閉ざす…。
殺人者の正体が判明しないにも関わらず、一大イベント「迷信と恐怖の展覧会」開会を目前に控えた博物館側は、強引にその準備を進めていく。この展覧会の目玉の一つこそ、アマゾンに生きる幻の種族コソガ族に伝わる魔神「ンブーン」を模した立像だったのだ。
遺体のDNA解析は驚くべき結果を示した。殺人者は爬虫類の遺伝子を持つというのである。マーゴたちが懸念を抱くなか、市の要人等を招いて「迷信と恐怖の展覧会」の盛大なオープニング・セレモニーが開催された。しかし大量の人体とその臭気は、博物館内に求めていた「ある物」が欠乏し、飢えに苦しむ怪物を狂気に陥らせるに十分なものであった。怪物は遂にその姿を衆人の元に晒し、人体を食い荒らし警官たちをなぎ払っていく。
騒乱の中、マーゴとフロック教授は、怪物が追い求めていた物は船便で到着した立像ンブーンではなく、木箱の中で立像を保護していた大量の草、であると推定した。調査の結果、その草には太古の両生類・爬虫類の遺伝情報を含み摂取した対象の遺伝子情報にそれらを転写する未知のウィルス、及び捕食した生物の成長を急激に促進するホルモン類が大量に含まれていることが判明した。この草を摂取した異形化した怪物は、その後も草を定期的に摂取する必要があり、南米からニューヨークに至ったものらしい。そして草が手に入らないときにはそのホルモンを微量に含む人間の視床下部を捕食していたのだ!(怪物はこの移動過程で幾多の殺人を犯しており、ペンダーガストはこれら事件をを追い求めていた)
怪物から生き残った市民を守るため、人間のような知性と狡猾さをも示す怪物に追われ翻弄されながら奔走するダガスタ。一方で更なる怪物の暴走を食い止めるため、マーゴとペンダーガストは残った僅かな量の草を手に複雑に枝分かれした博物館地下道へと怪物をおびき寄せる。謎に満ちた怪物と人間の死闘の結果は?
「レリック2 地底大戦」
事件より1年後。ニューヨーク全域で謎の殺人者による猟奇殺人が頻発していた。業を煮やした市民の間では、市警の怠慢を責めるべく暴動を起こす機運が高まっていた。…同じ頃、ニューヨークの地下に広がる広大な世界に住まうホームレス達の間では「怪物たちがその一画を支配している」という噂が広がっていた。殺人者と怪物との関わり、更に怪物と”博物館の怪物”との関連を懸念したペンダーガストとダガスタは、噂の真相を確かめるため地下世界に足を運ぶ。一方マーゴとフロック教授も殺人事件とンブーン事件の関連を調査するべく市警の要請に応じて調査を進めていたが、その過程で惨殺された死体の一つが事件当時同僚であった科学者カワキタの異常に変化したした身体であることが判明した。 …彼は事件後すぐに博物館を退職し、特殊な麻薬の製造と販売に手を染めていた。その麻薬は人体に急激な活力を与える一方で、それを異形化させる効果をも秘めていたという.. 更なる調査の結果、カワキタ只一人が冷徹な知性で当時のンブーン事件の真相(及びンブーンの正体!)に気づき、”草”を入手して培養・精錬し「捕食した生物に他の遺伝子情報を転写し変形させる」その力をコントロールして”究極の薬品”(身体復元や長命を目的とした)を作り出そうとしていたこと、そのための研究資金調達と人体実験を兼ねて開発途中の薬物をホームレス達にバラ撒いていた経緯が判明した。しかし肉体どころか精神までも異形化した”群れ”をコントロールし、地下世界に住まわせていたカワキタは既に惨殺されている。今現在、群れを率いているのは何者なのか?
市民による暴動が遂に勃発。大混乱に見舞われる地上をよそに、地下世界では群れの長によって貯水槽で大量に培養された草=リリシー・ンブーンネンシスが人為的に引き起こされる洪水によって地上と海に解き放たれ、生態系を破壊するという狂気の計画が始まろうとしていた。計画を知ったマーゴはペンダーガスト・ダガスタ等とともに惨事を防ぐため再度地下世界へ赴く。それは地下に潜む異形の怪物たちとの死闘、そして群れの長との対面を意味していた..
「レリック」(映画版)
シカゴ沖に漂着した南米からの貨物船から、6体の惨殺死体が発見され、シカゴ市警のダガスタは捜査を開始した。同じ頃、シカゴ歴史博物館には、南米のジャングルへ調査に赴いていた人類学者ホイットニーより、2つの木箱が届けられていた。1つは幻の部族ゼンゼラ族の神獣レリックの石像、もう1つには、木箱一杯に敷き詰められた木の葉だけが詰められていた..博物館勤務の進化生物学者マーゴ・グリーンは、その葉に付いたカビ状の胞子を分析のために保存する。その夜、博物館の警備員が何者かに惨殺された。検死解剖の結果、損壊した頭部からは脳下垂体と視床部が失われていたことが判明。ダガスタは、船の死体と酷似したその有様に不安を覚えるのであった。翌日、博物館では職員がその夜に開かれるパーティ、「世界の迷信展」オープニングセレモニーの準備に追われていた。市長や博物館の有力な後援者を招くこのパーティは、助成金獲得のためにも重要な催しだった。
警察は全力を挙げて館内を捜索し、地下で前科のあるホームレスの男を発見、射殺した。しかしこれまでの惨殺体が人間の力によるものとは思えないダガスタは疑念を拭えない。 一方マーゴは研究室で偶然胞子サンプルを食べて巨大に成長していた異形の甲虫に遭遇していた。分析の結果その生物のDNAには甲虫のものだけではなく、なんとヤモリの遺伝子が混在していたのである。
ダガスタは市長の命令でやむなくパーティ開催を許可していた。パーティは会場ホール以外の施設を閉鎖する条件で始まった。依然疑いを払拭できないダガスタは警察犬を使って博物館地下の捜索を続けさせていたが、彼らは地下道で巨大な異形に遭遇した。急いで会場から参加者の非難を命じたが時既に遅く、館内のセキュリティ・システムが暴走し全ての防火扉が閉鎖され、パーティに参加した人々は閉じ込められてしまった。そこに姿を現した怪物が彼らを襲っていく。ダガスタは研究棟に閉じ込められたマーゴたちと出会い、怪物の正体に関する考察を得る。ゼンゼラ族は古代より胞子=古代のウィルスを用いて、それを一種のバイオ兵器として使用していたのではないだろうか?怪物の弱点を探る中、怪物のDNAには人間、それも南米で木箱だけをこちらに送った後失踪していたホイットニー自身の遺伝子情報が含まれていることが判明した!
…幻の部族、ゼンゼラ族は今も、胞子を含む草を人間に食わせて異形の怪物「コソガ」を作り、彼らを胞子及び葉に大量に含まれるホルモンの魅力で操り、敵対する部族を滅ぼす生体兵器として使用していたのである。新たなコソガを作るべく、来訪した異人(ホイットニー)を騙して葉を食わせたゼンゼラ族であったがホイットニーは程なくこれらの真実に気づいた。彼は自身が異形化する前に部族から逃走し、博物館へと送った木箱に積まれた葉を糧にするためシカゴ行きの貨物船に密航したが、その船に積まれた荷は、彼の送った葉ではなかった!絶望と狂気に捕らわれた彼は船の中で急激に異形化し、欠乏するホルモンを補うため船員を貪り食らった。シカゴに漂着した船から地下道を通って博物館に至った彼は、到着した木箱を求め博物館を彷徨っていたのであった…。
逃げ惑うパーティ参加者を守るためマーゴとダガスタは残った葉を手に地下道へと赴き、怪物の目を逸らそうとするが、彼女はダガスタとはぐれフロック教授も怪物によって殺害された。マーゴは1人コソガと対決し、薬品貯蔵庫で急遽調合した爆薬を怪物に放った。逃げるマーゴを追って疾走する怪物は、やがて猛火に包まれていく。
全長250cm超。
能力:

ンブーンは南米に住まう”幻の部族”悪魔と忌み嫌われるコソガ族の作り出す人獣である。彼らは”ンブーン(悪魔の息子)”と名づけられた太古のウィルス(太古の爬虫類や両生類のDNAを保存し、捕食した生物にその情報を転写し異形化させる機能をもつ)を含む草=リリシー・ンブーンネンシスを対象となる人間に食わせて異形化させ、それを草に大量に含まれる成長ホルモンの魅力で操り、敵対する部族を滅ぼす生体兵器として使用していた。
新たなコソガを作るべく、来訪した異人フィットルーシーは、コソガ族に補足されてその葉を無理やり食わされ、ンブーンに変化したが、程なく環境破壊と地元政府による爆撃でコソガ族は消滅、リリシー・ンブーンネンシスも焼き払われてしまったのであった。怪物と化しながら人間の知性を幾分残していたフィットルーシーは、以前に自分自身が送った木箱を思い出したのか?或いは草の臭跡を辿ってか? 陸路ニューヨークを目指した。
骨格は全体に強化されており、甲角化した背部表皮組織も合間って通常弾での攻撃はほぼ無効。特に頭部は非常に頑健にできている。頭部形状の特徴は前に向いて揃った眼(*2)だが、視力は退化しており、知覚能力については実質的に極度に発達した嗅覚に頼っている。頭部から背部にかけては人間の名残として毛髪が生えている。
全身の筋肉も異形化を経てその身に人間を遥かに超える力を与えており、人体を容易に引き裂き、鋼鉄製のドアを歪ませる程の力で体当たりをかますことができる。変形の過程で前肢は3本指に退化、後肢は5本指だが形状は大きく変わっている。後肢の骨格も極めて強靭に出来ている。通常は4本足で歩行/高速で疾走するが、退化した前肢は依然器用さを保っており、ドアノブを回して開閉する等の機能を維持している。長大な尻尾もその特徴であり、人間を容易になぎ払う強烈な力を秘めている。
腹部から手足、尾部にかけての表皮(裸皮)部分はヤモリの遺伝子情報を反映して吸盤に覆われており、ヤモリのごとく壁を這い回ることも可能である。
外見上最大の特徴は後部両脇に伸びた2本の巨大な牙である。この牙は自在に開閉し、捕食対象を捉え引き裂く動作をより容易にさせている。(以上二つは映画版の特徴)

最初に観たのは映画版でした。全然観ようなんてつもりはなかったのですが、大学近くの映画館でリバイバル上映やってた時期に丁度2時間空いていたときがあって..
いろいろな意見はあると思いますが私は「怪物が登場する映画」としての完成度は結構高いのでは?と思っています。このテの映画としてはやや過剰に小難しい設定ではありますが、それはそもそもプレストン&チャイルドによるより詳細で細かな細工の施された展開になっている原作小説があるからなんですねー。 その後読んだ原作で上記したような見事な!生物学的な背景をもった異形を目の当たりにして結構惚れました。原作では(ややアリがちではあるが)妙に出来のよい/そつのないキャラとしてのペンダーガストがアクセントになってたり、カワキタやフロックが(主に続編で)ある意味まさかの大活躍したり、そのための布石が既に1作目で示されていたりでなかなかに売れ腺を意識しつつも凝った作りの小説です。 まあ2作目については、いくら舞台を広くして規模をでかくしようとしてもなかなか上手くいかないとこもあるのですが、ね。やっぱり怪物が出る話なんだから怪物にインパクトがなければダメだよなぁ。2作目は怪物の数が増えて「今度は戦争だ!」になってもそれが上手くいったのは御大エイリアンくらいだしねぇ。エイリアンにしたってちゃんとインパクトのあるクィーンさんが控えていらっしゃったわけで。…ということもあり、なんとなーくバイオ・ハザードのハンターを思わせる異形の”リンクラー”が多数登場する2作目はイマイチっす。いや、水準は越えているけど。 この作者だと純正バイオ・ハザード物の「マウント・ドラゴン」もなかなかよかったです。はい。
とはいえ映画版もその原作について、なかなか上手なアレンジをしています。ペンダーガストを削って警察陣をダガスタに焦点化したのものも映画としては上出来だし、同じ理由でカワキタとフロックの役割を削るのも当然だし、映画なんだから劇中で怪物の正体が割れる筋(*3)も当然だし(用途と関係ないのに個人名まで特定できる遺伝子予測プログラムはどうかと思いますが..)、ホイットニーがあの条件下で密航した船内で陥るパニックってのも、実に深刻に恐ろしいし(まー何日かであそこまで変形するのは無理があるけど)展開で、これは映画の方が「映画として」よくできていると思いましたね。ラストは綺麗なねーちゃんと怪物の死闘ってのはまーリアリティはないけど定番だし絵的にも悪くないし、あの爆発も無茶だけど(笑)まあ映画だしあれくらい派手さがないとね。と。(*4) 何より「売れたら続編作ろう!」的色気が感じられない終わらせ方には好感が持てます(笑) はい。
作品紹介:

ンブーン
可動箇所:超絶可動(31)
頭部:回転&上下スィング(2)
顎部:開閉(1)
顎脇(牙):横開閉(2)
腹部:スィング(1)
腹部・上部回転(1)
腰部:回転(1)
肩:マルチ(2)
肘上部:回転(2)
肘:スイング(2)
肘下部:回転(2)
手首:スイング(2)
股間:マルチ(2)
腿上部:回転(2)
膝:二重関節(4)
足首:スイング(2)
尾:基部回転(1)&中央部マルチ(2)
*2005年10月に作成しました
4足怪獣のカスタムってのはいつかやってみたいなぁと思っていて、そのための素体なんかも幾つかは保存されていました。…ホースオルフェノク(疾走体)なんかでもよかったのでしょうけど、いかんせんバカでかいし..
そんな最中に2005年夏ですが深夜に「レリック」が放映されていたので録画して、改めて眺めながら(私にとって映画に出てくる異形は常に「作れるか」「作るとなればここはどう処理するか」という興味の対象に他なりません)これは作れってことだよなぁ、と。製作にあたっては小説を読み直し、ンブーンの生物描写を一度徹底して頭に入れています(指の数や構成等)。結局デザイン的に映画版を採っているとこもありますが。ヤモリの遺伝子ってのは怪物に使うには面白いなぁ!って感心があったので図鑑を見てヤモリの吸盤なんかも参考にしてたりします。
素体として用意していたのはケナー社のブル・エイリアンなのですが..結局サイズが想定と合わなくて使用しませんでした(笑)長いこと保管していたのに..胴体・尻尾を形成しているのはアメリカ版ゴジラの7インチフィギュアですね。ポーズとれないとグダグダな作りですが、個々のディティールなんかはそこそこ異形してていいっす。サイズ的にもンブーンに想定している長さに合っているので。
頭部は素体のでっかい頭をバッサリ切っています。首部回転関節(TOYBIZ5インチハンターの股間回転関節。腹部回転も同じ)を組み込んで5インチフィギュアの肘関節を足してスィング、頭はダークチャイルドフィギュアのでっかい悪魔の顔がそれらしげだったので仮組みとして付けてみたらそこそこ似合っていたので固定しました。ソフビ製だったのですが、ゴジラの時同様どうにか固定できています。当初は似ているという理由でケナー社5インチプレデターの顔でも嵌めこもうと思っていたのですが、映画版に合わせるにしてもあまりにも眼が二つ前向き過ぎると生物としてかっこ悪いので..まあどうせ眼は退化しているわけですが(笑) その後顎可動を入れます。これは6インチスパイディの手首関節ですね。これを基部に肉付けして顎と舌、歯を造形しています。横に開く牙ですが個人的に「生物としてダメじゃん」とは思いますが、まあ映画から入った身なのでね、私もさ。マンガ・フリークの6本腕の一本がスィング可動をもったブレードなのですが、これを基部から外してそのまま横にくっ付け固定しています。あとで気合入れて肉付けしています。劇中でも可動してますが、こういうものが可動できるとポーズとらせるときのアクセントになるんですよねぇ。
前肢。素体肩関節を外して3怪人セットヘビ君の肩マルチを入れています。肘もヘビくんの回転&スィングですね。肘のすぐ下でゴジラの肘部回転関節と接続し、手首関節はスィングだけにすると手首がでかくならなくていいのです。手は素体(ゴジラ)の手首から指を1本外したものですね。跡で吸盤を造形しています。
腹部はちょっと新機軸。前方向のスィングだけでは4足の怪物として面白くないなと思ったので従来の腰回転、上部前方スィング関節の更に上に回転関節を設定し、ここを胴体と繋げます。そうすると腹部で回転軸を横に回転させて、腹を横によじれるようになるのであります。
後肢。3怪人亀くんの肩マルチを入れて同じ肘関節(回転&スィング)、すぐ下に更にスィングで2重関節。足首上で更にスィング関節。脛から下は素体のものですね。足首は素体のママだと指の数が合わないのでマクファーレン怪物プレイセットの半漁人の足首(4本指)と換装しています。横に逸れた指が一本あるので全部で5本!
尻尾基部は素体のママ。中間部で一旦切り落とし回転&スィング(5インチフィギュアの肘)を入れて再接続。…ここまで動かしてもそんなに意味はないのですが(笑)
仕上げは全身に筋肉をつけたり筋を入れたり。頭と背部には毛髪の名残を造形します。今回は異形としても美しさより醜い異形に変化した人間の狂気ってとこで勝負したい気分があったので、更に全身に大きなイボを幾つか配ししています。
塗装は..適当ですね。牙、歯、爪、裸皮部の基礎塗りはタン、やや濃い部分はダークアース、更に濃い背皮部は赤褐色、更に汚しと皮膚の文様でメタルブラック。これらの塗装を繰り返して色の分け目が不明になるように汚していきます。眼はイエロー。
でかくてよく動く怪物はディアブロ→ゴジラと続きましたが、2者に比べやや小さめだけど可動は異形系NO.1!すげー動く(笑) 這わせているままの画像はどう撮っても似たような絵になっちゃうけど、後肢で立たせるとこいつの異形さが際立ちます。まあ「元人間」ぽさってのはもっとあってもよかったのかもしれないけど。

*1:なもんで製作下準備にあたり画像検索かけると、英語ページでも(映画版があるだけあって)Kothogaの方がよくヒットします。原作小説読んでるヒト的には圧倒的にンブーンなんですが。…ンって。
*2:爬虫類や両生類ではあり得ない。故にゴジラもなんか変。アメリカ版ゴジラはその辺太古の爬虫類ってフォーマットに忠実ですな
*3:原作「レリック」では事件収束まで登場人物/読者に怪物の正体は明らかにされない。只の「博物館の怪物」であり、それに何故人間の遺伝子が? という状態のままであった。ラストでカワキタ只一人が全ての状況を突き合わせて、読者はここではじめて「フィットルーシー自身が怪物化した」という真実を知ることになる。 マーゴ等は1年後の事件の際に初めてその事実を知り戦慄する。
*4:原作ではペンダーガストが眼を打ち抜いて終了というカタルシスに乏しい展開。
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