仮面ライダー キックホッパー 

仮面ライダー キックホッパー01登場作品:
「仮面ライダーカブト」2006年


名称:

マスクドライダー キックホッパー 
人間体は矢車 想(そう)

Story

 35年前。何処かから現れた(*1)異星生命体ワームの一派は自らを”ネイティブ”と名乗り、人類に交渉を申し入れてきた。
彼らは明確な未来への認識を携えていた。曰く、遠くない未来に邪悪な異星生命体ワームが隕石に乗って地球を襲来する。強力な生命力と戦闘能力を持ち、一部のワームはクロックアップなる超加速能力を持つ成虫体へ進化する。擬態能力を持ち人類に擬態しながらその勢力を増やすワームに、人類単体のテクノロジーでは抗する術はない。ネイティブは人類に自身のテクノロジーを提供することを持ちかけた。ネイティブと協力した人類は来るべきワームとの戦いに際し、選ばれし者が装着しその身体を強化するシステム、マスクドライダーシステムを完成させるであろう。その戦いの主役となるのは、二人のマスクドライダー、太陽の神カブトこと日下部総司と戦いの神ガタックこと加賀美新..(*2)
 人類はネイテイブの言葉を信じ(ネイテイブの示した近未来情報を確認し彼らの言葉が真実であると判断した?)、ネイティブと手を組んだ。警察庁上層部は来るべきワームの襲来に備えネイティブとともに秘密組織ゼクト(ZECT)を創設。ネイティブのもたらした「預言書」にその存在が記され、来るべき戦いの主役となる加賀美新と日下部総司の父親と目される、加賀美陸日下部総一もその中にいた..しかし彼ら二人はネイティブの大部分がワームと同様に人類の根絶と自身の地球制圧を目的としていることを知ってしまった。日下部総一は自身も開発に関わっていたマスクドライダーシステムの中枢(正確にはカブトとガタックのライダーベルト(*3))に、装着者がネイティブを守ろうと考えるとシステムが暴走しネイティブ(正確には「ネイティブを含む全てのワーム」)を殺害させようとするシステム、通称「赤い靴」を仕込んだ。 ネイティブは赤い靴の存在には気づかなかったものの日下部の自分達への疑心に気付き、二体のネイティブを派遣して日下部夫妻を葬り、彼らに擬態した。それを眼前で目撃したのが夫妻の長男、総司であった。これが10数年前の出来事である。総司は祖母に引き取られ、祖母の姓である天道を名乗るようになった。天道総司はこのとき目にした「謎の生命体」を父母の敵として強く認識するのであった。 一方の陸は日下部総一の死を無駄にしないため、自身のネイティブへの疑心を隠し通す道を選んだ。

 そして7年前、1999年。天道総司は街中で死んだ筈の両親を見つけた。彼らの間には娘がいた..死亡時の日下部さとみ(母親)の胎内には次子が宿っており、さとみに擬態したネイティブはこの子までを含めて擬態したため、その後子どもを出産していたのであった(*4)。「生まれなかった筈の妹」が存在することを知った天道は苦悩するも、父母を殺すためその後をつけた。渋谷(*5)へ至った父母に迫る天道だが、正にそのときに!ワームの乗った巨大隕石が地球に飛来し、渋谷に激突したのであった。瓦礫の中に閉じ込められる天道。天道はそこで擬態した父親よりライダーベルトを受け取り、妹日下部ひよりを救ったのであった(*6)。地球に至ったワームは、このときより人類を制圧するための活動を開始した。絶対数の少ないワームは、人類に擬態しながら徐々にその数を増し、大規模な工場等を手に入れては隕石に封じられていた繭を孵化させるという手法で、徐々にその勢力を拡大させていった。

 そして現在。ワームがその勢力を伸ばす中、秘密裏に活動するゼクトの戦力ではワーム、特にクロックアップ可能な成虫体と闘うことは不可能という状況の下、遂に対ワーム戦用の強化システム、マスクドライダーシステムが完成した。ZECTに所属する新米隊員加賀美新は出現したワームとの戦いの中、ZECTに選ばれた装着者向けに準備されたライダーベルトを自身の身につけ、カブトゼクターを呼び、変身を願う。しかしそこに現れた謎の男、天道総司は今ひとつのベルトを手にしてカブトゼクターをその手に掴んだ!光に包まれ変身したのは、天道だった。天道はライダーの能力を知り尽くしていた。キャストオフやクロックアップのみならず様々な装備や機能を使いこなし次々とワームを葬り去っていく天道。 天道の目的や意図は不明であったが、加賀美は彼がワームを倒すその意図が人類に対する善意に基づくものと確信し、ゼクトにその正体を知らせることなく、密かに彼をサポートする道を選んだ。 そんな加賀美の前に行方不明になっていた弟が現れた。しかし本当の弟はワームに擬態され既に死亡していた。ワームは加賀美にその正体を明かしつつ、にも関わらず弟の意思と記憶の全てが自分の身の内にあることを示した。苦悩する加賀美をよそに、現れた天道はワーム=加賀美弟の擬態を圧倒し、滅ぼし去る。戦場を去る天道の背に加賀美は叫ぶ「いつか..お前を越えて見せる」
 天道の前に新たなライダー、ザビーが出現した。その正体はゼクトの実戦部隊中でも精兵として知られるシャドウのリーダー、矢車であった。戦場における戦士達の完全調和、”パーフェクトハーモニー”を標榜する矢車は孤高を気取るカブトに敬意を示す一方でその優れた能力に脅威を感じていた。そんな矢車に対し、ゼクト本部はカブト抹殺を命じる。夕焼けの中対峙する二人の戦士。戦いは熾烈を極めたが、ザビーは加賀美を庇ったカブトに必殺のライダースティングを決めた!崩れ落ちるカブト。しかし天道は無事であった。しかも戦いで破損したライダーベルトまでも自己補修されていた..次なるワームとの戦いの中、苦戦する矢車の前に再度現れた天道。何事もなかったように変身したカブトに恐慌をきたしたザビーはカブトに襲い掛かった!しかし戦闘の調和を乱した矢車の行為を見咎めたザビーゼクターは矢車を見放した。変身を解除され呆然とする矢車。一方で苦戦するシャドウを率いて戦い抜いた加賀美の眼前にザビーゼクターが飛来し、加賀美はザビーへの変身を果たすのであった。ザビーの力を得、シャドウのリーダーとなった加賀美であったが、続く戦として本部よりカブト抹殺を命じられる。苦悩する加賀美の前に現れた天道。二人は変身し拳を交えるが、天道との友情を重んじた加賀美はシャドウの銃撃からカブトを庇った。加賀美の腕から離れたザビーゼクター。「俺はもっと大事なものを掴んだ..」
 ザビーは最終的に矢車の腹心であったシャドウの新リーダー、影山の手に渡った。更なるライダー、ドレイクサソードも出現し、それぞれの思惑と理由からワームを倒しつつ戦いの中で天道や加賀美と触れ合っていく。
 戦いが激化する中、予言されていた戦いの神、ガタックを呼び覚ますゼクター、ガタックゼクターが完成した。しかしガタックゼクターは凶暴で装着者を試し、耐えられない者を次々と倒していった..加賀美はワームを追う中でとある廃工場にたどり着いていた。工場はワームの巣窟であり、同時に大量のワームの繭を孵化させる場所でもあった。しかし加賀美はそこで生き残りの少年マコトに出会った。彼は工場を抜け出ることができないまま、一人その奥に留まっていたのだった。少年を助けるため!ガタックの力を得たいと願った加賀美はガタックの試練を受けるもその身体に重大なダメージを負ってしまった。しかもゼクトの調査では工場には人間は誰もいない、という..マコトもワームである可能性が高いのだ。…ゼクトの工場殲滅作戦が始まった。少年を救うべく満身創痍の加賀美はバイクで工場に突入するも、当のマコトに擬態したワームの攻撃を受け瀕死の重傷を負った。…彼に歩み寄る謎の男(*7)。彼は加賀美にライダーベルトを装着した。死を乗り越えた加賀美の下にガタックゼクターが出現した。怒りの変身を遂げ仮面ライダーガタックへと姿を変えた加賀美は圧倒的な力でマコトや他のワームを蹴散らした。ここに予言されていた二人の仮面ライダーが集い、マスクドライダー計画は新たなる段階へと移行したのであった。
 天道と加賀美が初めて会った頃、天道はひよりとも、加賀美のバイト先であるビストロ・サルで出会っていた。ひよりを自身の妹と知る天道は、戦いの最中も常に彼女を気にかけていた。
 ワームの中でも突出した戦闘能力を誇るウカワームは、天道を付け狙う中で出会ったひよりの存在に疑問を感じていた。ウカワームの差し金でワームの大群による攻撃にさらされたひよりは駆けつけた天道と加賀美の眼前でワームの姿に変身した。驚愕する加賀美..「全てのワームを滅ぼす」と標榜する天道は、加賀美やワームたちの前でワームと化したひよりにライダーキックを放つ!爆発するひより。 しかしそれは天道がひよりをワームやワームを根絶やしにせんとする全ての人間から守るための策略だった(*8)。爆発から救い出したひよりに、天道は自分との関わりの全てを話した。ワームである自身の出自、天道との関係、そして7年前に自分の両親を殺そうとしていた少年が正にその天道であることを知ったひよりは動転し、姿を消した。自分を呼ぶ謎の声に導かれ、エリアXに現れたひよりは、その地下で謎の鉄化面の男と出会った。ひよりがその男に触れると、鉄仮面は崩れ去った。その男は、天道に瓜二つだった..正にそのとき、男に対しゼクトの総力を結集して作られた超ユニット、ハイパーゼクターの作動実験が行われようとしていた。ひよりを追ってエリアXに到達した天道と加賀美の目の前でハイパーゼクターが作動し..ひよりは天道の姿を持つ鉄仮面の男とともに、この世界から姿を消した。

 天道は活動を再開した。ひよりの戻れる世界を創るため、ひより以外の全てのワームを廃絶せんとする天道はZECTに加入し、その圧倒的な能力をもって程なくZECTの中で強権を振るうようになっていた。ワームを廃する力を抑止せんとする天道はその権限でゼクターの回収を始めた。ザビーである影山にゼクターの回収を迫る天道、ハイパーゼクターを求め現れたウカワーム等の前に、荒みきった姿の矢車が現れた。人間のままでワームを圧倒した矢車は、謎のゼクターを呼び寄せ、未知のライダー キックホッパーへと変身した!蹴り技だけでワームを退けたキックホッパーはその勢いでザビーをも一蹴!影山の手からザビーゼクターは奪われてしまった。
 謎の誤作動を起こし、二人を消し去ったハイパーゼクター。ハイパーゼクターを求める天道は自分の弟子となったZECTの新人隊員、高鳥蓮華の協力を得てそれを手に入れた。しかしハイパーゼクターは、カブトの活動に疑いを持つ陸の側近三島によって爆弾を仕掛けられていた。ハイパーゼクターを求めるウカワーム、天道、加賀美らの前で四散するハイパーゼクター。消沈する面々の前で天道は天に手をかざす。その手に現れたのはハイパーゼクターだった!現在のゼクターは破壊されたが、未来で再度作られたハイパーゼクターは、主である天道に応えて時間を超え、駆けつけることができるのであった。その力をベルトに込め、カブトは銀色に輝くハイパーカブトに変身した。
 ハイパーフォームはハイパー・クロックアップを行うことで、カブトに限定的な時間遡行能力を付与することができた。しかしその力は不安定で天道でも制御はままならないものだった。時間と空間を越えるこの力を使いこなすことで、天道はひよりの居る世界を見つけ出そうとしていた.. そんな天道と加賀美の前に現れた謎の男、立川。ZECTは加賀美らに彼を守るよう指令を出したが、彼を狙って出現したワームと闘う加賀美の前で、立川はワームに似た異形の姿に変身した!天道もその姿を見て驚愕する。立川こそ、かつて天道の父母を殺して擬態したワームと同系統の存在だったのだ。立川は二人の前で、自身がネイティブというワームの異種族であることを明かした。しかも彼はひよりの居場所を知っている素振りを示す..立川を追って現れたワームの大群。苦戦するカブトとガタック。ネイティブの姿に変化した立川を眼前に捉えたカブトは、凄まじい衝動に駆られ暴走した!カブトのベルトに秘められた「赤い靴」が発動したのだ!しかもそこに現れたのは二人のホッパーライダー.. ザビーゼクターを失い絶望に追いやられた影山は、矢車によってもう一つのホッパーゼクターを与えられたのだった..義兄弟の契りを交わした二人の戦士。闘志を燃やす二人のホッパーライダーは、狂乱したカブトとそれを止めようと奮戦したガタックを打ち破り、姿を消した。瀕死の立川は天道にひよりの居場所を示すヒントを示し、ネイティブの姿で息絶えた。
 ウカワームはドレイクによって破られ、息絶えた。ワームと人類との最後の決戦の機運が高まる中、最強のワーム、カッシスワームが出現した。時間を止める”フリーズ”能力を持つカッシスに苦戦するライダーたち。カブトも一度は敗れたが、ハイパーフォームとパーフェクトゼクターの力をもってカッシスワームを打ち破ることに成功した。しかし再度その力を強化して現れたカッシスワーム。第二形態に進化したカッシスワームはライダーの技を受け止めて自らのものとする”コピー”能力を身につけていた。ワームの大軍勢とZECTの総力戦が始まる中、天道は幾度か現れた自分と瓜二つの姿をもちひよりを連れ去った男、ダークカブトとの戦いを経て、ひよりの居る異世界を探しあてていた。加賀美は天道をひよりのいる異世界へと送り、自身は独りカッシスとワーム軍団に立ち向かう道を選んだ。カッシスワームの猛攻を受け崩れ落ちるガタック。ライダーシステムの要、エリアZを死守する戦いは人類の敗北に終わろうとしていた。そこに現れたのは、ひよりを連れ戻し、この世界に戻ったカブトだった。二人のライダーに、更にカッシスワームに影山を倒され愚弄されたキックホッパーが参戦した。3人のライダーがその必殺技、ライダーキックを同時にカッシスワームに放ち、更にハイパーカブトの最強技、マキシマム・ライダー・タイフーンが炸裂した
 残されたワームの軍勢は死したカッシスワームの別固体によって率いられていた。しかし彼ら2体のカッシスワームは、実は自分自身を殺してその姿を擬態していた仮面ライダーサソードこと神代剣の本来の姿、スコルピオワームによって倒され、軍勢ごと乗っ取られてしまっていた。自身がワームであることを知り絶望した剣は、残されたワームを糾合してZECTに最終決戦を挑んできた。加賀美を人質にとられた天道は剣の下へ。剣の本心はワームの根絶と、ワームである自分自身の生命を絶つことであったのだ。死闘を終え、天道の腕の中で命を落とす剣。同じ頃、加賀美はカッシスワームの一体を、2人のホッパーライダーはもう一人のカッシスワームと生き残りのワーム軍団を滅ぼしていた..

 ワームはその大部分が滅ぼされた。人類に潜む少数のワームを狩るためと称し、ZECTとともに人類の前にその姿を現したネイティブ主流派は、人類に対し大量のネックレスを配った。そのネックレスは付近にワームが居ると反応する、ワーム探知機であった。しかしそれは同時に、人類をネイティブ化する恐ろしい本性を秘めたネックレスだった。ネックレスを手に入れた影山はネイティブの姿に変化した。影山は矢車に変形した自分の姿を示す。影山の意を汲んだ矢車はキックホッパーに変身し、パンチホッパーに変身した影山に必殺のライダーキックを見舞う..矢車は死した”兄弟”にいつまでも寄り添うのであった。
 ネイティブの本性を知るカブトは独りネックレスを破壊し、人類の味方を標榜するネイティブを殺害していく。ネイティブの首領、根岸に誑かされ、ZECTとネイティブのために働く決意を固めた加賀美は、怒りに燃えカブトを追い詰める。居並ぶゼクトルーパーの前で二人のライダーは相対する。主の危機を感じ現れたハイパーゼクターを退けたカブトはガタックと互角の戦いを繰り広げたが、ゼクトルーパーの銃撃を受け体勢をを崩されたカブトはガタックのライダーキックを浴びて吹き飛ぶ。崩れ落ちる瓦礫の下に消え去るカブト=天道。消沈する加賀美は、陸の腹心であった三島が根岸と手を組んで陸を陥れZECTを掌握し、ネイティブの「人類ネイティブ化」を実行しようとする事実を知った。ネイティブは長い間自分達に盲従する様子を示していた陸が隠し抜いてきた、赤い靴の秘密を把握していたのだった..陸を救い出したものの、孤立無援の加賀美は絶望に駆られていた。そんな彼に蓮華から手渡されたのは、天道からの、全てを知った上で加賀美に後を託すとの手紙だった。 加賀美はガタックへ変身し、ネイティブの本拠へと赴いた。しかし三島はネイティブの手によって最強のグリラスワームへと変貌を遂げていた。敗れ去るガタック。しかし彼らの前に現れたのは、天道だった。ひよりの存在に励まされ、力づけられた天道は瓦礫の中から復帰していた。カブトとガタックはグリラスワームに挑む。ハイパーカブトの最強剣技、マキシマムライダー・ハリケーンをも退けたグリラスワーム。しかし力尽きたグリラスワームにハイパーカブトとガタックのライダーキックが炸裂し、三島は爆発四散した。逃げる根岸を爆発の中へ連れ去り葬ったのは、カブトとの戦いに敗れたダークカブトだった。ダークカブトは生来のワームではなく、人類の子どもがネイティブによって人為的にワームに変形させられ、その後もカブト(マスクドライダーシステム)開発のために様々な実験を施された末に天道に擬態させられた悲しき存在だった。
 かくしてひより、或いは人類に害をなさない善良なごく一部のワーム/ネイティブを残し、ワーム/ネイティブと人類との戦いは終わった。影山を失った矢車は..

身長192cm、93kg


交友関係:
ザビー時代:シャドウ隊員 / ZECT田所さん
キックホッパー時代:影山のみ

能力:

仮面ライダー キックホッパー02 仮面ライダー キックホッパー03

仮面ライダーキックホッパー:

天道等の前に突如現れた謎のライダーであり、その正体や出現に至る経緯は作中では明かされていない。但し
・他の仮面ライダーと互角あるいはそれ以上の能力を持っている。
・にも関わらずZECTとして、出現するまでその存在を把握していなかった
ことから、ZECTとは異なる経路でライダーを開発できるテクノロジーを有するネイティブによって生み出されたマスクドライダーの派生体でないかと推測される。
故にその能力は元来、天道(カブト)の有する、ZECT或いはネイティブに対抗できる能力とその裏づけとなる”赤い靴”を装備されたライダーに対抗すること を目的としているものと想定される。ネイティブの主目的もまたワームの廃絶にあったため、ダブルホッパーライダーがカブトやガタックと共同或いは独立してワームに戦いを挑む場面こそ認められたが、最終章においてキックホッパーがネイティブと闘わなかった(闘うことができなかった)理由は、おそらくこれであろう。
 ネイティブによる改修を受けたマスクドライダーシステムであるホッパーライダーは、リバーシブルのゼクター(*9)、マスクドフォームの排除、二段式の強化された必殺技(ライダージャンプ→ライダーキック)等の特徴を有し、ZECTによって開発されマスクドライダーシステムの真祖であり最高のポテンシャルを持つカブトやその改良型のガタックと、互角或いはそれを凌ぐ高性能を誇る戦闘体である。

 キックホッパーは足技を基本とした独特の格闘スタイルを有し、凄まじい威力の蹴り技でワームを倒す。左下脚部には特殊装備、アンカージャッキを装備している。アンカージャッキはインパクトの瞬間に伸縮して、その蹴り技の威力を的確に対象に到達させる。必殺技はライダージャンプと連続して放たれることでカブトやガタックのそれを凌ぐ破壊力を手に入れたライダー最強の必殺技、ライダーキックであり、その威力は重量にして20tにも相当する。


○参考:マスクドライダーシステム

ZECT内部で開発された対ワーム用戦闘システム。ワーム到来を予期していたネイティブと、ネイティブと手を組んだ人類との協力によって開発されたシステムであり、完成にあたっては天道の父、日下部総一郎がこれに深く関わっている。ゼクターによって有資格者とされた者は、その際同時に与えられた変身ツールを手に変身ユニット”ゼクター”を呼び寄せ、変身ツールと結合したゼクターは資格者をマスクドライダーに変身させる。マスクドライダーはゼクター及び変身ツールの力で周囲の分子から電磁的に誘導した素材から瞬時にスーツを作成し、装着者の身にまとわせる。強化服として機能するマスクドライダーシステムは、装着した人間の能力を知覚力を含めて全般に高め、ワーム或いはその成虫体と同等或いはそれを凌ぐ運動能力を与えることができる。
 マスクドライダーは更にワーム蛹体との集団戦に適し、防御力を高めたマスクドフォーム、及びアーマーを排除し、成長体の超加速状態”クロックアップ”に対抗できるライダーフォームの二つの形態を持つ。マスクドライダーはその他時間を超越するタキオン粒子を操る超能力によって発動する”必殺技”を備えており、更に変身ツール自体の装備、、バイクや更なるゼクターとの融合等によって自身の能力を高めていくことができる。
 その姿、能力、蛹状態から脱皮し、超加速能力を手に入れるその特徴は全て、ネイティブ或いはワームの能力そのものであり、マスクドライダーシステムの中核、特にゼクターの有する能力は、ワームの能力或いはその精髄を何らかの形で封入されたものであることが想定される。

ゼクター:
ゼクター(Zecter)はマスクドライダーへの変身に必要なエネルギーを供給し、その変身を司ると同時にその有資格者選別する自律的な判断能力を有する昆虫型ユニットである。その外見は、変身するマスクドライダーのモチーフとなっている昆虫(或いは節足動物)に準ずるものとなっている。ゼクターは装着者の意志或いは自己判断で資格者の元へ”ジョウント”と呼ばれる空間を跳躍する移動手段を用いて出現し、装着者自体が身につけた変身ツールと結合する事で、資格者をマスクドライダーへと変身させる。

マスクドフォーム:
マスクドライダーの第一形態。ホッパーライダーズを除けば全てのマスクドライダーは変身直後にはこの姿をとっており、昆虫でいう蛹の状態に相当する。 ヒヒイロノカネと名づけられた超金属で構成されたマスクドアーマーが全身(特に上半身)を覆ったこの重装甲形態時においては、各ライダーの能力は全体にパワーに特化された状態にある。重装甲であるためその防御力も高い。一方でその動きはライダーフォームに比して遅く、人間と大して変わるものではない。クロックアップが不可能なこともあり、この形態のままでワーム成虫体の能力に対抗するのは絶望的に難しく、天才的な戦闘センスをもつ天道でもマスクドフォーム形態での成虫体撃破数は極めて少ない。

ライダーフォーム:
マスクドフォーム形態において”キャストオフ”と呼ばれる装甲排除作業を経て出現する、マスクドライダー第二形態。装甲が排除されたことでパンチ力やキック力といった純粋な攻撃力は低下するが、走力や跳躍力・スピード等、全体の運動性能は飛躍的に向上する。この形態最大の特徴は超加速”クロックアップ”及びタキオン粒子を使用して放つ”必殺技”の使用にある。これら能力の付随によって、マスクドライダーはワーム成虫体に対しても戦いを挑むことが可能となった。

クロックアップ:
ワームの成虫体やマスクドライダー(ライダーフォーム)等が使用できる”超加速状態”。ライダーは腰部のベルト或いはその周辺にあるスイッチに触れる事によって超加速が発動する。クロックアップしたライダー(ワーム)は、周囲の時間流から切り離され、物理法則を超越した状態での移動及び戦闘が可能となる。クロックアップ中の物体は、通常の時間の流れにいる者から視認することはできないため、その闘いは市街地や人込みの中で行われても全く周囲の人間に認識させず「物質の突然の破壊や移動」として把握されることとなる。尚一度にクロックアップできる時間には限界があり、長時間或いは連続的な使用は不可能である。
また”ハイパーフォーム”形態の場合には通常のクロックアップよりも更に圧倒的な早さで活動可能な”ハイパー・クロックアップ”を発動させることが可能であり、しばしば通常のクロックアップ中にある戦闘体からも認識できない程の速さで戦場を駆けることができる。この能力が嵩じて限定的に時間を遡行することも可能となる。

仮面ライダー キックホッパー04 仮面ライダー キックホッパー05

ライダーの系譜

@ダークカブト:装着者 擬態天道
全てのライダーシステムの基礎となったプロトタイプ。制作以前に未来におけるその存在が確認されていた真祖、カブトの能力を”再現”した素体と思われる。プロトタイプ故に実験体となった人間(ネイティブの実験によって人間からネイティブに強制的に変形させられた)に装着され、過酷な環境下で様々な実験を行われてきた。 カブトがロールアウトされた以降も改修が行われたらしく、最終的にZECTの手から離れ使用された状態では、その戦闘能力はカブトのそれを凌ぐほどであった。構造上安定性の問題或いは装着者の制御能力の問題もあり、ハイパーゼクターを装着し、使いこなすことは最後まで不可能だった。

Aカブト:装着者 天道総司
後に生み出される全てのライダーの基礎となった、ライダーシステムの完成形。日下部総一郎の手によって完成された唯一のライダーベルトを有するライダーでもある。孤高にして圧倒的な制御力を誇るカブトゼクターによってコントロールされるカブトは、能力配分バランスが優れており、あらゆる敵と対等以上に闘えるその高いポテンシャルが天才的な格闘センスをもつ天道と繋がったことで、事実上最強の能力を有するライダーといえる。その戦闘スタイルは華麗なカウンターファイター。カブト専用の装備(クナイガンやエクステンダー)、更にはライダーに究極の能力をもたらすハイパーゼクターとの連動が開発当初より想定されており、資格者の意志に応じて未来より飛来するハイパーゼクターと結合して最強体ハイパーフォームへの変形が可能であった。
ハイパーフォームの超加速”ハイパー・クロックアップ”には不安定要素が多かったが、それをサポートするためにハイパーフォーム形態でも凄まじいパワーを運用できる追加装備”パーフェクトゼクター”も未来世界において完成されている。パーフェクトゼクターはその主要な能力を外部の3つのセクター(ザビー/ドレイク/サソード)から供給し、カブトはこれを受けて最大6つ(カブト/ハイパー/ザビー/ドレイク/サソード/パーフェクト)のゼクターの力を集結させた究極の力を振るうことができる。
 必殺技はライダーキック /パーフェクトゼクターを用いた マキシマム・ライダー・ハリケーン/マキシマム・ライダー・タイフーン 等。

Bザビー:最終装着者 影山瞬 
カブト開発を受け、後に制作されるマスクドライダーシステムの完成体、ガタックを開発されるためのテストヘッドの一体と想定される。またハイパーフォームへ変化する装着者に更なる力を与えるため、ゼクター自体がそのサポートユニットとして設計されていることから、このライダー及びドレイク・サソードの3体は、開発開始の時点で”将である何者か”のために作られたものだと言うこともできる。カブトにおいて確立されたマスクドライダーシステムを集団戦に応用するため集団行動をとるハチの性能と性格を付与されたザビーは、協調性と集団指揮能力から資格者を選び、結果的には3体の資格者を選んだ。その戦闘スタイルは資格者によって細部が異なるものの、軍隊格闘技を基礎においたボクサーファイタータイプといえる。
 必殺技は左腕のザビーゼクターを使用して放つハチの一刺し、ライダースティングである。

Cドレイク:装着者 風間大介
カブト開発を受け、後に制作されるマスクドライダーシステムの完成体、ガタックを開発されるためのテストヘッドの一体と想定される。マスクドライダーの能力を銃撃戦に応用するため、トンボの性能を付与された。銃撃戦を主体に戦闘を組み立てるドレイクの能力はしばしば格闘戦に優れた他のライダーに劣るものとされるが、必殺技ライダーシューティングをクロックアップを利用しつつ2連射して対象を挟み撃ちする等の高度な応用技を用いて強敵ウカワームを倒したことで、そのポテンシャルが他のライダーに劣るものではないことを証明した。尚ドレイクのマスクドフォームはライダー中唯一、水中での活動を想定し、対応しうるものである(ヤゴなので)。
 必殺技はドレイクゼクターから放つエネルギー光弾、ライダーシューティングである。

Dサソード:装着者 神代剣(スコルピオワーム)
カブト開発を受け、後に制作されるマスクドライダーシステムの完成体、ガタックを開発されるためのテストヘッドの一体と想定される。特にサソードは有資格者でなくても、誰であれ使用できるマスクドライダーシステムを目指したため結果として「人間ではない」(ネイティブでもない)神代剣でも使用することが可能であった。マスクドライダーの能力を剣戟に応用するためサソリの性能を付与されたサソードは、専用のブレードを用いた中距離格闘戦を得意とする。
 必殺技は刀身に毒液を纏わせて敵を叩き切る刀技、ライダースラッシュである。

Eガタック:装着者 加賀美新
天道と並びマスクドライダー開発以前にその身にスーツをまとうことを予定されていた加賀美は、ZECTに入隊し天道とともにワームと闘うことでその経験を重ねていた。一度はザビーをその手にしたものの、カブトとの友情を選んだ加賀美の手から、ザビーは飛び去った。
 カブトにおいて確立されたマスクドライダーシステムを更に改修してより高い能力を付与させたライダーシステムのひとつの頂点であるガタックは、凶暴な性格づけをされたガタックゼクターによって制御され、マスクドフォームでの高いパワーと肩部イオンキャノンによる強力な銃撃能力、ライダーフォームでの高い攻撃能力、更に両肩に装備された双つの曲刀ガタックカリバーを有し、加賀美新の荒ぶる魂と結合したその総合的な戦闘能力はカブトのそれを凌ぐものと想定される。
 必殺技はライダーキック、プラス/マイナス二つのガタックカリバーを合体させて放つライダーカッティング である。

Fキックホッパー:

Gパンチホッパー: 装着者 影山瞬
キックホッパーと同様にその詳細は謎に包まれているライダー。装着者資格をもつ人間の心が闇に覆われたとき、出現したホッパーゼクターを手にした者が変身する。リバーシブルのホッパーゼクターをキックホッパーとは逆方向からライダーベルトに装着することで変身する。その戦闘はパンチを主体としたものであり、蹴り主体の戦闘スタイルをもつキックホッパーと対照を成す。
 必殺技はライダージャンプと連続して放たれ右腕部に装着されたアンカージャッキの能力を利用してパワーを高めたライダーパンチである。

備考:

仮面ライダー キックホッパー06

…「まさかここまで惚れるとは」というのが個人的なキックホッパーへの思いなのですが。実際雑誌等で最初にその姿を見たときは、実にかっこ悪いなぁもう、と。ゼクトルーパーの強化体(量産型ライダー?)てな噂が出たのも、そりゃわかるわなーといったザコっぽさだったのですが..出現シーン(矢車さんからの!)のかっこよさといったらもう!史上最強かもしれないと思われるかっこよさでした。はい(ウルトラマンだとアグルver.2が最高!かな?)。その他全てのキックホッパー登場シーンが輝いています。私の中で。カッシスとの決戦に参戦した矢車、その理由も最高っす。更に事実上のラストバトルでの兄弟連携とライダージャンプの応用技も実にセンスがいい!登場シーンだけで編集してDVD焼こうかしらん。
 なんつーかカブトというライダーの文脈の中で、バッタであり、アウトローでもあり、二体であり、それぞれに特化した能力を持つ(力と技でなくパンチとキックというアレンジが実に渋い..)ライダーが登場し、活躍したこと自体が素晴らしいっす。流石は35周年。 とんがったショウリョウバッタフェイス、よくよく見るとちゃんとバッタしている頭部側面、更によくよく見ると胸部もバッタしてる..いいデザインだなぁ。そして他のライダーを超えるアイディアとしての追加装備アンカージャッキのケレンも溜まりませんね。 

 カブトという作品ですが..響鬼で散々なミソつけたあの後に、アレだけのクオリティの作品を世に出せることは快挙といっていいでしょうね。細部に破綻や投げっぱなしの設定があるのはいつものことですが、全体に一定水準以上の脚本と構成が維持されていたので、まー安心して見れました。役者も皆魅力的だったしね。一番の評価ポイントは「燃える!」話が多かったこと。
 皆さんある程度は一致するでしょうけど、 4話の加賀美弟話 、10話のザビー加賀美vsカブト 、22話のガタック登場 、45話の実質的ラスト(だと私は思う)における天道とひよりとの会話、続くカッシスとの3大ライダー決戦..あたりはとにかく最高!…加賀美ネタが多いですね。だからっつって天道がダメってことではなく、主役があー”立っている”から脇がノレるわけですが。これだけの水準で燃えられるコンテンツを秘めたライダーはこれまでなかったと思いますので、そういう意味ではやっぱり平成ライダー最高!と言ってよいのだと思います。

各ライダー評:

カブト:優等生ですね。最初からかっこいい!と素直に思わせる完成度の高さです。アギト以来の「将」の風格のあるライダーでもありますな。相手の動きを読んで矢継ぎ早のカウンターを繰り出す格闘スタイルは美しい..でも結構負け経験もあって、負けているときには結構情けなかったりもするのですが..次のシーンでは飄々としている天道ってのも救いがありました。エクステンダー(特にエクスモード)がいまいち使えなかったのが痛い。

ザビー:かっこいい!カブトの文法を素直にハチにすると、ああなるといった感じですが、実にいいアレンジです。知的で俊敏で、華麗で、危険。色使いもゴージャス。肩装甲の処理に目算がつけば、作ったかもなぁ。装着者はやっぱり!矢車さんが一番っすよ。影山さんは背が低い!というイメージで損をしているよなぁ。

ドレイク:デザイン的に一番頑張った!のは分かるけど所詮はゲテモノっつーか。大介も(脚本もあるので)やっぱりノレないライダーではあります。マスクドフォームはかなりかっこよいのですが。概してライダーでは銃撃タイプは不利だよなぁ。

サソード:これも頑張った!けどダメだね。ザコっぽすぎて。サソリだしなー。毒だし。剣も短いし(笑) 致命傷はスコルピオワームの方が圧倒的にかっこいい!ことでしてねぇ。役者さんの伸び具合は加賀美と並んで最高!でした。

ガタック:カブトをクワガタにして、色を変えた、と。その素直さが実にいい!青と金ってのも主役には仕えない色だけど、かっこいいよねぇ。あーマスクドフォームの角の処理だけは常に違和感があるけどね。ライダーカッティングはもっともっと使って欲しかったですね。

パンチホッパー:まーね。同じ色ってわけにもいかないしね。でも玩具屋でパンチホッパーだけ買うヒトっていないんだろうなぁ。

ダークカブト:いい!ですが、やっぱりあの模様は作りづらいなぁと思いながら見てしまうのでして..やっぱり闘うならハイパー化しないのは無謀でした。


作品紹介:

仮面ライダーキックホッパー

   
可動箇所:超絶可動(35)
頭部:回転&スイング(2)
腹部:前後スィング(1)
腰部:回転(1)
肩:開閉(2)
肘上部:回転(2)
肘:スイング(2)
手首:回転+スイング(4)
指:人差し指&中指部と薬指&小指部(4)
股間:マルチ(2)
腿上部:回転(2)
膝:二重関節(4)
足首:左右スィング&前後スイング(4)
爪先:スィング(2)
左脚部:アンカージャッキ(3)


仮面ライダー キックホッパー07 仮面ライダー キックホッパー08

*2007年1月に制作しました

 番組終了までには作りたかったのですがね。製作前に造形の参考としてバンダイ製7インチソフビを購入しています。
 製作開始。3.5インチJOEを核に関節を組み込んで上半身を組んでいきます。肩はホールド性能を考慮してマンガ・フリークの肩マルチ(小)。頭部はJOEの肘関節を小さく詰めて回転関節とスィング関節を連結して回転&上下可動。腹部には5インチフィギュアの肘関節を仕込みます。その下に回転関節。上腕部回転関節以下はコナミ製デモンナイトのもの。手首関節は3.5インチJOEの肘関節、手は3怪人亀君。股関節はマンガ・フリーク。脚部です。膝上部に3怪人セット脚部の回転&二重関節を仕込んでいます。足首は、今回はキックのひとなので接地性能をあげるため、6インチ映画版スパイディグリーンゴブリンの足首部をそのまま埋め込んでいます。関節の選定は全体にシンプルですが、仮面ライダーだけに部分的にスペシャルというか。最後にアンカージャッキ。結構大きめですが、これはまーお祭りなもので。マンガ・フリークの4本爪ユニットを解体して、シャフトを基部に埋め込み、最初の爪パーツを挿して、あとは同様に小型化して造型を修正した爪をプラ棒で繋いで基部と二箇所を可動式にして、作中同様の可動を実現させています。
 あとは造形。頭部は意外に複雑ですね..結構仮面ライダーアマゾンとかってこんなだろうか..あとは結構シンプルで作りやすいデザインだなと思います。何気にバランス調整が難しいのはサインスーツ(*10)だったりでして。

…会心の出来映えです。ひっさしぶりの仮面ライダー!ですが、やっぱり作っていて楽しい!のです。装着変身もあるし、5インチが最も映えるシリーズなのでしょうね。
技術的/造型的な進歩も555のときよりも遥かにあったものと作りながら実感しています。

塗装です。目はメタリックレッド地にクリアイオレンジ、ベルト等赤部はメタリックレッド、黒部はメタリックブラック地に黒鉄色、銀部分はシルバー。緑部分はメタリックグリーン、薄い緑は焼鉄色にクリアブルーを足して作った専用色。
     


仮面ライダー キックホッパー09

*1:ワームに先んじたネイティブはどこから来たのか?出自がワームと同様に宇宙であることは前提としても、ワームと同じに隕石に乗って飛来したのか? 個人的にはネイティブとワームがどう見ても同系の異星生命体であること、ワームの能力は基本的に時間への干渉を示すものであること、ネイティブが未来(現在)の戦いに関する情報を携えていること等の状況から、ネイテイブは「未来或いは別の時間軸から来たワーム」、であると推定する。根拠は、まあ同じ星の生物が同時期に同じ星の同じ国に至るなんて出来すぎだし、そもそも35年前の段階で隕石が落ちたといった情報が作中で示されていないこと。時間遡行の能力を持つハイパーゼクターに関するテクノロジーを有している或いは近い未来に有する可能性が極めて高いこと。
 →終了直後のメイン脚本家インタビューでは、「35年前にも隕石が来ていた」そうです。はい。

*2:とはいえネイテイブの来た(とすると)未来は遠い未来ではないのかもしれない。カブト世界の時間軸の先から来たのであれば、自分達がカブト等に敗れ去ることも知っているわけだし、そうであるならば早い段階で日下部総司等を殺害しているだろうから。彼らが天道や加賀美を生かしておいたことから、彼らが別の時間軸から来た「未来ワーム」であるとしても、その時間線はそうは先ではないのだろう。 …その世界の「現在」ではワームの侵略に対しライダーと化した日下部総司や加賀美が戦っていた。しかし戦局が人類或いはネイテイブにかなり不利な状況に陥ったため、ネイテイブはその世界の人類を見捨てテクノロジーの限りを尽くして35年前の世界に跳躍した、 といったところであろうか..

*3:「赤い靴」の存在が暗示されているのはあくまでもライダーベルトに、であり、他のマスクドライダーシステムに内臓されているという描写はない。なおこのベルトは@天道用(7年前に日下部擬態ネイティブから手渡されたもの)・A加賀美用(ガタック初変身の際に何者かから手渡されたもの)・Bダークカブト用(ネイティブの改修が常に入っているため赤い靴は外された可能性も高い)の3本が確認される。1話で加賀美が手にしていたベルトは、結局ガタック装備用となったのであろうか? ライダーベルトには @装着者の身体的能力を高める A装着者の身体に負った外傷を補修する(限定的な時間遡行?タイムふろしき?) B装着されたゼクターの制御 C赤い靴の発動 D装着者に対するライダーシステムの情報提供 等の機能があるものと想定される。なお作中では加賀美のライダーベルトの「赤い靴」が発動したという描写はなく、加賀美陸によってその存在が暗示されただけである。

*4:ワームのように繭から幼体が孵るのではなく、人間の肉体に擬態した母親から出産したひよりは、そのために他のワームとは異なる極めてユニークな存在と言える。そのせいか?ワームへの変身時に最初からサナギ形態をとることはなかった。

*5:渋谷にゼクトの実験場である拠点、エリアX或いはライダーシステム開発の本拠地であるエリアZがあることから。ワームの隕石がこの地区に飛来したことは偶然であろうか?偶然でないのであれば、この時点でワームは人類と共闘し自身を滅ぼそうとするネイティブの存在を感知していたことになるが..

*6:この詳細は劇中では天道によって語られただけでその詳細は明らかにされていない。天道が言う通り総一擬態ネイティブから「貰った」のだとすれば、それは擬態の際に取り込んだ総一の遺志に基づいてのことだろうか?或いは瓦礫に閉じ込められ自身の死を覚悟したとき、自分達の愛娘であるひよりを救うことを(彼の素性を知らないまま)天道に求めたのかもしれない。実際天道はベルトの能力を利用してひよりを救うことになった。

*7:作中では不明だったが、メイン脚本家によれば「加賀美にベルトを装着した人物は父親の陸」であったらしい。

*8:この時期、カブトの周囲にはカブトに似た姿の謎のライダーが出現していた。実はそれは、近い将来カブトが成るべきカブトの超形態、ハイパーカブトだった。ハイパーカブトは限定的な時間遡行能力を備えており、その力を用いて過去の自分自身を救うために数度、その力を振るっていたのだった。

*9:デザイン当初は独りの装着者がリバーシブルのゼクター/ライダーを状況に応じて使いこなす、というものだったらしい。

*10:サインは”正弦”あるいは正弦波の意味か?


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