ハンター


ハンター1登場作品:
「BIOHAZARD」
「BIOHAZARD 0」
「BIOHAZARD3」
「BIOHAZARD:Code veronica」


名称:
ハンター。1に登場するハンターの正式名称はハンターα


Story
謎の人物、スペンサー卿が幾つかの財団から資金援助を受けて設立した組織がアンブレラである。
アンブレラは表向きはウィルス治療を目的とした製薬会社であるが、その実態は生体生物兵器(B.O.W)の製造工場であった。
スペンサー卿はかつて南極で発見されたRNAウィルスで生体の遺伝子構造を組み替える機能をもつ謎の「始祖ウィルス」を元に、
生体生物兵器を製造するために30年の時を費やしてその特性を強化したウィルスの変異株、t-ウィルスを開発した。しかし..

バイオ0:
1998年7月。アメリカ中西部に位置する小さな工業都市ラクーンシティ郊外のアークレイ山地では人が食い殺される猟奇殺人事件が頻発していた。ラクーン市警は、市警特殊捜査部隊S.T.A.R.S.(*1)ブラヴォーチームの投入を決定、現地へと急行させたが、一行を乗せたヘリは現場近くの森で謎のエンジントラブルを起こし墜落してしまった。全ての装備を失ったブラヴォーチームの隊員達が見たものは大破した軍の囚人護送車と惨殺された海兵隊員たちだった。配属間も無いS.T.A.R.S.のメンバーであるレベッカ・チェンバースは、囚人護送車から逃走したビリー・コーエンを追って山中で停止していた謎の列車に乗り込んだ。このことから彼女とビリーは謎の失踪を遂げたスペンサーがその全ての研究を始めた場所、アークレイ研究所で全ての事件の始まりに遭遇することになる..
バイオ1:
バイオ0事件の翌日深夜。遭難したブラヴォーチーム探索のためアークレイ山地に入ったS.T.A.R.S.アルファチームは途中強暴なゾンビ犬の群れに追われ山中の洋館に避難した。しかしそこはアンブレラの秘密研究所の一つであった。洋館を脱出するための闘争を開始したメンバーのクリス・レッドフィールドジル・バレンタインはそこで、アンブレラが自分達に仕掛けた陰謀の正体を知る..
バイオ3:
洋館での事件から1ヶ月半あまり。ラクーンシティは今だ平穏の中にあった。異形の生体生物兵器・狂気のウィルス等事件からの生還者たちの語る物語は常軌を逸したもので、人々は彼らの言葉を信用することができなかったのである。クリス等生還者達は巨悪を暴くためアンブレラの本体のある欧州へと旅立った。 それを境にラクーンシティの異変は始まった。市街では異常殺人が頻発し、奇病が流行しだしたのである。…t-ウィルスが市街に流入されたのである。ウィルスは次々と人間を怪物へ変貌させていった。崩壊するラクーンシティの最後の生き残りとなったジルは脱出して自由を勝ち取るために再び戦いの中に身を投じていく。
しかしその地には更なる恐怖が迫っていた。遺伝子操作によって作られた高度な知性を持つ寄生生体、コードネーム”ネメシス”実験体が事件の真相を知る彼女を抹殺するためにラクーンシティに送りこまれたのである。
Code veronica:
ラクーンシティの崩壊を生き延びたクリスの妹、クレア・レッドフィールドはヨーロッパでアンブレラに捕獲され、絶海の孤島ロックフォート島へと移送されてしまった。彼女はその地からの脱出を図り戦いを開始し、妹の身を案じるクリスもその後その地に至ることとなる。彼ら兄弟は、この孤島とアンブレラ南極研究所の二つの地を舞台にアンブレラを創設した旧家の一つ、アシュフォード家の狂気と彼らの見出した始祖ウィルス、それを改変したt-ヴェロニカの脅威に立ち向かうこととなる..

能力:

ハンター2 ハンター3

感染した生体の突然変異を強烈に促すt-ウィルスの投与によって遺伝子構造が変化した「人間」に他の生物の遺伝子情報を加えることで生み出されたB.O.W(Bio Organic Weapon)。
武装、或いは対ウィルス装備を施した人間や感染発症を免れた人間(*2)を殲滅するために開発された戦闘用のB.O.Wである。
俊敏な動きで的確に獲物の命を刈り取る様子からこのB.O.Wには“狩人(ハンター)”のコードネームがつけられた。
幼児レベルの簡単な命令を理解・遂行することができる知能を有しアンブレラで開発されたB.O.W.の中では成功した部類に入る。
詳細は不明だがその外観から何らかの爬虫類の遺伝子を組み込んでいることが容易に想像される。
 ハンターのその形態と能力から幾つかの種別に分類されている。
ハンターα:バイオ1・0に登場したハンターの基本型。
ハンターβ:ハンターのバリエーションで体色が異なる。群れで行動することが多く、連携攻撃を得意とする。テストと実戦を兼ねて崩壊するラクーンシティに送り込まれた。
ハンターγ:俗称「フロッガー」。この形式は両生類をベースとしており、非常に貪欲な肉食性。その口で人一人を丸呑みにすることできる。両生類ゆえに直射日光と乾燥を苦手とし汎用性には乏しい。
ハンター改:アンブレラを裏切り自身のために行動するアルバート・ウェスカーがヴェロニカ戦に投入したハンターの改良型。自走型赤外線センサーユニットと連動して行動するよう条件付けされており、センサーが敵性対象を発見・マーキングするとそれを捕殺するために活動を開始する。

備考:
ハンター4
というわけでページ開設にあたってバイオの歴史を概観したり公式HPで裏設定を調べたりすると俄然面白くなってきますね。バイオサーガを外観できる資料って欲しいのだけどなかなか適切なものがないよねぇ。
ハンターに関しては2以降の洗練された?G系のデザインラインと異なり土臭い異形、ある意味スタンダードな異形なわけですが、1のストーリーでは前半のゾンビ中心のゴシックホラー的イメージを払拭し後半の研究所に至る戦いに向けて「生体生物兵器との戦闘」に意識を換える意味で、重要なキャラと言えます。 明確な意思に基づいて開発された、コントロールされた悪意にして異形、というのが生体生物兵器の代表格としてのハンターの意味付けなのでしょうね。ゾンビ犬のそれほどじゃないにせよ、疾走するハンターの主観から始まる初登場シーンも、バイオの中で印象に残るシーンです。

リッカー作成時にはCube版バイオ1はやってなかったんだよねぇ私。バイオシリーズ好きでアレをやってないひとはすごく、すんごく損していると思いますよ私は。
正直0はそんなに買ってない私ですが、バイオ1やるためだけにCube買っても損はしないと思わせる凄まじい造り込みの、最上級のホラーゲームです。物理的な恐怖のみならず、リサ・トレヴァーの物語が実に物悲しく、おぞましく、後付けながらその後の全ての設定に見事に絡み大きな影響を与える”上質の物語”となっています。是非お試しあれ。

作品紹介:

ハンター5 ハンター6

ハンター

可動箇所:(22)
顎部:開閉(1)
腰部:回転(1)
肩:ボールジョイント(2)
肘上部:回転(2)
肘:スィング(2)
手首:回転&スィング(4)
股間:マルチ(2)
膝上部:回転(2)
膝:二重関節(4)
足首:スイング(2)


 かどうかどうかで作りたいものの中には異形/モンスターラインてのが常にあって、ヒーロー物の文脈の中でそれを表現することもあったりしますが(BLACK原作版真・ドラスなんかがそうですね)近年ではゾッドデイアブロ、100体目記念のノム・ザ・マッドネスなんかがモロのそれ、にあたりますね。私の変わりなく持続する「異形好き」ってものの深層を探るともーどうしようもなく身も蓋も無い話しになりそうなので(私の就いている仕事についても考えずにはいられなくてそれが怖い..)…それにはまー触れないことにしますが、毎年異形作りたいなぁ!って時期はあるわけですね。 映画見た勢いでリッカーから始まったバイオシリーズですが、バイオの異形は ・人間大であり ・人間をベースにしており ・ある意図に基づいた機能的な(各部の造形に意味がある)デザインがなされており、 要するに「コントロールされた異形」であるところが私の歪んだ異形好きの心に訴えかけてくるのであろうかと自己分析しています。アウトオブコントロールな異形も勿論好きなのですが(ゾッドもディアブロも生物としての整合性なんかない魔獣だしねぇ..)

本題。バイオシリーズに関しては近年ではPalisades Toys製のRESIDENT EVILシリーズが7インチでなかなか優れた造形で可動もするフィギュアを出してくれているわけですが、個人的には7インチで無駄にでかい!上に全体にアメリカンで大味な彩色とそれがかもし出すイメージに「…なんか違う」と感じてしまう部分が多く、一個も買っていません。
 今回素体に使用したのはTOYBIZ RESIDENT EVILシリーズ1のハンター&キメラのハンターです。そういやリッカーも素体にこのシリーズ2を使ってますね。5インチですが実に造形が繊細かつ緻密でおまけにハンターは特別に可動部も豊富で、5インチ中心にやっていた頃のTOYBIZが行きついた造形の最高水準という感じがします。 ですが販売時(1998)に買ったこいつを私は一度解体しちまっており、下半身は股関節から下が無く足首しか残ってない有様で(その足首も一時期はジャバウォックの足をやっていた..)、上半身も肘関節以下は紛失しておりました。手首は御大オンスロートに流用されていますが、作って何年間か私はそれが4本指であったことを完全に気づいていませんでした。あはは。 デザインに関してはCube版でリメイクされたハンターのイメージを基本に旧型ハンターの造形も若干残す折衷型です。新型は飛び出た両眼・引っ込んだ鼻等頭部の造形・大型の鱗に覆われた全身まで見事に吹っ切れた爬虫類然としたデザインを採用していますが、旧型は体色こそ緑なものの人間のイメージを残した突き出た鼻と邪悪な意志を宿した目、逞しい手足に血管が浮き出た皮膚の造形(小さな鱗は背部を中心に覆っている)と「人間と何物かとの融合」という意味で、より見る者に嫌悪感を催すイメージを創り出していて、これはこれで私はとても評価できます。 邪悪なもの、見るものに激しい嫌悪を催させるものは概してそのデザインの中に「人間」が宿っているものではないでしょうか? 人間から遠ざかれば遠ざかるほどその容姿に「自分」を見出すことができず、共感できる部分が減るのかもしれませんねぇ。

製作開始。下顎は外して、TOYBIZスパイダーマンクラシックスの指関節部を埋めこみ、これに肉付けを施して開閉可能な新たな顎とします。目や鼻の造形は一度削ぎ落とし、突き出た目と邪悪な面相、大きく裂けた口と牙を新規に造形しました。その他の上半身の造形は殆ど弄っていません。肩のボールジョイントも実質外れない仕様でストップ性能も高いのでそのまま採用しています。肘関節部には3怪人セットの蛇クンの肘マルチ関節を入れています。下腕部はTOYBIZベノム(マーカプシリーズの長い腕と巨大な手のバージョン)のものを採用しています。手首関節はGI-JOEのもの。手は上述したベノムのものですが親指を一度切り離して掌部を短縮して再度繋げ、指の長さを強調した作りに改造しています。指は一本外して4本指です。以上の新造部には薄くプラスチックでコーティングしてから皮膚の筋を造形し、その後下腕部外側と手の甲には鎧状に硬質化した鱗の造形を施してます。只でさえ長いベノムの指ですが、更に長い爪を造形追加して強暴さを増しています。
腰回転関節までは素体のものを使用。そのすぐ下にハイドロマンの腰マルチ関節を接続しています。腿は短めに切断し、回転関節、すぐ下にTOYBIZ5インチフィギュアの膝関節を二つ繋げて作った二重関節と接続しています。更に足首の高い位置で再度スィング関節を接続します。脛部にはリッカーの製作で余った脛部を入れて最後に素体の足を接続して固定します。脛部後ろには4本目の突き出た爪を造形します。最後に以上の下半身にも筋と鎧状に形成された鱗部(腿の外側)の造形を追加して製作完了。仕上げは生物ということで400番→1000番で軽く磨いて終了です。

塗装。生物なのでまーいい加減ですね。そういうのも楽しい。基礎として全員にダークグリーン(2)を塗り、その上にRLM81ブラウンバイオレットを荒く塗り、基本色とします。口部と目の脇等はメタリックレッド。目はイエロー。中央部に0.05mmマジックで瞳孔を。牙と腹部等はタンでウェザリング気味に塗装し、更に全身にグリーンで斑に汚して雰囲気を作り、最後にセミグロスブラックで脛部及び全身の造形を強調させます。爪は設定に近いタンでいこかと思ったけど迫力不足でブラックでコートしました。

個人的にはリッカー同様これもどおだぁ!って感じの完成度と生物感で満足満足。やっぱ口が開閉すると表情が違うよね。作ってよかったよかった。


ハンター7

*1:市政を牛耳るアンブレラの肝入りで創設され軍事/警察機関のエリートを多数引きぬいて構成された戦闘能力に秀でた「市警特殊捜査部隊」だが、アンブレラは最初からこのエリート部隊を自らが開発した生体生物兵器の能力を測る実験台として利用しようとしていたのである。バイオ1でアルファチームが迷い込んだ洋館は彼らと生体生物兵器と闘わせるために意図的に設定されたバトルフィールドであったのだ。

*2:t-ウィルスの感染率は人間では9割。残り一割の人間はゾンビに襲われても発症はしない。「バイオハザード」の主人公達が戦闘中発症しないのはそのため。


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