ハルク

ハルク1登場作品:
「Incredible HULK」その他関連タイトル


名称:
ブルース・バナー。ハルク以外の呼び名は知らない。超人ハルクの”超人”はハルクの正式タイトル、インクレディブル(意訳:信じられない) ハルク、の意訳だと思われる。

Story
優秀な科学者ブルース・バナーは自ら開発したガンマ爆弾 (原理は不明。ガンマ線を大量に放出するらしいが) の実験中に実験場に紛れ込んだリック・ジョーンズ少年を助けようとして被爆してしまい、以来未知の放射線の影響で興奮すると緑色の巨人(*1) ハルクに変身するようになってしまった。それ以来歩く迷惑と化した彼は行く先々で問題を起こし、政府にも追われ (全く制御効かなくてスーパーマン並みの怪力を持ち、しかも放射能撒き散らす男がいたらそりゃ迷惑だろうよ) る日々(*2) を送った。細かい経緯は不明だが変身当初の時期にソーらと共にアベンジャーズを結成、初代メンバーとなっている。
…数年前 (連載時としては1980年代後半) にはバナーの知性を取り戻し、自らの意志でハルクへの変身をコントロールできるようになりそれを認められてそれまでの騒乱?行為については大統領の恩赦を受けた(*3) 。この直後にシールドの要請を受けての衛星軌道上でのオペレーションの最中に異星の生命体に寄生されニューヨークに飛来、スパイダーマンと戦っている (*4)
その後 (連載時としては1990年代初頭) にはハルクはブルース・バナーとグレイ・ハルク、グリーン・ハルクの3体に分離した。なお分離中にバナーはエリザベス(ベティ)・ロスと結婚している。分離した3体 (*5) はすったもんだの末再び融合を遂げ (互いに嫌い合っていたとしても、自分の一部を失くして正常な機能を維持できなくなった)、バナーの知性とグレイのエゴ、グリーンのパワーを得て”新生”したハルクはマーヴルユニバース随一のパワーを保ちつつ知的でありながらもエゴイストな性格という点で、これまでのハルクとは一線を画した存在となっていた。この状態の”スマート・ハルク”がインフィニティ・ガントレットの戦いやDCユニバースとの戦い (スーパーマンと戦って敗れた) に参加している、日本では最も有名な状態のハルクということになる。
 その後彼はオンスロートの戦いに参戦。当初はオンスロートに思考を支配されケーブルと戦ったがケーブルの支援で己を取り戻し、オンスロートに復讐戦を挑む。当初はアベンジャーズとそりが合わずスタンドプレイに走るがオンスロートに軽くあしらわれ、さすがに反省してヒーロー連合に加わった。最後の戦いではアベンジャーズが捨て身の突撃でオンスロートのシールドを破った後にX-MENジーン・グレイの精神操作の助けを受けて自ら最強のグリーンサベッジハルク”形態に変身しオンスロートに肉弾戦を挑み、怒りを爆発させてオンスロートのアーマーを完全破壊した。エネルギー体となったオンスロートに身体を与え攻撃させるというアベンジャーズ捨て身の、最後の特攻のさなか倒れ伏していたハルクからバナーが分離し、彼だけがオンスロートを倒すためアベンジャーズや多くのヒーローとともに異世界へ消えていった。この結果、リボーン世界と通常のマーヴルユニバースの二つの世界に暫らくの間ハルクが存在することとなった。
リボーン世界では、バナーは秘密結社ヒドラに引き起こされたガンマ爆弾の暴発によって誕生。アイアンマン等と死闘を演じた。一方通常世界でのハルクは構成要素 (バナー) を失い、余剰エネルギーを扱いかねて徐々に衰弱していった。この時期にアポカリプスに敗北し洗脳されて彼のホースメン、”ウォー”と化して暴れたりもした。
ヒーローズ・リターン(*6) 後に二つのハルクは出会い、再び融合したが、そのハルクは以前のように自らの意志に関係なく変身し暴走する巨人に戻っていた。そのような状態で妻と再会した (スマート・ハルクになった際に生き別れになっていたらしい) バナーだったが妻のベティは重度の放射線汚染 (ハルクの身体から放出されているガンマ線その他) で倒れた。自分と暮らすことが妻の病の原因であることに苦悩しながらも治療方法を模索するバナーではあったが、結局ベティは死亡した。合掌。

体重約500kg、身長は2.7m程度。

交友関係:
アベンジャーズとは共闘することも多いが基本的に気まずい。輸血によってハルクの力を得た従姉妹の弁護士、ジェニファー・ウォルターズ (シーハルク)及びガンマ線を帯びた機械に触れて鋼鉄の肉体を得た精神科医ドク・サムソンは友人。世界最強の魔術師、ドクターストレンジはハルクに数多くの助言を与えているそうな。このあたりは仲間。最初は敵対していたウルヴァリンとは今では結構仲良し。

能力:

ハルク2
地を裂き山をも砕く超超超怪力は怒りの感情によってさらなるパワーアップを遂げる。スーパーマンの腕力が公称で「80万tの物体を持ち上げる」であるのでハルクのパワーは「実質」それ以上のものと推定される 。なおマーヴル的には地上最強級というと「100tの物体を持ち上げる」レベルでハルクもその水準ということになる。これだとソーアイアンマンやX-MENのコロッサスに並ぶということになるが、実際にはハルクの腕力はこれらのヒーローよりも更に一段上の位にあるとされている。脚力もすさまじく、飛行能力こそ持たないものの対地効果で遥か上空まで跳び上がり、その要領で長距離を移動することもできる(*7) 。しかもジェット機を追い越し、核ミサイルを受け止めるスピードで…。…反射神経や敏捷性は人間レベルと推定される。スタミナは腕力同様超超人レベルであろう。耐久力に関しても極めて強靭な表皮と防衛能力を有し、素で大気圏外へ出てそのまま大気圏突入できるほど!(*8)。再生能力もマーヴル最強級であらゆる傷や病気、魔法、毒など全てを恐ろしい速さで治癒させる。 なお以上の肉体的能力に関してはすべて怒りの感情によって大幅なパワーアップを遂げる。
また、特定の人物に会う必要に迫られたときに、本能でその居場所を知ることができるという不思議な特技も備えている。さらに両手を激しく打ちあわせることで大音響と衝撃波を引き起こし、敵への牽制とする独特の持ち技もある。

備考:
日本でもかの郷ひろみの名著「ダディ」において二谷友里恵の怒り狂って歩く様を「超人ハルクのように」と称された (笑) ように、またハルク・ホーガンのハルクでもあることだし、それやこれやでかなり有名どこのヒーロー?として認知されてはいるらしい。なんとなーく、「やばくなると緑色のでかいひと (実は別人格) がでてきて暴れる」という基本設定は受け入れらているみたいだしね (*9)
好きか嫌いかというレベルでは、私個人は特になにも。という感じです。とにかく全身緑色の筋肉男という発想が受け入れられるアメリカの風土が私には理解できない。まあ最近は慣れたけどやっぱり、ね。調べてみると馬鹿の癖に(笑) 随分いろんなことがあったようですね。最近は奥さん亡くなったそうでそれは可哀相だね。それと、心理学?チックな用語が多用されているようだが。なんなんだ超深層心理って??本能とかそういう言葉でいいじゃん (笑)。しかも簡単に分離とか融合とかするし。ドラゴンボールぢゃねーんだから (まあ他のヒーローが容易に行わないだけマシだが)。しかしこの分離/融合こそが彼の異形性というか「ばけものらしさ」なのでしょう。人間大でありながらそのポテンシャルはゴジラ以上で、しかも放射線を撒き散らす (…しかしアメリカ人ってそういう放射能描写に日本人ほど恐怖を感じていないんじゃないだろうか? そういったことは本当に恐ろしいことだと日本人は感じるんじゃないかな? やっぱ原爆食らってるからかな)。そういったとんでもないヒトがまた (偶にだけど) 世間に受け入れられたりする状況が多いって辺り、やはりアメリカの懐は深いなということになるんだろうか?ならないよね (笑)。
最後に。個人的に好きな漫画「鉄人ガンマ」及び「ガンマ」の主人公の丸麻 (ガンマ) 照夫の顔と肉体のモデルがハルクだということに関しては、その両方を事前に知りながら、私は6,7年間気づかなかったんだよな (笑)。
作品紹介:

ハルク3
ハルク

可動箇所:通常のフル可動 (14)+首の上下スイング (1) = (15)

素体は見りゃ分かるひとにはわかりますが、オリジナルX-MENセットビーストです。あのフィギュアは全般的に5インチより大き目な作りでしたがビーストはその中でも出色の巨体と体格を誇っていたので、手にした瞬間に「これは(5インチサイズの)ハルク」にしよ」と思いました。素体自体が股関節可動や首の上下スイング機能 (屈む仕草がメインになるから) まで備えた優れものなので、手を加えるべき可動箇所は肘上部の回転関節のみということになります。当初はここに他のフィギュアの回転関節を入れてみましたが、パーツが重くてでかいので接着/固定が困難で断念し (こういうとき材質の兼ね合いというのもあるね)、次にこのフィギュアの手首の回転関節を切断し、これを肘上部に移植してどうにかこうにか可動を達成させました。その後肘上部から手首にかけての腕周りの筋肉描写を造形して終了。その後ボディの服 (X-MENのオリジナルコスチューム) のモールドを削りとって、同様に頭部のフードのモールド、ベルトのモールドを削って「肉体」っぽさを強調。最後に真ん丸の頭部にランナーを溶かして造形した髪の毛を足して、完成。。腕はかなり時間かけたけどそれ以外は楽な改造が多いですね。
塗装です。上半身全般及び膝下はメタリックグリーン、股関節及び腿はメタリックブルーでそれぞれ肉体とジーンズ?を意識して塗り分けた後、そのいずれにも青竹色で上から塗装し、なんというか、肉体と服の境界線を曖昧にして (なんかここでは明白に”服を身に付けた”という状況が嫌い、と感じたので) みました。歯はスーパーホワイト、目はメタリックレッド地にクリアレッド、髪はデイトナグリーンです。
ハルク4

*1:当初は灰色だったらしいのだが。緑に変わった理由は不明。また当初は夜になるとハルクに変身するという設定だったが、これは宇宙線を浴びたことで”興奮すると”に変わった。より正確に言うと心拍数がある一定の値を超えると、らしい。ライター的にも多分そんなに大した理由はなかったのだろう。

*2:分離したバナー博士等によって”ハルクバスター”と称する特殊部隊が設立され、そこに莫大な予算が費やされたこともあった。その設備がオペレーション・ゼロ・トレランスに払い下げられた。そういやアイアンマンのオプションアーマーに”ハルクバスター”と称する筋肉馬鹿っぽいアーマー (フィギュアは結構プレミアもんらしい) があるな。

*3:この恩赦のセレモニーはマーヴルユニバース的にもかなり大規模なイベントだったらしく、国内外から非常に多くのヒーローが参加していた。

*4:マーヴルXの7巻にこのエピソードが収録されているのだが。「ゼロ・トレランス」ではデイリービューグルの社長J.Jがその際の写真をとりあげ、「これは去年の写真だ!」と述べている。スパイダーマンvsハルクは1989年、なんだけどなー。

*5:グレイ (灰) ・ハルクはバナーの深層意識に根差した存在で、知的レベルはバナーに匹敵するが怒りや憎しみ等の負の感情に強く影響されており、非常に粗暴な人格といえる。一方”緑”のサベッジ (野蛮) ハルクは超深層意識に支配された存在で生存本能と闘争本能に突き動かされ、最強のパワーを誇る。ただし知的水準は幼児並みに下がり片言の言葉しか喋れない。ハルクの当初の姿がこれであったがその際には無意識から訴えかけるバナーの意識によって行動を規制されており、そのためにどんなに怒っても殺人を犯すことはなかった。なおこれらの分裂した人格はバナーの幼少期に虐待された経験から生じたものとされている。

*6:ヒーローズ・リボーン後に開始されたキャンペーン。リボーンは”創造神”級の力を持つ第二世代ミュータント、フランクリン・リチャーズがオンスロートを殺す為にそのエネルギー体と融合し消え去った自らの父母やその他大勢のヒーローを救う為に無意識的に創造した新たな世界”リボーン”世界でそれぞれのヒーローが再生されていく姿を描いた物語であった。”リターン”はマーヴルユニバースのヒーローの面々が遂にリボーン世界を発見し、そこに行き着きヒーロー達を現世に帰還させるエピソード。

*7:だいたいどんなものか知りたいひとは「スーパーマンの最期」のドゥームズデイを見よう。アレと一緒。

*8:…しかし、A.O.Aにおいてはグレイ・ハルクと化したバナーは普通の銃であっさり耳を吹き飛ばされてしまうのだが。しかもそのまま修復しない。やっぱ爆弾の完成度? に問題があったのでは?

*9:最近では浦沢直樹の「MONSTER」で「超人シュタイナー」とゆう劇中劇がもろハルクの設定だな。


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