グリフター


グリフター1登場作品:
「WILDC.A.T.S」
「WILDCATS」その他ワイルドストーム関連タイトル
「WILDC.A.T.S/X-MEN」その他クロスオーバー多数。JLA/WILDC.A.T.Sでは御大バットマンとも戦っている。

名称:
本名コール・キャッシュ。グリフター(詐欺師の意)はマーヴル・ガールの命名らしい。チーム7時代の通称はデッドアイ

Story

 東西冷戦時代、アメリカ合衆国の極秘諜報機関 I/O(インターナショナル・オペレーション)長官マイルス・クレイヴンの肝入りで極秘作戦部隊としてアメリカの陸海空海兵四軍から選りすぐりの精鋭が選出された。その中にグリーン・ベレーの若き精兵コール・キャッシュの姿もあった。部隊はチーム7と名づけられ(*1)世界各国で極秘任務に従事した。しかし.. クレイヴンの命令でとある国の科学兵器実験室に潜入したチームは謎の物質ジェン・ファクターに感染し各々が超人的な力を得た(*2)が、これはジェン・ファクターの力を欲するクレイヴンの、彼らを用いた人体実験であった。この一件で組織に疑問を抱いた彼らだったが、それを察知したクレイヴンはチームを攻撃した。生き延びた彼らは幻滅し、組織を離れていくのだった。
 
「WILDC.A.T.S/X-MEN : シルバーエイジ」
 傭兵として各国を渡り歩いていたキャッシュはドジを踏んでとある国で30年の刑期に服していたが、国際諜報治安維持最高司令部S.H.I.E.L.D長官ニック・フューリーに縛を解かれた彼は最新装備と引き換えに特殊任務に参加した。異形の異星人デーモナイトブルードは同盟を結び、地球制圧を画策していた。彼らは遺伝学者(Mr.シニスター)の助力を得て遺伝子レベルで融合しハイブリッド(混血)の新生命体となり、豪華客船に集まった各国要人の肉体を乗っ取って世界制圧に王手をかけようとしていた。キャッシュと、ひょんなことから戦いに参加する羽目になった美人モデルにしてミュータントチームX-MENの紅一点マーヴル・ガールは互いに手を結びハイブリッド等と戦い辛くも勝利を収めたが、結局キャッシュはマーヴル・ガールに振られ、代わりに?同じくS.H.I.E.L.Dと組んで特殊作戦に従事しながらシニスターに捕まっていた生粋のケルビン人にして最強の女戦士ゼロットと出会うのであった。

 キャッシュの潜在能力を見ぬいたゼロットは(*3)彼が男であるにも関わらず、自身が興し古代より現在に至り裏社会で絶大な力を持つ女暗殺集団コーダの戦闘技術を叩き込んだ。こうしてチームとなったキャッシュ改めグリフターはゼロットと組んで邪悪な異星人デーモナイトとの戦いに明け暮れる日々を送った。 ある戦いで対デーモナイト ハイブリッド・コンバット・チームワイルドキャッツと出会った彼らはその盟主にして善なる異星人ケルビンの重鎮ロード・エンプと同盟を組み、デーモナイトの”統合”作戦を阻止。キャッツに加入するのだった。幾多の戦いを経る中で度々チームを離れることもあったが(*4)、彼自身はキャッツと、何よりゼロットへの愛着のためにチームに舞い戻って悪との戦いを続けている。チームを離れている間は腕利きの傭兵として食いつないでいる様子である。

年齢40-40代後半?身長190cm、体重88Kg。

交友関係:
ゼロット、その他ワイルドキャッツのチームメイト(ロード・エンプ、スパルタンヴードゥーモールウォーブレードボイド)チームの友人達(バックラッシュデスブロウ(故人)、ジャクスン・デーンジョン・リンチ等)、弟のコンディション・レッド(マックス・キャッシュ) 等々。裏社会では最強の傭兵の一人として、ゼロットの相棒として、かなり名の通った存在であるらしい。

能力:

グリフター2

 最年少でチーム7に入隊した彼は陸軍特殊部隊グリーン・ベレーにおいても抜群の反射神経を誇り、武器を用いてのあらゆる戦闘に精通している。その後更にゼロットの薫陶宜しきを得て人類最強レベルの戦闘能力を獲得している(*5)。感染したジェン・ファクター(*6)によって老化の進行が極端に遅くなるという影響を得た彼は更に、超能力サイオニック・エネルギー(*7)を発揮する。滅多にそれを使うことはないが、ある程度自身の意思でそれを制御することも可能であるらしい。
 武装はS.H.I.E.L.D製及びハロ社製の最新型。特にハンド・ブラスターを好んで使う。コートや装備の全身に銃器(通常サイズからデリンジャー等小型のものまで)やナイフ等を隠し持つ。ベストとトレンチコートはケプラー繊維製。マスクも只の布ではなく!空気清浄装置、赤外線暗視装置、全方位望遠拡大受像解析装置を内臓した優れもの(*8)

ワイルドキャッツ:善なる異星人ケルビン人及びケルビンと地球人とのハイブリッド等によって構成されたハイブリッド・カバード(隠密)・コンバット・チーム
ロード・エンプ:仮名ジェイコブ・マーロウ。生粋のケルビン人でケルビンの”力のロード”。ワイルドキャッツの創始者で超人的な潜在パワーと知力を持つ(らしい)。大企業ハロ社のCEO。
ボイド:本名アドリアンナ・テレシコワ。無限の力を持つ宝珠”オーブ”と融合しコンピュータ人間と化した旧ソビエトの宇宙飛行士。時空を超えたテレポート能力を持ちエンプに従うチームの参謀格。
スパルタン:正式名称ハドリアン7.チームの行動隊長。ケルビンのテクノロジーで製作されたバイオシンセティック生命体で両腕から放射するバイオブラストが主な武器。実は世界最初のスーパーヒーロージョン・コルトの記憶を持つ。
ゼロット:本名ザナー。エンプと同じく数千年前地球に飛来したケルビン人第一世代の一人で剣と徒手格闘技の名手。超人的体力を持つ。古代世界に女だけの暗殺者集団コーダを創設したが、現在は抜けている。
モール:本名ジェレミー・ストーン。先住ケルビン人タイタノスロープ族と地球人とのハイブリッド。自在に身体の大きさを変えることができるが肉体の大きさに反比例して頭が悪くなる。人間形態では超天才らしい。
ウォーブレード:ケルビン人と人間とのハイブリッド。シェイパーズ(自在に肉体の形態を変えられる種族)の遺伝子型を持ち、戦闘に際しては腕を鋭利な武器に変えて戦う。ゼロットと並びキャッツの肉弾戦担当。
ブードゥー:本名プリシラ・キターン。ケルビン人とデーモナイトとのハイブリッドで人間に乗り移ったデーモナイトを見分け”落とす”能力を持つ。”統合”作戦でその身を狙われたことから新たにキャッツに参加する。

チーム7:アメリカ合衆国のために働く”7番目の”特殊部隊。後にジェン・ファクターに感染し全員が超人のパワーを持つこととなる。
・バックラッシュ:本名マーク・スレイトン。ケルビン人と地球人とのハイブリッドで現在はフリーの戦士。元空軍レスキュー隊出身。ジェン・ファクターの影響で両手から蔦状のサイキック・ウィップ(鞭)を引き出し戦う。
・デスブロウ:本名マイケル・クレイ。海軍特殊部隊ネイビーシールズ出身でフリーの傭兵。ジェン・ファクターの影響で超回復能力と地上最強の肉体を得た。ジェン・ファクターを巡る異世界の魔神ダモクレスとの戦いで死亡。
・ジャクスン・デーン:通称アークライト。グリーン・ベレー出身。謎の寄生生命体と融合した彼は肉体の表面を黄金の皮膜で覆われ、究極の防御能力を得た。特殊部隊ウェット・ワークスのリーダー。
ジョン・リンチ:通称トップキック。ネイビーシールズ出身。チーム解散後はI/Oの作戦部長の要職に就いていた。現在はフリーで息子も所属する若手超人チームジェン13を率いる。

備考:

グリフター3

 あーかっこいい。概してデザイン的にはアレなワイルドキャッツ(特にウォーブレードとモール..)にあって彼のかっこよさは突出してます。といってもアクセントはあのマスクくらいなのですが..結構いい歳なのですが外見が歳とらない分、若々しい外見なのに豊富な経験で幾多の戦闘を切りぬける歴戦の戦士って感じになり。まー実際には外見に即したかなり若い(青い)行動が目立つのですが、ね。それも実にかっちょよい。どうしようもなく似通ったコスチュームとキャラ(特にストームウォッチ)の多いワイルドストーム系の中ではやっぱりチーム7のおじさんパワーは貴重だよなぁ。全員が突出して個性的でよいのですが、やっぱり一番はグリフター。チーム7メンバー同士のつながりも見てて嬉しい。
…まあガンビットなんでしょうけどねぇ(笑)女絡みでいろいろあるとことか、人嫌いそうで情に脆い所とか、概して人間関係に不器用なとことか、美形で(ガンビット程ではない?)あるところとか。特にゼロット絡みになるといろいろとワケワカな行動や発言も多いようで、どちらかと言えばそういう気の少ない、というか人間離れしている(何せ純粋な人間はチームで彼だけなわけだけど..)チームメンバーにあってはやはり一番人間臭く泥臭い彼なのであります。そういうとこ、一番感情移入しやすいね。個人的には初期エピソードの「俺がイチバン」「任せろ、俺は外さねぇ」的自信満々キャラも結構好きですが(第2エピソード中盤ののゼロットと組んでの戦闘機との空中戦が個人的に白眉)、後半のそうでもなく、苦悩する彼も好きなのです。日本語版最終エピソードでは親友デスブロウを亡くし泣きながら目覚め、更に恋人ゼロットがかつてのジョン・コルトとキスするのを見つめるマスクの奥の彼は実に.. ひたすらかっこよく、にも関わらずダサくて悲しい感情移入できるキャラ、それがグリフターなのです。何せ彼と我々一般人とを隔てているのは三角の布一枚だしなぁ..
 ワイルドキャッツですが、メディアワークス系邦訳アメコミってスポーン等もそうだけどイメージの、第一話からの話しが読めるので、どうしても途中から入る羽目になるスパイディとかX-MENよか親近感が入りますね、歴史は感じないのだけど。 最近読み返すとそう思います。キャッツだと絵の水準も当初から変わらないでなおのこと。勿論トラビス・チャレストのアートも大好きですよぉ。発売の順番もあり所詮X-MENのパクリじゃんと月並みな意見のひとつも言いたくなりますが、マーヴルのそれに輪をかけた複雑なストーリー、各キャラの殺人も辞さないハードなストーリー展開(第1エピソードのエンプによる「誰がヒーローだって?」がその後の路線を決めたかも..)も魅力です。誰もが言うようにムーアが原作に入ってからの新生キャッツ/惑星ケルビン編は面白い!ねぇ。 なんか偶に読み返すと原書で続き読みたくなるなぁ。今はどれくらい話しが進んだのであろうか?


作品紹介:

グリフター4 グリフター5 
グリフター

可動箇所:超絶可動(27)
頭部:ボールジョイント(1)
腹部:スィング(1)
腰部:回転(1)
肩:マルチ(2)
肘上部:回転(2)
肘:スイング(2)
手首:回転+スイング(4)
指:一指し指&中指・薬指&小指の2組スィング可動(4)
股間:マルチ(2)
腿上部:回転(2)
膝:スィング関節(2)
脛:回転関節(2)
足首:スイング(2)

 比較的唐突な製作となりましたが、私の中ではワイルドキャッツ読んだばかりだったので筋は通してます。何年か前(多分1998年あたり)小判鮫さんからリクエストあって、それから全然、作る機会なかったのであるよなぁ。
素体は特になく、例によって寄せ集めです。今回のコンセプトは全体に大柄に。190cmだしね。体格も全体にいいのです、彼は。ボディは多分マーヴル5インチスパイダーマンシリーズブレイドの。胸部で上下に切断していつものように5インチフィギュアの肘関節を組みこんでスィング可動を仕込んでいます。今回は腹筋とか凹凸作らなくていいのでいいやね。首関節は例によってCORPSのもの。頭部も安直にガンビットにせず(笑)CORPS頭部に肉付けして作りました。意外に簡単ですねぇこの布。適当に、入れ過ぎない程度に筋を入れています。髪もプラスチックで盛り上げて造形していますが、この辺もいろいろやってきて慣れたもんですね。一応後頭部のマスクの結び目も造形しています。見えないけど。腕です。肩関節はスパイダーマンクラシックスのもの。バネでホールド性能が高まっているのでいいですね、銃をホールドできるのは。これも肉付けしてコートに合わせます。肘の上に造形を追加してめくった跡を作ります。肘関節は肌色の地色が欲しくてアジアン聖闘士星矢素体パチの肘関節を仕込みました。すぐ下で手首関節。今回は銃タイプなのでスィング方向は手首に対して前後のスィング可動です。これはCORPSの肘関節。最近肩関節を重視した分こっちは余り気味だったのでね。手首は例によって3怪人セットの豹クンのです。特に銃をきちんと把持できるよう親指の角度を弄ったり細かく調整しています。全体にプラスチックで肉付けして大型化し、爪はヤスリの段階で削りました。腹部に戻ります。回転関節を入れて股関節はいつものごとくマンガ・フリークのもの。すぐ下に腿を繋ぎますがこれはガンビットのもの。膝部に回転関節&膝関節&更にすぐ下に回転関節。これは豹クンのそのままです。今回は豹クンのブーツ?サンダルの造形を生かしてブーツを作りたかったのです。足首はガンビットのもの。足も。あとは全体に肉付けて造形を施します。ボディには直で筋を入れて盛り上げて、小さく筋を付けていってガンベルト?を造形していきます。意外とあっさりそれらしくなるもんです。中央部には小型銃?のホルスター。ベルトも同じく造形。腿にコイルを造形してこちらにも小型のホルスターを。腕の方は下腕部肘のすぐ下までできるだけ大きくなおかつ関節を殺さぬよう大きめに手袋を造形。ブーツは元のサンダル部をプラスチックで念入りに埋めて慣らして肉付けしてから、紐は現時点の技術では造形不能と知れたのでベルトを造形..これで完成!
コートは勿論!5インチガンビット初期型のコートです。銃は3種4丁。2丁拳銃はユタカ製素体君ゴルゴのハンドガン。握りを削っています。マシンガンはえー、100円ショップで買ったフィギュアの銃でした。多分。ブラスターはスパイラルゾーンのライフル(よくこんなの持ってるよなぁ俺)の銃身を切り落とし後ろも切り落とし、先を丸く磨いて終了。
 塗装です。コートはグリーン地に焼鉄色でやや汚し。。布と手袋はメタリックレッド。黒部分はセミグロスブラック。肌はフレッシュ。髪はシルバー地にクリアイエロー、更にゴールドで汚し。目はスーパーホワイト。ベルトのバックルはシルバー。パンツはダークアース。ブーツはRLM81ブラウンバイオレット。ブーツのベルトは焼鉄色。ガンベルト・ベルトホルスターは焼鉄色地にカッパーで汚し気味に。ハンドガンは黒鉄色地に焼鉄色で汚し。マシンガンは焼鉄色で汚し。ブラスターは焼鉄色地にシルバーで汚し。銃口?はオレンジ。

可動も水準以上だし造形も意図的な体格の良さが決まって実によひ。パニッシャー以来のかどう最強の銃キャラとして期待以上のかっちょよさで落ち着きましたです。

今回は画像も気合入れて別アングルとか収容してるので、英語版もぜひ見て下さいませ。


グリフター6 グリフター7

*1:チーム○(←数字)ってのはアメリカのヒーローチームに付く名称らしい。チーム1にはエンプ、コルト、ダイ・ハード(ヤングブラッド)等が参加。チーム7は超人ではなかったのだが。少なくとも結成時は。超人チームにあやかったとか?
*2:ジェン・ファクターの感染は彼らにパワーのみをもたらしたわけではない。メンバーの誰もが感染直後に凄まじい苦痛を味わい、狂気に至る者もいたらしい..

*3:グリフターは「ゼロットは俺の手料理に惚れたのさ」と証言している。

*4:概してロード・エンプとは仲がよろしくないご様子。グリフターも最初から「チビちゃん」呼ばわりだし。

*5:体面上?ゼロット以上ってことはないのであろうが、格闘戦技においても獲物さえあればキャッツ格闘班のウォーブレードとタメをはれる実力。

*6:ジェン・ファクターは20年程前に異次元より到来した赤子”シグマ”よりもたらされたものである。ある世界の消滅に伴う凄まじい衝撃波を受け異次元の異世界よりこの世界に至ったシグマは、複数の次元に同時に存在する能力を獲得していた。シグマ遺伝子は他の次元に存在するエネルギーを自在に引き出し意思に応じて様々な形態に変換して用いることが可能なのである。妻と子の命を引き換えにシグマを”授かった”ツン博士は彼の遺伝子形質”ジェン・ファクター”を人間のDNAに接合する実験(ジェネシス計画)を開始し、その過程で研究資金を得るために軍(I/O)に接触した。チーム7はこのジェン計画の12世代目(ジェン12)の被験者としてジェン・ファクターに感染させられたのである。強靭な肉体と精神を持つ彼らははじめて、曲りなりにもジェン・ファクターを使いこなすことができるようになっていた。

*7:「サイオニックだがテレパスではない」(マーヴル・ガール談)とのこと。念動力やエネルギーの発露はあれど他者の心を読む力はないらしい。他のチーム7能力者も念動タイプが多い。

*8:度々思いっきり破れてるが。ハロ社のテクノロジーで再現してもらってるのでは?それまでは大事に貰ったものを使っていたらしい。


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