登場作品:
「Silver Surfer」その他関連タイトル
名称:
ギャラクタス。尊称は「宇宙魔神ギャラクタス」。
Story:
この宇宙が生じる以前の宇宙。全宇宙で最も発達した文化を誇る惑星
Taa で最も優れた宇宙冒険家として名を馳せていたギャランはクルーとともに宇宙を旅していた。ギャランは旅の中“creeping plague (這い寄る疫病)” を目撃した。それは一見生命を無差別に殺戮する有機生命体の群れと思われた。creeping
plague の脅威を伝えるため故郷に戻ったギャランらであったが既にそれは
Taa を破滅に追いやっていた。彼はそこで creeping
plague がやがては宇宙全体を飲みこむ謎の放射線の形状化したものであることを知った。その放射線が全てを飲みこみ無限にその質量を増大させることでエントロピーが収束し、宇宙は不可避の崩壊へと追い込まれる。彼はクルーとともに座標の割り出された放射線の涌き出る地、コズミック・エッグへと向かった。しかし宇宙船は瞬時に超大質量のエッグに飲みこまれ、クルーは全て即死した。しかしギャランは生きていた。生かされていた。。…何者かが彼に呼びかけてくる。「Taaの最後の息子よ。我は”sentience of the universe (宇宙感覚=宇宙意志?)”。ひたすらにただ待機する長い時の中で、我の質量は周囲の全ての物体を引き寄せ、増大した我の質量は遂には宇宙そのものを崩壊させようとしている。しかし我には、命が絶える前にそれを継承する者が必要なのだ。ギャランよ。我の炎の抱擁を受けとめよ。我と一体となり共に断末魔の苦しみを味わいながら新たな”生命”を生み出すのだ」
…宇宙がその自重で崩壊を起こし滅びた後、そこにビッグバンが生じた。かくして現在の宇宙マーヴルユニバースが誕生した。同時に誕生した超エネルギー生命体”ギャラクタス”はその宇宙船とともにコントロール不能のまま宇宙空間を驀進していった。
遥かな後。彼はとある惑星の軌道上でウォッチャー (*1) 達に遭遇した。そこはウォッチャーズの前哨基地であったのだ。彼らは膨大なエネルギーの塊であるギャラクタスを直ちに脅威と感じ彼らのテレキネシスを収束してその宇宙船を惑星上に叩きつけた。この思わぬ攻撃で彼は宇宙船を損傷され自らも傷ついた。ウォッチャーズは直ちにその未知のエネルギーを解析しようと彼の船に迫ったが、ギャラクタスは急ぎ宇宙船を修復させこの宙域を離脱するのだった。
宇宙船はさ迷い続けやがてその地の住民により
Archeopia と名づけられた惑星軌道上に至った。彼はそこで自らの身体に強固なボディアーマーを築き、同時にその宇宙船を彼自身が成熟し、その凄まじいパワーを支配できるようになるための”孵化器”として造り換えた。彼はその孵化器の中で数百年にも渡る永い眠りについた。惑星の住人達は軌道上に出現した”何者か”をただ畏れ、その眠りを妨げることはなかった。しかし眠りの最中、大規模な星間戦争が勃発し
Archeopia の宙域にもその戦火が及んだ。宇宙艦隊はギャラクタスの”孵化器”
を惑星の兵器と見なし攻撃した。眠りを妨げられたギャラクタスは激怒し瞬時に艦隊を壊滅させたが、孵化の途中に目覚めさせられたことで彼は自らにもコントロールできないほどの凄まじい飢えを感じていた。彼は
Archeopia を破壊してエネルギーを吸収し、その住民全てを結果として皆殺しにした。自らの犯した行為に恐怖しその身に与えられた宿命を呪い絶望した彼であったが、いつか自分の空腹が収まることを、自らの破壊の後にその灰よりTaa
よりも優れた文明の栄光が生じることを望みつつ、新たに建造した宇宙船にTaa2 と名づけあてのない旅に出るのであった。
彼はその後も長きに渡り自らの飢えを満たすために多くの惑星を破壊して飲みこみ、その過程で幾多の文明を滅ぼして”宇宙の破壊者”として恐れられる存在となった。そして彼は惑星ゼン=ラで勇敢な若者に出会い、彼の惑星助命嘆願を受け入れる変わりに若者を自らの先触れとして使うこととなった。彼がギャラクタスの最初の僕、シルバーサーファーである。しかしサーファーはその後、地球での任務中ギャラクタスに背信した。彼にとって地球はかつての故郷ゼン=ラを想わせたのだ。地球のヒーローファンタスティック・フォーと手を組んだシルバーサーファーはギャラクタスと激しく戦ったが、魔神の力は強大だった。地球の監視を任務とするウォッチャーの一人、ウァトゥはFFの姿に心を打たれて地球人を助けることを決意した。彼はギャラクタス自身の持つ究極兵器、太陽系そのものを破壊させる力をもつアルティメイト・ニューリファーを宇宙船より盗み出し、それをFFに手渡した。究極兵器を付きつけられたギャラクタスは撤退を承知し、かくして地球の危機は去った。
ギャラクタスはシルバーサーファーを地球に留めたまま宇宙に去り、その後は新たな下僕を集めつつ自らの無限の飢えを満たす旅を続けている。
身長約9.5m、体重約18.5t。以上の値はギャラクタス自身の意志で無限に変化しうる。
交友関係:
コズミック・ビーイング (*2) 一般。彼自身は宇宙生命の化身エターニティと死の女神デスの中間に属する存在であるとされている (*3)。シルバーサーファーとは一応和解しているらしい。
能力:


作品紹介:

*1:現存する宇宙で最も古い種族のひとつであり、超科学力を有している。遥かな昔、未開の異種族に科学を授けた彼はその文明が発達した科学により滅びたことで自分たちの驕りを知った。その後彼らは他種族への干渉を一切行わないという誓いをたて、自ら宇宙の傍観者の立場を選んだ。不死を達成している彼らは宇宙全土に散らばり、それぞれの太陽系に栄えた文明をひたすら見守っている。なおギャラクタスに遭遇したのは彼らが現在の宇宙の傍観者となる以前の遥か昔の出来事のようである。
*2:人類の理解を遥かに超えた超宇宙的存在の総称。彼らの存在そのものが宇宙の秩序を司っている。
*3:エターニティーとは父親/兄弟/息子の関係でデスとは母親/妹/娘/妻の間柄であるそうな。
*4:ギャラクタスは遭遇する相手の投影に応じ自身の姿を自在に変化させている。強固な鎧など、基本的なイメージというものはあるのであろうが。つまり我々の知るギャラクタスの姿は、人類が夢想する”神”の似姿なのかもしれない。
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