ドレッジ


ドレッジ1 登場作品:
映画「タイタン A.E」


名称:
ドレッジ


Story
西暦3028年。人類は宇宙に進出し銀河の彼方まで旅することができるようになっていたものの、彼らが母なる地球を故郷と慕う気持ちに変わりはなかった。
しかし人類が宇宙に進出することを嫌う者がいた。悪辣なエイリアン種族ドレッジは自分たちが人間種族の精神をコントロールできないことを知り、その潜在能力を恐れて人類の母星地球に総攻撃を仕掛けてきた。地球はドレッジの攻撃を受けて敢え無く壊滅してしまった。しかし崩壊寸前の地球からは幾多の船が脱出に成功しており、その中には人類の英知を結集して造られた巨大船、タイタン号の姿もあった。
 15年後の3043年。脱出を果たしたもののその過程で父親と離れ離れになってしまった少年ケイルは半ば奴隷の立場で異種族人とともに廃棄宇宙船のスクラップ業に従事していた。しかしある日そこに宇宙船ヴァルキリー号が飛来した。船長のコルソは彼を追ってドレッジが襲来する中ケイルを救い出した。コルソはケイルの父親のかつての部下だった。彼の話しによればケイルの手には地球を救うべく発進したまま姿を消したタイタン号の在りかを示す「地図」が埋め込まれているという。
ケイルはコルソや乗員の美女アキーマ、その他異種族混合のヴァルキリー号に乗りタイタン号を目指した。しかしドレッジは人類再生の鍵と目されているタイタン号を見つけ出すためヴァルキリー号を追っていた。ケイルとアキーマは彼らに捕縛され、タイタン号の大まかな位置がドレッジにも知られることとなった。アキーマとケイルはそれぞれに脱出に成功、近づくにつれて更に精密にタイタン号の位置を知らせてくる地図の助けを得ている彼らは依然ドレッジをリードしていた。
補給のため脱出船の寄せ集めで作られた人類のコロニー、ニューバンコックに到着した彼らであったが、ケイルとアキーマはそこでコルソの裏切りを知ってしまった。彼はタイタン号の力をもってしても人類を救うことはできないと確信しており、それをドレッジに売ることで自らの安寧を保証させるつもりでいた。ケイルとアキーマは脱走したが、コルソはヴァルキリー号でタイタン号へと向かい、彼らの手元には宇宙船はなかった。しかし優秀な技術者として成長していたケイルはニュー・バンコックに繋がる廃棄宇宙船をコロニーの人々の助けを得ながら修理した。フェニックス号と名づけられたその船は間もなく発進した。タイタン号の隠された宙域”アイスリング”に到達したケイルらはヴァルキリー号を出しぬいてタイタン号に到達した。その船は巨大な空洞状をしており、その中には地球にある全ての生物種の遺伝子サンプルが蓄えられていた。タイタン号はテラフォーミングの機能を備えており、その力をもってすれば惑星環境を地球同様に変えることができるのである。しかし、タイタン号はドレッジの手を逃れ隠されるまでにそのエネルギーの大部分を使い果たしていた。
そこにコルソ達が襲いかかるが、ケイルとアキーマはそれをかろうじて退けた。続いてドレッジが出現。絶対絶命の危機に立たされたケイルはドレッジがエネルギー生命体であることを思い出した。彼らのエネルギーをタイタンに吸収させてしまえばいい!しかしそのための工事は船外で行う必要があった。ドレッジの攻撃艇に阻まれ満足に工事できないケイルの前にコルソが立ちはだかった。改心した彼はケイルを守りドレッジと闘って命を落とした。タイタン号を破壊すべくドレッジ母船からのエネルギー砲が発射されたが、タイタン号は間一髪でそのエネルギーを全て吸収し、ドレッジ母船を消滅させた。エネルギーを充填させたタイタン号はその機能を解放した。タイタンはテラフォーミングどころか周囲の質量を糧に無から地球型惑星を作り出すことができたのである!
一年後、惑星は完成し、テラフォーミングがはじまった。そしてその新たな地球に向けて多くの人類コロニーが向かっていた。

能力:

ドレッジ2
体長206cm、重量68kg。知能は各個体とも人間のIQで言えば160相当のものを備えている。
高い知能を持ちその能力を高度に発達させたエイリアン列強種族。人工的な進化の過程でその肉体は放棄され、現在では流体状のエネルギー体として顕現する。その性格は冷酷無比で人類その他の種族の生命には何らの価値を置かない。
その任務は宇宙の完全征服であり、支配者としての自らの地位を脅かす「反逆者」を抹殺するために日夜活動を続けている。ドレッジの本体は彼ら同様にエネルギーを固体化することで存在を維持している母船に一体ずつ存在する巨大なドレッジは”クィーン”であると考えられる。クィーンの意志によって母船各所からドレッジが涌き出るように出現し、またドレッジの操る各種攻撃艇も同様にして顕現する。
ドレッジは青く輝くエネルギーを固体化或いは液体状に結集させた状態で存在するいわば「意志を持ったエネルギー」であり、銃弾などの固体による攻撃では衝撃を受けはしても破壊されることはない。ドレッジ兵や攻撃艇は凄まじい攻撃力と防御性能を秘めており、それを束ねる母船には惑星の核にまで到達し得るほどの高エネルギー砲が装備されている。ドレッジは既に近隣の知的に発達した種族を征服し隷属させており、人類もまもなくその軍門に下るであろうことが予測されていた。

備考:
ドレッジ3
アイアン・ジャイアントほどではないにしろいい映画でした。全体に明るくてポジティブなトーンを維持しながらとてつもなく高度なCGをふんだんに使い、(私は映画を見ながら「TRON」とかを思い出しながらここまできたかーと感心しきりでした) 子どもにもわかるシンプルな展開でありつつも大人の鑑賞にも堪えるSFマインドいっぱいの意欲作ですな。特筆すべきはヒロインのアキーマかな。アメリカンなアニメ映画の「ああいう」ふうな絵柄の中でここまで色っぽくて魅力的なヒロインはこれまでなかったです。声はドリュー・バリモアなんだけど。登場人物が少ない分キャラの描きわけがよくできてますね。ヴァルキリー号のカメ君はいい味出してます。それと、デザインセンスが実にいい。ヴァルキリー号の繊細さやフェニックス号のシンプルな魅力、そしてタイタン号の超アナクロなセンス等、どれも微妙に外した感じがいいです。
で、私は登場したドレッジの美しさに魅了されてしまったのです。青く輝きながらどこからともなく現れ整然と任務を遂行する彼らの見事なデザインと動きを見て、こりゃ造らなきゃと感じた次第。クィーンはいまいちですがドレッジ兵士はほんとにいい異形だなー。エネルギー生命体というコンセプトも素敵だし、それが最後のどんでんがえしに繋がるのも実に楽しい。話しにちゃんとカタルシスがありますね。娯楽映画としてはこれは重要かなと。
…ラストでコロニー達が新地球に向かってくるとこではちょっとジーンと来ましたです。

映画の各シーンでは惑星や宙域の美しいイメージシーンも堪能できました。”鳥”たちの惑星のおどろどどろしさ、ガス巨星リングをヴァルキリー号が駆ける爽快感、そしてラストのアイスリングの見事な情景。こりゃDVDで見なきゃなって映画です。アニメーションとCGの合成も見事ですね (I.Gでもそれは実現されているけど、こっちのほうが使い方が上手い)。アニメの人物がCGの宇宙服を着たりするのが実に違和感なくてすごい。

話しも私は好みだけど、とにかくこの映像美は一見の価値ありだと思います。

作品紹介:

ドレッジ4

ドレッジ

可動箇所:通常のフル可動 (14)


備考でも述べたように映画を見ながらこれは造らねば!と確信しました。ドレッジフィギュアはそんなに出まわってはいませんがどうにかゲットし(フィギュア的にはいろいろヴァリエーションがあるけど右腕が銃になったアタック・ドローンがやっぱいい) 製作に入りました。このフィギュア、胴体は普通のプラスチックだけど手肢は透明な軟質素材で、この素材を活かした作りにしたいなと考えながら製作。肩はフィギュアの前方にスィングする関節を残してそれに横に広がる関節を繋いでマルチにするという手法を用いました。で、それをフィギュアの細い!上腕部に繋いで。肘関節はコンパクトなCORPSのものです。更にそれにフィギュアの細い下腕部を繋いで完成。腕が細くてしかも軟質素材なので強度は大丈夫かいなと心配しましたが補強をしっかりとしたらちゃんと馴染みました。腰は切断して回転関節を入れました。この際ちょっと延長しています。股関節も肩と同様にマルチ関節化しました。これに腿を繋いで膝に関節を入れて脛を繋いで足首関節入れて。とまあルーチンワークをこなして完成。ドレッジの腰ってのは実はなくて、胴体から直接肢が生えてくる感じなのですが、フィギュアではそう表現されてなくて、結局私はフィギュアの方をとりました。
塗装です。右腕の銃は焼鉄色、サイトは蛍光レッド、あとは新規に入れた関節接合部をメタリックブルーで下塗りして、最後に全体をクリアブルーで塗ると、クリア部分も残り、その他の部分も一見クリアに見えます。

フィギュアよりも手肢を大幅に延長した分異形感は増しましたね。画像でクリアな感じは出てるかな..

ドレッジ5

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