ダグラム / シャドウホーク


登場作品:

ダグラム:
アニメ:「太陽の牙ダグラム」

シャドウホーク:
「バトルテック」(ボードゲーム)
「メックウォーリアー」(RPG/PCゲーム)




名称:


ダグラム / シャドウホーク 1 ダグラム / シャドウホーク 2

ダグラム:俗称。型番等はない。

シャドウホーク:型番SHD-2H

Story

「太陽の牙ダグラム」:

 地球が7つの州からなる連邦制となった未来。地球に住む人類80億はワームホール航法により発見し、開拓された植民惑星デロイアの資源無しでは成り立たない状況になっていた。
。しかし、デロイアへ移り住んだ12億の人々は地球からの圧政に苦しんでいた。
デロイア殖民開始より152年目(宇宙世紀152年)、地球のデロイア駐屯軍、連邦第8軍のフォン・シュタイン大佐によりクーデターが発生した。大佐はデロイアの地球連邦からの独立を要請し、地球連邦評議会を制圧し、評議会議長ドナン・カシムその他の議員を拘束した。連邦軍は精兵からなる特殊部隊を編成し、投入された新型コンバット・アーマーをも投入し救出作戦を実施した(*1)。作戦は成功し、部隊はドナン・カシムの元に駆けつけたが、しかしそこには穏やかに談笑するドナンとフォン・シュタインの姿があった。このクーデター自体がドナン達によって仕掛けられた狂言で、デロイアに燻る独立運動の首謀者を炙り出すための罠だったのだ。
 このクーデターの結果を受け、惑星デロイアは正式に地球連邦第8の州となった。デロイア州政府の代表者となったフォン・シュタインによって、真の独立を求める市民やゲリラの掃討が為されていく。
デロイア独立派のサマリン博士等は密かに地球の軍事企業(北米を基点とするアイアンフット社等)の協力を受け、初のデロイア戦用コンバットアーマー「ダグラム」を開発した。しかしその秘密工場は連邦軍により破壊され、サマリンも逮捕された。
 しかし独立派ゲリラのひとつ「太陽の牙」(*2)はダグラムを奪還し、更に独立活動の旗印たるサマリンを救出した。サマリンを中心としてゲリラは一致団結し、「デロイア解放軍」を名乗った彼らは独立戦争を開始した。
 
 動乱の時代に投入した惑星デロイア。その戦いの果てに若者達は何を見るのか?


「バトルテック」

 …人類は過去1万年に渡り続いてきた戦闘の日々によって培ってきた兵器開発技術によって、”バトルメック”と呼ばれる身長10m前後の巨大な戦闘兵器を生み出した。

 31世紀の世界。かつて宇宙全域を統合していた組織、スター・リーグ(星間連盟)は既に無く、その後の数百年間続いた戦乱の中、科学技術も大きく後退してしまっていた。
リーグ崩壊後の宇宙支配権(連盟の継承権)を求める「5大家」の覇権を巡る抗争は、その他の弱小氏族(クラン)、小国家、同盟、人民軍、盗賊団、更には商人達市民をも巻き込んで人類既知宇宙の中心領域(インナースフィア)全域に広がっていたかつての偉大な文明の廃墟を舞台に戦闘は続く。戦闘の主役となるのは常に、強大な装甲と火力を誇る巨人兵器バトルメックである。
 技術の後退によって、人類にはメックやメックを積んで惑星に降下する巨船ドロップシップ、恒星系にひとつずつ存在し宇宙全体を移動する基点”ジャンプポイント”間を移動するジャンプシップ等の新規製造は実質的には不可能となっている。人類は既存のメックを破壊した敵メックのパーツを用いて修理したり、古代文明の遺跡から発掘されるメックその他のオーバーテクノロジーを回収しながら戦闘を継続していた..
 

能力:

ダグラム

ダグラム / シャドウホーク 3 ダグラム / シャドウホーク 4


CA(コンバット・アーマー):
戦車、装甲車等の車輛型兵器が中核となっていた陸戦機甲部隊の使用する新型兵器として開発されたのがCAである。一体当たりの単価こそ戦車の比ではないが、重装甲でなおかつ単体でも凄まじい火力を運用できる上、不整地での運用も可能なCAによる少数編成の部隊構成の方がコストは低く抑えることができるため、宇宙世紀152年には陸戦の主流となりつつある(無限軌道を持つ戦車や重戦車は廃棄され、戦闘ヘリや軽装甲車、ホバークラフトがCAによる戦闘を補助する目的で運用されている)。実用化された最初期に実戦配備されたCAであるアビテート社製F44Aクラブガンナーは4脚式の”歩行戦車”然とした形状であるが、その数年後に次々と開発されたCAは人間同様の四肢をもち豊富な武装オプションを設定できる、”新世代の兵器”足りうるものとなっている。

ダグラム:

惑星デロイアのサマリン博士を中心とする独立派が開発したCA。デロイア技術陣を中心に地球北米地区ミンガス州にあるアイアンフット社(クラブガンナー/ブロックヘッドのアビデート社系列)の極秘裏の技術協力を得て開発された。本来量産することを前提に開発されていたが、ボナール市に用意されていた量産ラインが連邦軍によって破壊されたため、実戦投入された機体は1体のみである。
 最大の特徴は、数ヶ月前に惑星デロイアが突入した謎のガス星雲 ”Xネブラ星雲” の影響を受け搭載コンピュータの性能が大幅に低下した地球製CA(*3)と異なり、デロイアにおいて対CA戦に主眼を置いて開発された独自の設計思想と専用の各種装備にある。具体的にはXネブラ星雲の影響を避けるためコンピュータ制御を極力避け、その代わりにマニュアル操作による制御部が多く設定されており、操縦にはパイロットの熟練が必要となる。
 主装甲には対CA戦を想定して耐リニアガン装甲(ダグラムの場合は複合装甲で装甲と装甲との間に空間を設けるスペースド・アーマーを採用している)を全身に配し、主武装として右腕部にCAの重装甲をも容易に貫通する高出力アームリニアガンユニットを装備している。動力部にはメインジェネレータを2基搭載してジェネレータ損傷時の機能低下を防いでいる。また装甲及び電子機器には防水シールド処理が為されており、CAとしては初の”全天候での運用”を実現している。デロイアの二重太陽系の影響下にある過酷な自然環境の下、1年以上に渡って続いた独立動乱を戦い抜いたことからも、その高い性能と耐久性は他のCAを圧倒するものと言える。
 追加装備である背部ターボ・ザックを装着することで懸案であった短い運用時間も大幅に延長され、ザックのエネルギー供給によってアームリニアガンの連射も可能となっている。ターボ・ザック自体にも大口弾を射出できる高出力リニアカノンを装備している。

乗員:1名。
全高9,63m 乾重量20,12t 作戦時重量23,4〜29,85t 作戦時全備重量23,98〜30,43t 設計最大重量30,67t 
最大走行速度55km/時 最大跳躍加速度0,98G(*4) 連続稼動時間3時間45分 

標準武装:アームリニアガン×1(右腕部)、20mmチェーンガン×2(左手甲部内蔵)、2連装スモークディスチャージャー×2(頭部)


ダグラム / シャドウホーク 5 ダグラム / シャドウホーク 6

バトルメック (メック):
数百年前に人類によって開発された身長10-12mの巨大な歩行する兵器システムの総称。その多くは2脚型である。強靭なシャーシに支えられ重装甲に覆われたその巨体は歩兵や装甲車輌とは比較にならない程大量の武装を搭載してその火力と装甲をもって戦場を闊歩する。重量によって軽量級(20t-35t、中量級(40-55t)、重量級(60-75t)、強襲型(80ー100t)に分けられ、一般にそのトン数(重量)=メックの総合戦闘力とされる。メックは様々な口径のレーザー砲、様々な射程のミサイル、実体弾を発射するオートキャノンやガウス・ライフル(レールガン)、PPC(粒子砲:陽子やイオンを磁気加速して射出する)を武装して使用することができる。これらの兵装は多くの場合シャーシや装甲に直接溶接される形式で、そのため手指がないデザインのメックも数多い。メックには近接戦闘装備こそ装備されていないが、大質量の腕部や脚部を振り回したり全身の重量をもって体当たりをかましたり、ジャンプジェットで高空から踏みつける等の形で格闘戦を行うことができる。メックは人間のような2足歩行形態をその標準とするが、一部の機体脚部はチキン・レッグと呼ばれる鳥のように中程で前側に折れる仕様となっている。このタイプは平地では素早く移動することができるが、不整地での歩行にはやや弱い側面がある。
 メックの戦闘はメックの外装を覆う装甲を剥がし内部の制御ユニットを破壊するやりとりがその基本形式となるが、戦闘後にメックの残骸から多くの予備部品が得られることから、本体の完全破壊を目的とせず脚部を破壊して行動不能としたり、パイロットを倒すことを優先する場合も多々ある。メック最大の弱点は使用される大量の火器及び作戦行動中の機体が放つ膨大な熱量である。機体の加熱を防ぐために重火器を操るメックほど大量の排熱ユニットを取り付けるが、戦闘中にこれらが破損した場合には機体の熱量が制御不能となる。熱量が上がると機体がオーバーヒートを起こし停止するが、同時にコクピット内の操縦者が異常加熱で気絶或いは死亡することも多い。実体弾によって装甲を破壊するだけでなく、レーザー等高熱の兵器を照射して装甲を加熱し脆くさせたり、加熱それ自体の影響で意図的に機体にオーバーヒートを引き起こさせる/操縦者を倒す という戦術もあるのである。

シャドウホーク:

主に中心領域で使用される中量級バトルメック。頭部コクピットを透明のキャノピーで覆った(*5)比較的旧世代のメックだが、性能的にはバランスが取れている。中量級メックの装備としては大口径のオートキャノン(*6)を備えている。

乗員:1名。
重量55t
巡航速度54.0km/時 最大走行速度85-90km/時 最大跳躍能力90m  

武装:
肩部:90mm大口径オートキャノン×1(背部バックパックより弾薬とエネルギー供給される)
右腕部 中口径レーザー砲×1
胴体部:LRM(長距離ミサイル発射筒)×1
頭部:SRM(短距離ミサイル発射筒)×2

 
備考:

ダグラム / シャドウホーク 7

ダグラム:
いやーそんなにTVで見れてなかったんですよねぇ放映当時は。曜日や時間の関係か?あと小学生だった私にはストーリーが難し過ぎたってのはあるんでしょうねぇ。ヒロインは不細工だったし(笑)と当時の水準低いアニメ好きにありがちな皮相的な視点で評価してた部分ってあります。あのとき私が大人だったら(笑)…まあそれはそれでそしたら今50歳くらいなわけだしなぁ(笑)ケイブン社の大百科なんかも買って装甲や武器の仕組みまで学んだのですが(笑) 幼な心にワームホールはオーバーテクノロジー過ぎない?と思ったものです、はい。確かにそこさえブレークスルーできれば、ガンダムみたいにスペースコロニー作るよか楽なんだろうけど。武器や世界観は今の感覚だと「進んでなさすぎ」な感じはありますね。それはそれなりによく考えられているなぁと今見直すと思うのですが(結局近接戦闘ってものに意味を持たせるには高度な電子機器が使えない状況ってのが必要なんだよね、ミノフスキー粒子とか。メックの方もそうだけど)。パトレイバーのレイバーは10年先を見越して見事に時代が追いつきませんでしたが(笑) 果たして100年あたり先には2脚型の機動兵器は出現しているのでしょうか、ね?
 製作にあたり世界に親しむために映画「ドキュメント ダグラム」DVDを購入して観ました。いやー、いい。20代で観たかったなぁ。革命ってネタからしてジャリには高度すぎるし、おやぢ同士の熱い政治話や抗争なんか絶対ついていけない!でも今ならそれが分かる!って感じですか。75話の筋をまとめまくったドキュメント版でこれだけハマれるのだから全話きちんと見たかった..netで観れるかな?何年か前に地方局でやってたんだけどなぁ。…やっぱり全話DVD買うしかないのか?
 デザインのよさってのも分かるまでに時間かかりました(製作にあたり大河原大先生のデザインワークス(←なんとなくボトムズのおまけっぽい内容ですが..)購入しています)。今見ると無骨なCAのデザインが実に心に染みる..正直ダグラム自体はそんなに好きでなく、当時はソルティック(ラウンドフェイサー)ブロックヘッド辺りが好きでした。今はアイアンフットビッグフットあたりのデザインが堪らなくかっこいい!してみると私の価値観は変わった、んだろうなぁ。当時はクラブガンナーの意味すら分かりませんでしたが、今は許容できます(笑)
 ダグラムも今回作ってすっかり気に入りました。重装備仕様はかつてデュアルマガジンに紹介された重装備仕様のノリですね。肢には武装できなかったけどライガーゼロでいうと”パンツァー”ですねぇ。ミサイルなんかは撃ち尽くしたら爆発ボルトで強制排除してガンガン軽くなります。と思います。はい。ダグラムのデザイン上の素晴らしさは、肩と前腕部の装甲ですね。これを外すと思いっきり印象が変わる。こんな単純な装甲なのに思いっきりイメージをひっくり返す、デザインってすげーなーと思いますね。

シャドウホーク:
バトルメックは遠未来なので技術的には何してもいい筈ですが、実際には例の技術退化によって戦闘描写なんかは「分かる」話になってます。一方で熱管理命!ひたすらメックを焼く(メックを文字通り焼いちゃう火炎放射器なんてのもあるくらいだし)、「メックの強さがその重量に比例する」なんてーのは実にアメリカ的だなぁと思います。日本人の感性では機動性とか素早さってのが凄いアドバンテージに繋がるのだけど、アメリカさんは装甲の厚さと積める火器の量!なんだよねぇ。実際それがかなり正しいってのがムカつくんだけど。どんなに素早くてテクニシャンでもモスキート級はヘビー級に一発食らったら死んじゃうしねぇ..アメリカさんだと最強はビグ・ザムサイコ・ガンダムだったりするんだろうな、やだなぁ。
 私のバトルメックとの接点は普通に小説「グレイ・デス」とPC版「メックウォーリアー」です。小説は筋も結構いいのですが(話よりは自然描写やゲーム小説故のリアルさ、その結果?のリアル過ぎる金勘定)、スタジオぬえ様の素敵過ぎるメックの口絵/挿絵で思いっきり引っ張られました。その後それらのメック絵の元ネタがそもそもぬえさんの描かれたマクロスのメカだったりする皮肉を知るわけですが..ローカスト(映画「クラッシャー・ジョウの2脚兵器」)・ワスプ(バルキリー)・サルでも分かるライフルマン(デストロイド・ディフェンダー)!なんかは見りゃある程度分かるんだけど、つい最近まで小説時最凶メックたる75t級マローダー戦闘ポッドグラージだった!こと(てっきりデストロイド・モンスターだと..)、ましてや中盤グレイソンの駆るシャドウホークダグラムだったなんてねぇ..私は本当につい最近までメックのデザイン元にダグラムが使用されていたことを知らなかったので。確かに世界観としてはデストロイド同様に使い易いよなぁ。
 近未来で10m級二足歩行ってなるとゲームではAC(アーマード・コア)/バンツァー(フロントミッション)/HI-MACS(ガングリフォン) とありますが..前二者はやってない私ですが(ACはデザインが現用兵器離れしすぎなので。フロンミッションはSLGで直接操作できないから!世界観とかは好き系な気がするのでMMORPGは結構やりたい)、ガングリフォンは個人的に傑作だったよねぇ。お国柄の出ているAWGS(歩行兵器)も無骨でいいし、主役機たるHI-MACSの高機動性や飛行能力を生かした戦闘も、世界観もミッション性の高いゲーム内容も大好き!ならX-BOXも買えや!って話ではありますが。ガングリフォンネタはいつかやれたらいいなと思うのですが。
 PC版メックウォーリアーはまた、最高ですね!何年か年をまたいでも偶にやり直したくなる優良ゲームです。戦いを勝ち抜くごとに新しい武装やメックが手に入るカタルシス、武装や装甲、テクスチャー等のカスタマイズの楽しさ、意外に濃いぃストーリー展開(4:ヴェンジェンスなんかね)、ランス(小隊)メックを指揮する楽しさ(特に4:マーシナリーズは2個ランス計7機を指揮できる!)、巨人機の集団戦闘は楽しい!なぁ。あとは最近のACみたいにゲーム上に歩兵が出たり、歩兵としてメックを見るシーンなんかあるといいなぁ。PCもまたぞろ進化したところで、メックウォーリアー5なんか、出ないですかねぇ..


作品紹介:

ダグラム / シャドウホーク 8 ダグラム / シャドウホーク 9 

ダグラム / シャドウホーク

可動箇所:超絶可動(31)
頭部:回転(1)
腹部:スィング(1)
腰部:回転(1)
肩:マルチ(2)
肩装甲部:(2)
肘上部:回転(2)
肘:スイング(2)
手首:回転+スイング(4)
指:人差し指&中指部と薬指&小指部(4)
股間:マルチ(2)
腿上部:回転(2)
膝:二重関節(4)
足首:スイング(2)
腰横:予備カートリッジ基部回転(2)

*2005年11月に製作しました

 実際の動機付けでいうと「メックを作る!」という思想が先にあったのが事実です。メックのデザインに日本のアニメが使用されていたという事実は知っていたので、バトルテック小説の挿絵なんかで「これは分かるだろ!」的なマクロスのデストロイド・シリーズなんかを幾つか製作用に準備していたのですが、買いながら調べるうちにメックのデザイン元としてダグラムのCAも多数利用されていたことがnet上の探索で判明(気づいたのは2005年秋以降と超最近..)。詳しくはここあたりを参照のこと。…そうしてみると、「グレイ・デス」に出て口絵にもあったシャドウホーク、グリフィン、ウルヴァリーン、サンダーボルトなんかがもーダグラム物で..慌てて都内を漁ったものの、再販こそ何度かかかっているものの、20年前のアニメのプラモだしねぇ。新品を手に入れるのは無理だーねと秋葉原を歩くと、リバティが中古プラモを集結させて売ってやんの。おお有難い!と無論販売時より高いけど、ダグラム/ラウンドフェイサー/ヘイスティなんかを買っています。ダグラムのプラモっていうと、当時としてはかなり高水準の造形だったと思います。特に1/48は。中でも後期のプラモは1/72でもポリパーツを関節に仕込む仕様になっていて感心させられます。でもさー、1/72はとにかく動かない!んだよねぇ。上半身はともかく、下半身は最悪。お義理程度にしか曲がらない。そこは私が作る以上弄らないとねぇ。というわけでプラモ自体は15歳くらいで一回辞めているのですが、(22歳くらいでフィギュアに走った)、今回は気合で再挑戦してみました。今はあくまでハンダで切り貼り/関節埋め込み/高速肉付けの方法論が入っているし、それでどこまで通用するかなと。

 購入したキットはダグラムS-A(Surface-Air Zack Type:2連装対空砲装備)タイプです。スーフェスで1000円。説明書なし。安かったし(笑)私はターボ・ザックについて特にこだわりはないので。ダグラムは初期ロットが最悪(何せタカラさん初のプラモだし..)ってのが言われているけど、映画版公開記念で作られたこいつは、下半身の造形なんかマシになってるのかな?製作にあたってはモデラーの方々のサイトを幾つか参考にしています。
 足首と腿を先に作りますがどちらにも間に1mmプラ板を挟んでボリュームアップしています。ダグラムって戦車の発展形なんだし、肢は太いよねぇ当然。膝は脹脛を少し広げるくらいではどうせ可動域たいして変わらないので、膝関節の上で一回切断して3.5インチJOEの膝関節を接続して二重関節にしています。これで大分いい感じに。その後関節を腿に接続し直して膝部で隠れるように造形し直しています。このあたりは既にゴーグで確立されてますね。その後脹脛部アーマーで挟み込み、挟む対象の分だけこっちも1mmボリュームアップしています。足首は挟むだけ構造なのでそのままプラモ関節で少しだけ可動域を広げていますが、やっぱ動かないなぁ、ここ。最大の工作は胴体部で。かどうが作る以上当然腹部スィング、腰回転は入ります(1/72ブッシュマンって腹部スィングあったんだよなぁ。今思うと凄い。でも殆ど動かなかったけど)。胴体部を繋げてから腹部で上下に切断し、下半身を弄る。股間節はやや下目にマンガ・フリーク肩関節を入れて、すぐ下にTOYBIZ5インチフィギュアの肩回転関節を入れて上部を切断した腿関節と繋いで腿上部のロール関節にしています。腰前部アーマーですが、切断して可動式に変更しています。腰の前垂れ中央部を残して両脇を切断し、中央部にも凹みを入れて、そこに1/144ウィングガンダムの腰アーマーを差込み抜けないよう中央部を再造形。そのアーマーの上に先に切断したアーマーを嵌めて造形しなおします。実際よりも若干大きめかな?腰横ですが、予備カートリッジがそのまま付くと脚部の横方向への可動域が大幅に減るので、腰部に孔を開けて、カートリッジ部にプラ棒でシャフトを付けてからそれを差込み、腰部内側で先端をハンダで溶かして抜けないよう加工しています。
股関節の上あたりで回転関節、すぐ上に5インチフィギュアの肘スィング関節を繋げて肉付けを施し腹部スィング関節に(細い関節部に保護用の布が覆っている造形を施す)。それを切り離した上半身と接続して固定します。首関節はプラモのママ。肩ですがプラモのままだと幅があり過ぎるので、両方で2mmほど切断しています。その内側にプラ板で新たに肩脇の装甲を造形し直しています。肩関節もプラモのだと強度に不安が残るのでJOEの肩関節を入れています。その関節をプラモの肩(溶かして穴を開けた)に差し込んで固定したわけですね。肘上部回転関節はプラモの。肘スィング関節はTOYBIZ5インチフィギュアのものです。いまどきのダグラムは皆肘部は前方向に!スィングしますよねぇ。手首関節はJOEの肘関節。手は3怪人ヘビクンのものを肉付けして一回り大きくしています。…右手にもチェーンマシンガンを造形してしまった..
あとはオプション装備の端子を付けます。背部上部に穴を開けてポリキャップ(大)を埋め込んでいます。両前腕部には装甲内側に穴を開け、ポリキャップ(小)を入れました。前腕部ですが、装甲部はキットにはひとつだけ。もう一個はアームリニアガンなのですが(*7)この造形がちっこくてショボイ!のですが、幸いに私のジャンクストックにアーマーの予備を発見、肩装甲も二つ予備が見つかったので、これは追加武装用にしよっと決めました。この前腕装甲部に穴を開け、追加武装は装甲部を通してその下のポリキャップで接続される仕様になっています。この方が端子に直接付けるよりは綺麗に嵌るし、造形の時点で前腕部の装甲接続端子はオミットされているので、装甲の固定にも繋がり、グッドアイディアでした。で、武装を付けない場合でもプラ板で造形した装甲部に端子を付けたものを上から嵌めこみます。ここまで基部ができたらあとは装甲や基本となる武装を付けるだけですね。頭部右側には何のだか忘れましたが7連装備マイクロミサイルポッドを固定しています。ヤクト・ダグラムのイメージですね。…それこそこれってダグラムのホバークラフトのかも..

塗装!基本装甲(本来グレー/銀色部)は焼鉄色、装甲部はメタリックブルー/メタルブラック/クリアブルーで作った専用色。…シックだなぁ。

武装ですが、気が滅入る程あります。ロボはパワード・スーツ系と同じく追加武装を考えるのが楽しいのです..

○背部ザック
・武装プラットフォーム:1/35スコープドッグレッドショルダーカスタムの武器制御パックに端子を付けたもの。左側にポリキャップを包み込んで可動させた武装接続部を繋いで固定してます。これに
 ・オートキャノン:リニアカノンですね。造形は少し弄って突起部を減らしています
 ・対メック用バズーカ砲:1/144ケンプファーのですね。大河原先生の基本デザインではザックにはキャノンではなくバズーカを装備しています。上下逆に端子に刺しています。
 ・19連装SRMポッド:1/72の戦闘機武器セットのものですね。ヤクトのイメージで(接続部位が違うけど)
・ジェットパック:1/72 99式ヘルダイバーの背部ザックですね。上にプラ棒でバーを付けています。
・2連装対空砲装備型ザック:プラモのです。…でかいなぁ。キャノンは可動します。
○肩部
・右側:固定式オートキャノン:…1/144ZかZZ系の何かの銃だなぁ。
・左側:8連装SRMポッド:何のだか分かりません。
○腕部
・右側:アームリニアガン:ジャンクで所有していた(←意外と持っているなぁ)デュアルモデルのですね。頑丈で好きです。銃口を開けています。
・右側:3連装大口径オートキャノンユニット:1/144ゲルググキャノンですね。ウォーマシンにも使っています。
・右側:4連装MRM(中距離ミサイル)ポッド:1/100ガンタンク(ガンダムF91)
・左側:対メック用アームキャノン:1/144エルガイムのバスターライフルかな?
・左側:4連装備MRM:右と同じ
・左側:2連装LRM:WAVEの武器セットから。
○手持ち武器
・ライトマシンガン:WAVEの武器セットから
・ミドルマシンガン:上に同じ
・ヘビーマシンガン:上に同じ
・スマートガン:1/72ブロッケンのですね。回転式左手用グリップは失くしたのでプラ棒で自作しています。

ゴーグでもプラモの関節強化/可動増設には挑戦していますが、こっちは総プラスチック、熱ですぐ変形するので注意が必要でした。…何せ20年前のキットだし、特に装甲部の材質は経年劣化していてバキバキ割れるので修正に苦労しました。まーそこでブッチー切れてあーやめる!ってのが過去の私で、余裕で修正できるのが今の私なのでしょう。可動だけでなく、造形的にも15歳のときとは隔世の観があります。いやはや。

武器フル装備モードになると、実にメックですね(笑) 画像も気合入れて撮っています。海外版にもあるので見てください


ダグラム / シャドウホーク 10

*1:父ドナンとともにデロイアを訪れていた少年クリン・カシムは、事件の後義理の兄ボイド連邦軍中尉に同行し、パイロット欠員に乗じて戦時特例法に基づくCAラウンドフェイサーのパイロットとして、ドナン救出作戦に加わっている

*2:クリンは連邦軍の独立派への非道な処遇を見過ごすことができず、また事件後にサマリンに出会い大きな影響を受けたことから、このゲリラグループに参加し、以後ダグラムの専属パイロットとして動乱の時代を送ることになる。
*3:動乱後期に投入されたCA(ブロックヘッドXネブラ対応Ver.等)はダグラム同様コンピュータによる動作制御について設計時よりXネブラ対応措置を受けている。なおXネブラの影響は高性能機器の機能低下と同時に、電波による長距離通信を阻害する。そのためデロイアでは長距離ミサイル等の兵器は使用できず、レーダーの使用も限られるため高速の戦闘機等は使用できず、戦闘はCAや装甲車輌、ホバークラフト、その他歩兵用重火器を用いた有視界による中距離以下での砲撃戦が主流となる。

*4:要するに自分の身長くらいまで跳躍できる。人間でもほぼ不可能な領域だが..映像を見る限りでは余裕で数10m跳んでいる..

*5:キャノピーにはレーザー反射性の塗料を分厚く塗られている。技術退化によってダグラム世界同様に長距離をカバーするレーダーや高度な電子機器が存在しないため、目視での戦闘もできるキャノピー使用メックにもそれなりの意義がある。とはいえレーザーはともかくオートキャノンやPPC等重火器によるヘッドショットを受ければ..

*6:メックや装甲車輌に装備される自動装填式の砲。砲弾には高性能爆薬や徹甲弾が使用される。メックの照準技術の限界により有効射程は600m以下。

*7:上述した資料によれば大河原氏は控えめに(しかし何度も)触れているが、このリニアガンは氏のデザインではなくプラモを作る上で急遽必要になってタカラのスタッフが描いたものらしく、デザインとしてもお気に召さないらしい。銃を持たすという行為がメカに様々に魅力的な姿勢を取らせるのに、固定した武装だと前か横しか魅せる場面がないのが不満だそうで。なもんで氏のデザイン上では右腕部も通常の装甲になっています。



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