デアデビル

デアデビル1邦訳登場作品:
「DAREDEVIL」その他関連タイトル


名称:
マシュー (マット)・マードック。通り名はデアデビル。”THE MAN WITHOUT FEAR(恐れを知らぬ男)”も通称だろうか?
その正体はスパイダーマンをはじめごく少数の者にしか知られていない。また殆どの人間は彼が盲目であることにすら気付いていない。

Story
彼は二流のプロボクサー、”バトリング・ジャック”マードックとその妻グレースの息子としてニューヨークに生まれた。マットが幼い頃に母親は死去し、残った父親は息子に高い教養を与えるべく勉強漬けの日々を送らせたのであった。少年時代のある日、彼は盲目の老人を轢きそうになったトラックから身を呈して救ったがそのトラックの荷台に積まれていた放射性物質 (*1) を全身に浴びてしまった。マットはこの事故の影響で視力を失ってしまい自暴自棄に陥ったが、彼の前に現れた謎のニンジャ・マスター スティック (*2) の教えを受け放射性物質によって得られた副作用たる超感覚”レーダーセンス”を目覚めさせ、修行の中で戦士としての優れた資質を発揮させていくのであった。
 その頃ジャックはマットの授業料を捻出するためギャングが持ち掛けてきた八百長試合に応じてしまった。だが自らのファイターとしての誇りを捨てることができなかった彼は試合に勝ってしまい、その報復としてギャングに殺害されてしまった (*3)
…大学を卒業した彼は親友のフォギー・ネルソンと共同で弁護士事務所を開き、父を殺害した犯人を突き止めたものの、証拠不充分のため彼らを起訴するには至らなかった。この一件で法では裁くことのできない悪の存在を知った彼は”戦士”デアデビルとして犯人達を追いつめ、遂に彼らを自首させるに至ったのであった。かくして戦士デアデビルの犯罪との孤独な戦いの日々が始まった。
一時期はデアデビルの正体を暴かれ、弁護士の職を失いスラム住まいになるなど大変な日々を送ったそうだが、今はその危機的な状況を脱したようである。

身長183cm、体重91kg。

交友関係:
ブラック・ウィドウ (*4)エレクトラ・ナッキオス (*5)スパイダーマン (*6)ゴーストライダー(*7)パニッシャー(*8)キャプテン・アメリカ
ニューヨークの犯罪王キングピンとは敵同士とはいえ時には助け助けられることもあり、単純な関係ではないらしい。

能力:

デアデビル2
知能はさっちーも学んだコロンビア大学の、しかも法学部 (トゥーフェイスことハービー・デントと同窓生という話しも..) 卒ということで標準を大きく上回る水準といえる。彼自身現役の弁護士ということもあり、その法学知識にも侮れないものがある。
導師スティックの教えを受けている (*9) 彼は、ボクシング・忍術・器械体操・柔道・マーシャルアーツ等の挌闘術を習得している。基本的に彼の肉体は常人のものであるが、以上の挌闘技術と絶えざる訓練によって、人間として極限の運動能力を誇っている。
しかし盲目の彼をデアデビル足らしめているものは彼の持つ超人的感覚である。少年時代放射性物質を浴びたことで視力を失った彼はその代わりに超感覚を手に入れた。デアデビルとしての彼の五感 (いや四感) と反射神経はその全ての側面において超人の水準にある。周囲の温度や気圧の変化を瞬時に察知したり (皮膚感覚) 、20mgの物質を口に含むだけでその成分を分析することができる(味覚)。 6m先の人間の鼓動を聞きとったり、それを数えることで敵の人数を正確に把握したり、敵の持つ銃器の残弾数を戦闘中に把握することもできる (聴覚) 。また人混みの中から特定の人間の匂いを嗅ぎ分けたりすることもできる (嗅覚)。さらに”レーダーセンス”と呼ばれる超人的精神能力を発揮させることで、彼は周囲の物体の存在を察知することができる。その威力は24m先のアンテナの存在までも瞬時に察知することができるほどである。 このレーダーセンスは物体の存在を感知させるのみならず、その物質の温度や組成までも認識させることができる。レーダーセンスに加え彼の運動能力と極限まで鍛えられた反射神経をもってすれば、精神を集中した状態で飛来する銃弾を杖で叩き落とすら可能となるのである。但しこれらの超感覚は騒音などの強い刺激を受けることで集中が乱れると、思い通りに発揮できなくなるという弱点もある。なお、彼が盲目であることに気づいている者は殆どいない。
彼のコスチュームは布製で手袋とブーツが革製。自作の専用武器”ビリークラブ”を操る。これは盲人用の杖の形状をしており、二つに分離する。またその内部にケーブルを内蔵しており、このクラブを伸ばして対象に引っかけることでビルとビルの間を飛び越えたりするような3次元空間運動を行う。

備考:
デアデビル3
デアデビル。英語だと”DAREDEVIL”。DAREは動詞で「敢えて(思い切って)○○する」の意味。名詞だと「挑戦」。で、DAREDEVILは「向こう見ずな者」で、意訳すっと「恐れ知らず」。しかし盲目の彼に「向こう見ず」とはよく言ったもんだねー。

やっぱりキャップとは異なる意味で彼以上にDCの大御所バットマンに競合するキャラクターと私は理解しています。常人レベルの肉体を驚異的な努力で鍛え上げている点、スーパーヴィランとの戦いよりも犯罪組織や犯罪そのものとの「人間同士の」戦いに念頭が置かれている点等がそれにあたります。デアデビルの場合にはさらに自身が”障害者”でその辛さ、弱さを知悉している点、また弁護士として彼は夜だけでなく昼も社会的弱者のために働き続けている点が加味され、その分良くも悪くも「人間」を描く傾向が強くなり、i一方でヒーローやヴィランの登場する派手な展開が抑えられるのでしょう。そのヒューマンに徹した路線がいっそ好ましいな、と思います。クロスオーバーに出れないくらいなんだ (笑)。確かになんだかんだいって独立誌展開してる常人レベルのヒーローってかなり少ないマーヴルキャラの中では多分弱い部類に入るのでしょうけど。…ジャガーノートにボコにされたって話も聞きましたが奴はマーヴル最強級だしなぁ。なんか想像するだけで哀れだ。
個人的には無論そんなに明確なイメージもないくせに彼が好きなのは何故かなーと考えると、私の中には地に立ち地を駆ける彼ではなく、宙を舞い宙を駆ける彼のイメージが強いのだなぁと分かります。超人的体力や耐久力も無いくせに常に死の恐怖と隣り合わせ、ビルの谷間でビリークラブを手に器械体操仕込みの優雅な舞を見せる彼が、すんごく美しい。スパイディのウェブ・スリングは所詮人でないモノの非人間的行為にすぎないが、デアデビルの舞いは人間の訓練と精神的鍛練の賜物であり、それゆえの不完全な、危うい美しさを感じるってとこでしょうか。…いや、多分私の頭の中で (笑)。これがまたバットマンになると少しも危うくない (笑)


作品紹介:

デアデビル4

デアデビル

可動箇所:通常のフル可動 (14)+両手首回転 (2)+両手首スイング (2)+両膝二重関節 (2)=(20)


61作目となる今回は、可動/造形に優れたフィギュアをという方針がありまして。スパイダーマンシリーズの12箇所可動有料素体デアデビルは使用しない!という捻くれた方針がまずあったので (だってつまんないもーん) 、いろいろと考えながらパーツを集めていきました。ボディはマーヴルvsストリートファイターシリーズベガ。ちょっと使い道に悩んでいたんだよね、襟とか邪魔だし。でも頭部を切断して襟を取り去ると、これがなかなかいい肉体で…。この肉体はしかし、デアデビルには不具合なほど縦横ともに太い!!ので、意地で肉を削ぎ落とし、背部は結局筋肉描写をやり直しています。頭部はこれまたストリートファイターもののダルシム。端正でいい顔だったので、いつかブラックパンサーにしよっかと思ってたのですが、こっちに使用。前述のボディにダルシムの頭部を付けて、あとは角をちっちゃなプラパーツで造形してと。この段階ではむしろダースモールに見える (笑)。腕。今回はCORPSものだが何故か5インチサイズのモータルコンバットシリーズジョニー・ケイジ君の腕部を使用。こっちのほうが全体にCORPSよか太くていのです。下腕部にドラゴンボール可動人形のマルチ可動する手首を。更に右手首の先はゴーストライダーのものに換えました。ビリークラブを持たせたかったので。腰パーツまではべガのものだけど、これを短く詰めて、股関節には例によってマンガ・フリークのマルチ関節を。肢。腿はべガのもの。横に変な張り出しがあるけどこれは削りました。膝には聖闘士星矢シリーズの素体人形の二重膝関節を埋め込み、脛から下はスパイダーマンシリーズのドクター・ストレンジのものを。左腿には布製コスチュームの上にビリークラブを収納する装具を付けているって感じの設定なので、装具用に筋を掘って、腿の外側にランナー二本でビリークラブ収納具を。最後に脹脛と脛、足首に肉付けを施して完成。
ビリークラブは単純にプラランナーを曲げて削って製作しました。
塗装です。気本色はメタリックレッド。手袋やブーツ、左腿の装具は色変えよかとも思ったのですが、この一色の方が感じでてました。目は蛍光レッド。胸のDDマークは0.05mmマジックで枠線を描くに留めました。ビリークラブはシルバー。肌は肌色。唇はタンにしたけど、これもわからんな (笑)

5インチ純正アメコミ系は久しぶりっつーことで、可動・造形ともに気合い入れて造りました。


デアデビル5

*1:しっかし、アメリカってのは怖い国だなぁ。

*2:ありとあらゆる格闘技の技術に長けた本名不明の謎の老師。ウルヴァリンは彼を ”チェイストの長老の一人” と呼んでいたが…。白装束のニンジャ軍団を率いてマツオ・ツラヤバ率いる悪のニンジャ軍団ザ・ハンドと戦ってきた。デアデビルや、元ザ・ハンドで後に正義に転じた女暗殺者エレクトラを鍛えた師匠で、ウルヴァリンとも面識があるらしい。痩身で彼自身も眼が不自由で武術の達人にはとても見えないが、手にした棒でいかなる敵も打ち据える技の冴えを誇る。数年前にハンドとの戦いで落命した筈の彼であるが、霊的存在として?エレクトラに当時野獣化していたウルヴァリンの修行を命じたり、彼自身がウルヴァリンの前に現れてオンスロートに挑む彼の修行を手助けしたりしている。

*3:「パルプ・フィクション」のブルース・ウィリスのパート「金時計」のエピソードがそんな話しだったね。

*4:ロマノフ王朝の血を継ぐナターシャ・ロマノーヴァがその正体。幼い頃ウルヴァリンとキャプテン・アメリカに救われた彼女は、ソ連のスパイになったものの後にアメリカでヒーローに転向した。常人であるが優れた体術と両腕に嵌められた特殊装備”ウィドウズバイト”の力で犯罪組織と戦う。当初はデアデビルと組んでいたが、後にアベンジャーズに参加した。

*5:暗殺によって家族を斬殺された彼女は、暗殺に対抗しザ・ハンドでニンジャの暗殺術を学んだが、デアデビルや師匠スティックと出会ったことをきっかけに正義の陣営に加わることになった。ウルヴァリンとも仲良し。

*6:互いにその本名を知る間柄。 しかし、上手いね。スパイディの側はともかく、デアデビルの場合ピーターを目にしてもそれと指摘はできないわけだからね。

*7:復讐の精霊にして夜のニューヨークを疾走する燃える骸骨男。ニューヨークのヴィジランテ (自警団) 繋がりということで。

*8:同じくニューヨークの自警団なわけだが、彼だけは自らの復讐のためなら平気で人を殺す。「パニッシャー・キルズ・マーヴルユニバース」ではパニッシャーとデアデビルは幼馴染であったという話しになっているが、これは公式の歴史においてもそうなのだろうか (多分違う) ?この物語ではデアデビルが重要な役割を果たす。

*9:そういやDCにおけるクライムファイターとしてのライバル?キャラ、バットマンも北朝鮮で (うーん) 学んだ忍術をその戦闘技術の核としているようだね。


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