ブラックオックス

ブラックオックス1登場作品:
「鉄人28号」(原作版コミック)
「鉄人28号」(アニメ)
「太陽の使者 鉄人28号」
「鉄人28号FX」
「鉄人28号」(2004年版)


名称:
ブラックオックス

Story(2004年版)

 第2次世界大戦終戦より10年。少年探偵として活躍していた金田正太郎少年の眼前に突然飛来した砲弾より出現した巨大なロボット 鉄人28号 は、正太郎の父金田博士が完成させた機械の兵士であり、博士の息子への想いを託した「もうひとりの正太郎」だった。鉄人のコントローラーを手にした正太郎は、博士の弟子で敷島重工を創立した敷島博士や大塚署長とともに、その無敵の力をもって、10年の時を経て蘇る様々な「大戦の悪夢」と戦うこととなる..
 
 出現した鉄人が自身のコントローラーを求めさ迷った結果破壊された東京。崩落した現場地下に緑色の液体の入った大量の水槽を収めた謎の実験室があった。実験室に入りこんだ正太郎はそこで最大の水槽の中に揺らめく巨大な影を見た..水槽は警視庁地下に収められた。地下室が今世紀最高の天才と称された不乱拳博士の実験室と見抜いた正太郎と大塚署長は精神病院に博士を尋ねた。博士は正太郎に「コトローラーを手にしていれば、君もいずれこちらの住人になる..」と不気味な予言を吐くのみであった。
  闇夜に突如出現した怪ロボット。ロボットは警視庁地下の水槽を狙っていた。立ち向かう鉄人はロボットの放つ謎の黒い霧によってその動きを封じられ、倒されてしまった。ロボットは中身のない謎の水槽を破壊して姿を消した..ロボットは不乱拳博士によって設計され某国によって完成されていたロボット、ブラックオックスであった。博士は何故オックスを使ってあの水槽を狙ったのか?
 謎を追った正太郎は再び秘密研究所を捜索し、そこである書類を発見する..一方兄の仇である鉄人とその主である正太郎を付け狙う元陸軍情報部所属の盗賊 村雨健次 は、収監先で水槽の中に眠っていた巨人に命を助けられ、以後”それ”と行動を共にしていた。 
 敷島重工。敷島博士は正太郎の手にした書類について語っていた。その書類は日本軍が金田博士に依頼した機械の兵士による鉄人計画とは別に、生物学に造詣の深い不乱拳博士に推進されていた「鉄人第二計画」の概要であった。そこに不乱拳博士が現れた。更にそこに現れたのは、村雨とともに行動していた人造人間”モンスター”。不乱拳博士を見て突如狂気に駆られたモンスターは彼を襲った!モンスターは正太郎の機転で鉄人の鋼鉄の腕に捕らわれたものの、脅威的な怪力を発揮して姿を消した。

 モンスターに襲われ倒れた不乱拳博士。敷島博士は正太郎に第2鉄人計画の真実を示した。鉄人第二計画、それは人間の死骸を集めて作られた脅威的な体力と怪力を有する「人造人間」により構成される不死身の兵士軍団の計画であった。戦慄する正太郎..そして敷島博士は正太郎にモンスターの更なる真実を告げる。それは..  二人の耳に不乱拳博士消失の報が届いた!
 深夜。某国の情報員により身柄を確保された不乱拳博士。ブラックオックスを用いてモンスターの排除を目論む博士に情報部員は兵器としての完成度を評価された「モンスター生かすべし」との某国の意志を告げた。
後刻。情報部員との戦いで傷ついた不乱拳博士はかつての門下生でもある敷島博士の協力を仰ぎモンスターを排除しようとした。しかし彼らは警察に包囲された。そこに現れたブラックオックス!博士はオックスとともに姿を消した。
一方地下水路に潜んでいた村雨とモンスターに警察と鉄人の手が迫る。そこへ出現したブラックオックス。敷島博士によって怪電波をシールドされた鉄人は不乱拳博士の操縦するオックスと互角の死闘を繰り広げたが、オックスは自らの放出する闇を利用し戦いを有利に進める。そして鉄人はオックスに頭部を破壊されて機能停止してしまう。

 …モンスターは博士の息子、義久を蘇らせた姿であった。そしてモンスターには博士によって「兵士としての使命」が与えられていた。それは鉄人第二計画そのものとして数知れぬ死者の死体を切り開きその手を血に染めた博士自身を殺し、計画の全てを闇に葬ること.. 博士自身も息子を怪物として蘇らせてしまったことを深く愁いていた。彼は蘇った息子を倒すためにオックスの力を振るっていたのだった。互いに殺し合う二人。二人はそれぞれに与えられた使命を承知しつつ、再び出会えた喜びと互いの宿命から、とめどなく涙を流しつつその任務を遂行したのだった..

交友関係:
操縦者である不乱拳博士に従う。博士の死亡後は敷島博士に改修され鉄人の仲間となる。
なお不乱拳博士はオックス以前にバッカスという名の怪ロボットを設計していた(原作)。

能力:
今世紀最高の天才科学者と言われた不乱拳博士が開発を進めていた巨大ロボ。某国の手によって完成された。
鉄人にも匹敵する性能(パワーと強度)を誇るこのロボットは博士の生涯の最高傑作となるはずだったが、あと一歩で完成というところで実戦投入された。
元来博士の専門は「人間のように思考する」ロボットの開発であったが、この機能が完成されオックスに応用されることはなかった。
指からは電波撹乱剤を放出しロボットを制御する際の電波を阻害されたロボットは、身動きがとれなくなってしまう。

ブラックオックス2 ブラックオックス3

備考:

 んーかっこいい。
私の鉄人っていうと80-81年に放映されていた「太陽の使者」版がデフォルトになります。あの鉄人もデザインがシンプルでアレンジも同時代風でいいと思うのですが、ね。話しも全体によくできてたなーと思います。…あの頃ってソーラーエネルギー流行りだったんすかね(笑) あの版でのオックスは、不乱拳博士のDNAコピーによって鉄人にすら為し得ていない”完全自律型ロボ”を志向していたが、コピーが中断されたため3歳児程度の知能で稼働していた.. →人工知能って要素はそういう形で生きていて、やっぱりいろいろな意味でストーリーの中異彩を放っていたものです。えー、今netで探してみるとデザインは..…なのですが。ハートがモチーフなんすかねぇ、あれは。唇とか邪魔っす。装飾過剰だし。先日スーフェスでそのガレキを見ましたが、やっぱ今となっては共感できないスタイルでした。はい。 FXはぁ、見てないですね(笑) 正太郎がおやじとして出てたり、「あの」、それこそ装飾過剰なデザインセンスの中で旧版鉄人も一緒に動くって..アレルギー起こしそうで最初から見ませんでした。鉄人が律儀に1号から27号まで出た、んですって??
 
 で!今の鉄人。そりゃもー好きですからねぇGロボもGガンダムも。私も。でも放映開始に気付くのが遅れて、見出したのが第四話..早くも始まったオックス編の最中でした。その後も見逃したり録画ミスったりでいまひとつ充実した経験が積めないのですが..いいーですよねぇ、今時やたらめったら存在する深夜アニメの中で出色の完成度ですよね!(て、言うほど私はアニメ見ないのですけどね。今は鉄人オンリーだし..) 
 →DVDで買っちまってます。5話まで。やっぱいい出来ですよぉ。
 昔は昔、で装飾はあればあるほどいいよな!ってゆう趣味の頃もありましたが、今は..シンプルな物ほど技術の高さと強度の高さ、デザインの完成度がよく見えちゃって(笑) その辺りも最高っす。オックスはん。

 勢いでオックス作っちゃったし、DVDも買っちゃったし、PS2版鉄人も買っちゃったし(何度でも言いますがこのゲームは大傑作ですよ!)、今は個人的鉄人祭りなのであります。はい。

 ブラックオックス4


作品紹介:

ブラックオックス

ブラックオックス5  

可動箇所:超絶可動(30)
頭部:スィング可動&前部回転可動(2)
腹部:スィング(1)
腰部:回転(1)
肩:基部プロテクター回転(2)
肩:マルチ可動(2)
肘上部:回転(2)
肘:スイング(2)
手首:回転+スイング(4)
指:人差し指&中指部と薬指&小指部(4)
股間:マルチ(2)
腿上部:回転(2)
膝:二重関節(4)
足首:スイング(2)

*2004年7月に製作しました。

 

 例によって作るに至る経緯から。今川版鉄人を見始めてから程なくして、最近見てる(玩具好きには超有名らしいけど..)某玩具サイトタイムスリップグリコの山口可動版オックスと鉄人を見て痺れました..
で!私としてはちまちま買って当たるのを待つ趣味はないのでショーケース系ショップでオックスを見つけて購入しました..400円で。これが実にあなた、私の山口可動初体験だったりします(笑)
いやーすげー!よく考えられている!可動のセンスもいいし造形も最高だし、素材選択や強度も適切で、凄いものだなぁと感心しました。はい。こんなものが安価に手に入るなんざ、よい時代だなぁと思いますよ、遅まきながら。

 で!これを自分のサイズ(5インチ)で、可動を増やしてみよっかなと。
 首の可動は山口可動を大いに参考にしました。首の後ろあたりにスィング可動を入れて、先端部に更に水平回転可動を入れる..こうゆう首が前に突き出た感じの造形ではこの可動の方が表情が出せて圧倒的にいいですな。
コンパクトな可動パーツの選定に若干苦労しましたが(スィングは3インチJOEのパチの肘関節、回転関節は3怪人セットで手首の先を切断されて大量に余っている手首回転関節を使用)。水平関節の上にプラスチックを溶かして頭部を造形していきます。関節の下にも喉にあたる突起を造形します。その下は..ボディに空洞を作っておき可動の余地を残します。…この辺り、画像だと全然見えないですね(笑) こいつみたいに黒だと、このあたりの造形が目立たないのはいいことなのですが。ボディはTOYBIZスパイディシリーズハイドロマンのですね。突き出た胸部はむしろ削ってますけど。全体に溶かして均して、最後にプラスチックを溶かして均質になるように均して造形していきます。肩関節。マルチ関節はマンガ・フリークの肩関節(小)ですが、この基部を若干ナイフで削いで、関節とボディの間に余地を作ります。で、その空いた空間に穴を開けた薄いプラ板を渡して、これをボリュームアップさせて回転可動できる肩関節補強部(プロテクター)を造形します。頭部に続きこれもかどう初の試みとなるギミックです。これが作れると鉄人も無論だけど、ウルヴァリンの肩の処理もできるってものですな。肘関節は3怪人セットの豹クン。手首関節は3インチJOEの肩関節。手首は3怪人セットの豹クンの。全体にやや太く、丸くなるように造形してます。肩関節はやや中央よりも前向きになるように接合しています。腕もやや長め。
 股関節はマンガ・フリークの肩関節(大)。これをいつものように繋いで股関節を作ったらその上にやや大きめに腰パーツを造形します。回転&スィング可動できる関節(3インチJOEの肘ジョイント)を接続してその下部には腹部のシリンダー部を造形、上には胸部と接合するための端子を設定します。で、接続。
 脚部。股関節の下で回転関節を入れて(3インチフィギュアの肩関節)、膝関節はJOEの膝とTOYBIZフルポーザブルスパイディ(マッチョ版)の膝関節を接合した2重関節。膝プロテクターは関節部のボリュームアップで処理できました。足首もスパイディのものです。…製作中に大きさのチェックをしてなかったので、この時点で肢をふつーにしてしまうと小さすぎ!なことに気付きました。もとより5インチサイズにするにあたっては肢は長くしよう!とは思っていたのですが、ねぇ。「かなり」長くしました。私としては普通のプロポーションでもブラックオックスの文脈な充分にに映える!という見とおしはあったのですが、それでもまータイムスリップグリコの完璧に近い配分を見ると悩ましいところではありました。はい。
 以上素体を組んだらあとはひたすらプラスチックを溶かしてボリュームアップして全体に表面が綺麗になるように均して!の作業。楽しいなぁ。
塗装。全体はブラックでなくメタルブラックです。好みで。関節部は焼鉄色。目はシルバー地にクリアイエロー。頭頂部はメタリックレッドです。

…こんなに可動入れなくてもって気もしますが(笑) まあかどうが今!作る以上は、ねぇ。
新しい技術も入ったし、楽しい製作になりました。次は鉄人!かな?


ブラックオックス6


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