ビショップ


ビショップ1邦訳登場作品:
「X-MEN」及びその他関連タイトル


名称:
不明。そもそもビショップ (*1) という通り名の由来すら不明。

Story
80年後の未来 (*2) 。彼はこの世界で進化を遂げ人類とミュータントと人類を恫喝し続けるセンチネルの襲撃に怯えながら育ったが、長じてジェネシス(*3) の組織したミュータント警察チーム、X.S.E. (*4) に参加した。X.S.Eでは行動隊長格として活躍した彼であったが、任務の中同じくX.S.E所属の妹シャード (*5) を死亡させてしまう。彼は妹の精神を宿したデータをホログラム化して携帯することにした。そして…。
時間移動の能力を持つミュータント犯罪者トレバー・フィッツロイ (*6) とそれに追随した犯罪者を追い、彼は同僚ランダル等と現代へ到来した。しかし二人の同僚は戦闘の中死亡してしまった。戦いの最中X-MENと出会った彼は (彼の未来ではX-MENはある”裏切り者”の手で全滅し、伝説と化していた..) その未来を変えるためX-MENに参加することにしたのだった。彼は未来世界で自分を育てていたもののX-MEN崩壊を実際に目撃して以降、それについて語ることを拒否していた男、ルボーことガンビットこそがその裏切り者であると睨み、加入早々より彼を眼の仇にした。その後リージョンによって歴史が改変された際、元より現在に属していない時間の異分子である彼は改変後の世界 (エイジ・オブ・アポカリプス) に一人取り残され、その後20年もの年月を無為に過ごした。だがこの時代の最後に彼はマグニートー率いるX-MENと出会った。マグニートーは20年前に一度見かけていた男 (ビショップ) の言葉を真実と見抜き、配下の全チームの力を全て、ビショップを軸として展開する時間改変のミッションにを注いだ。かくして時空の特異点エムクラン・クリスタルに突入したビショップは時間移動能力者イリアナの力を借りて20年前に復帰し、リージョンを説き伏して彼の暴挙を止めた。
 かくして時間改変の影響は概ね無に帰した。歴史は修正され全ては元に戻った筈であったが、彼一人だけはその後”あるはずのない世界”の謎の記憶に悩まされることになった。しかしMr.シニスターによってその記憶を顕在化された彼は自分が狂っていたわけではなくその記憶はなんらかの「現実」に基づくものであることを知って心の安定を得たのであった。しかしそんな矢先に…。
 伝説のX-MENの創始者で現実に接する中で彼が深く尊敬するようになっていた人物、プロフェッサーXオンスロートと化し圧倒的なパワーでX-MENをなぎ倒しX−マンションを破壊した。教授こそ自分が捜していた”裏切り者”であると知って動揺したビショップであったが、彼はオンスロートの大出力の攻撃をその肉体で吸収しかくして彼が!X-MEN全滅の歴史を変えることに成功したのであった。とはいえその成功は苦いものであった…。
 オンスロート事件の後はXメンバーの半数とともに銀河帝国シャイア救済の任務に赴き、戦いの中で彼はシャイア王家の長女で恐るべき戦士デスバードと恋仲になった。しかしミッションの帰路、事故( 実はマグニートーの攻撃) で崩壊したシャイア宇宙船からデスバードの独断で彼だけがテレポートさせられた。重傷を負った彼であったがデスバードの治療で回復し、再度地球を目指した。しかし道中でデスバードと別れた (彼女はスクラルアポカリプスとの契約を重視したためビショップを裏切った.) 彼は地球に帰還。一時X-マンションに戻った彼であったが宿敵フィッツロイとの決着をつけるため、早々にマンションを飛び出すのであった。彼はフィッツロイが支配している未来世界 (彼らのもともと属する世界とは異なる世界。フィッツロイは何らかの理由で、荒れ果てたこの世界でクロノマンサーを名乗り君臨していた..) 辿り着き、フィッツロイの打倒を目指して戦った。現在は現世に帰還し、X-MENに合流している。

黒人(多分)。身長約198cm、体重約125kg。でけーでけー。通常体のコロッサスと同じ。

交友関係:
X-MEN全般ではあるが、基本的に他のメンバーと必要以上に親しく交わることは少ないご様子。ガンビットとはX-MEN加入当時から非常に険悪な関係にあったが (*7) 「オンスロート」直前に仲直りし、裏切り者の正体が判明して晴れて両者の関係は修復された。そもそもガンビットはビショップの属する未来世界では彼の保護者/師匠的な存在だったともいうし(*8)、能力的もまー、基本的なとこで相性はよいのであろう。元X-FACTORのシャードとは兄妹。

能力:

ビショップ2
彼は放射されたエネルギーを自身の肉体で受けとめ、そのエネルギーを体内で倍増させ、強烈なエネルギー砲を両腕から放射するという特殊な能力の所有者である。そのためエネルギー放射系能力者の攻撃は、彼にはほぼ無効である。その吸収できるエネルギーの上限もまだ明らかにされてはいない。気合さえ入っていれば(笑) 「千人を殺す」程の威力のオンスロートのビームすら受けとめることができた。この能力は基本的に相手からのエネルギー攻撃を前提に成立するため、未来世界及びX-MEN加入当初の彼は先制攻撃用及びエネルギー放射系でない敵に対処するため常に大型銃を携行していた(*9)
X.S.E.時代に銃の扱いや格闘術を高い水準で会得しており、その巨体から繰り出される技の威力は人間として極めて高い水準にある。
ウルヴァリン曰く「お前は若い頃の俺にそっくりだぜ」 …そおかぁ?

備考:
ビショップ3
X-MENの中では一番シンプルな性格では?任務に忠実で、ためらいなくそれを遂行する。チームの決定にも従うしチームワークも乱さない。自己主張控えめだけど本人なりに常にベストを尽くし、さらなる努力も怠らない。部下に欲しいタイプですな。エクスキュージョナーズ・ソングでは法に触れると言う意味での「荒事」可能な奴とウルヴァリンに認定されカナダで大暴れ、次いで遭遇したケーブルとガチンコ (なかなか見応えありました) とアウトロー路線を強調してたようだけど基本的には軍隊ノリ或いは体育会系ノリなヒトなんでしょう。
例の裏切り者探しとか解消しちゃってライター陣の中でちょっと彼をどう扱うか分かりかねていた時期があったんじゃないかなーと思います。それでデスバードと組ませてみたり…。それはやっぱ予想通りダメだった。結局現在は未来世界寄りの自分のアイデンティティに目覚めて、その未来のために一人戦う戦士になったみたいだけど…。キャラが濃すぎないせいか?基本的にどこで何やらされても違和感ないヒトなのでまあそういう展開もありなのかもしれない。何だかんだいっても優男の多いX-MENにあり、でかくて太い彼の体格も捨て難いんだよね。外観はコスチュームが変わって好きになったって感じ。最初のは嫌い。ゼロ・トレランス時代の宇宙コスチュームも力感溢れる感じでよいなー。最近の一人旅時代のは…。ドレッドが嫌いなのでパス。

そういやアニメ版X-MENのビショップ登場編パート2! この2話連続のエピソードは実にSFしててよいエピソードだったなあと思い出されます。 自分の属する未来世界を救うため再度出撃したビショップは、なんとか無事任務を遂行したのだが、彼の歴史改変のせいで、今度はケーブルの属する遥か未来の世界が崩壊の危機に立たされる。で、ケーブルはビショップの行動を必死で追いかけ (ビショップの活躍する場面場面がケーブルの視点で語り直されるという展開が実に上手い)、 実は両者にとって究極の問題であったアポカリプスを負かす!という…。だいぶはしょっちゃいましたけど、 両者の問題であるレガシーウィルスを克服するためにそれをウルヴァリンに感染させてヒーリングファクターで直させるというオチも意外でよかったです。…しかしそれって、ケーブルの世界に生きるミュータントは皆ウルヴァリンの遠い子孫っていうこと?

作品紹介:

ビショップ4

ビショップ

可動箇所:通常のフル可動(14)+両手首(2)=(16)


HP開設からしばらくして、どうにかこうにかX-MENがフルメンバーで揃いそうな気がしてからというもの、私はX-MEN ミサイルフライヤーシリーズフューチャービショップを探していたのでした。ビショップはやっぱりコレが一番デザイン的に優れているし、フィギュア自体の造形と完成度も圧倒的だし。しかしまー、それが長いこと見つからなくて…。見つけたときはほんとに近年稀に見る嬉しさ!でした。ブリスターから出して見ると肩がマルチ可動するし手首も回転するし、腰も回転するし、97年頃のX-MENフィギュアはいいなぁ。というわけで久しぶりに自作度低めです。
肘関節はモータル・コンバット (でかいCORPS) のマルチ関節を入れてちょっと手抜き。手袋?の肘方向への突起はでかすぎ!なので半分くらいの長さに切断しました。素体は平手の左手首ですが、両手でエネルギーチャージしてる姿が好きなのでこちらは握り手に換えました。サイズの合う手がなかったので、小さい拳をプラパーツを溶かしながら大型化して。股関節はマンガ・フリークですが、こいつくらいでかくて重い肢のフィギュアにはちょっと強度が足りなかったようです。なもんでちょっと緩い…。ゴーストライダーの股関節くらいが丁度よかったかも。あとは素体の肢を繋いで、足首に関節入れて。あー楽。
塗装は結構難儀。黄色はとにかく乗り辛い色なので、二度三度と重ね塗りしています。肩アーマーなど塗り辛いとこもあるしねー。青部分はフタロシアンブルー。肌は黒人御用達のウッドブラウン。目は敢えてシルバー。ベルトのバックルと首筋はメタリックレッド。あと黒部分はブラック。顔の髭等は0.05mmの黒マジックで。

198cm!という巨体を考慮して、素体をより大きく作りました。いやーかっこいい。この場合純粋に素体の勝利。


ビショップ5

*1:司教・主教の意。監督という意味もある。彼がX.S.Eで果たしていた役割に関係あるのだろうか?

*2:この未来世界は、現在の流れに続く未来世界ではない。マーヴルの時間関係諸問題は量子力学でいうところの他世界解釈によって支えられており、現実世界からその世界の過去に行くことはまーできるが、(現実世界から見た) 「先の」世界は、ここから無限に分化した可能性の世界ということになる。故に未来から現在に到来した者は、現在の者がその流れで確実に至る未来からの来訪者ではなく、”似ているが異なる世界”からの来訪者ということになる。なんか言葉が難しくていかんな。 過去への線は常に一本だけど未来への糸は無限に増えていくんですね。現在から見た「未来」からだって過去に至る糸は一本なんだけど、現在のヒトからみると自分達がその未来人のたどってきた糸をまんま辿っていく可能性は皆無に近い。だってそいつの到来自体が事物の可能性を歪め、分化の選択肢を無限に増やしてしまっているのだから。 合ってる?

*3:現在のフォージ。ストーム絡みでX-MENサポートメンバー入りし、その後はX-FACTORのリーダーも勤めた。

*4:正式名称は XAVIER'S SECURITY ENFORCERS。 センチネルとの戦いの日々を経て長い闘争の歴史の果てにようやく確立されたミュータント/人類の協力関係を維持するため設立された警察組織。

*5:意味は陶器とかの「かけら」…多分本名でないとはいえ、出来すぎなお名前だこと。

*6:時空間を跳躍するポータルを開く能力をもつ。戦闘の際には異形のクリスタルアーマーを身につける。

*7:そもそもファランクス・キャビナント(ジェネレーション・ネクスト) 冒頭のエピソードでビショップとガンビットが二人で仲良く作業しているとこが、見てて「なんかおかしい」わけだね…。

*8:ガンビットはこの世界でウィットネス (目撃者) の名で呼ばれていた。

*9:その後彼が銃を常備しなくなったのは、やはり過去のウルヴァリン同様X-MENの「殺さない」思想にかぶれたせいだろうか。それはそうと銃を持たなくなったあたりから、攻撃を食らう以前にエネルギー砲を撃ったり、そうしようとしたりする描写も見られる。体内にちょっと残しておいたりもできるわけ?


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