家をつくって子を失う―中流住宅の歴史 子供部屋を中心に



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「住宅→子育て」ブームの代表

 タイトルのわりに一般むけではない内容なのは、本書が学位論文を基にしているためでしょうが、専門書として読むにしても昔の自慢話が臭ってスッキリしない文章なのが残念な一冊です。著者の松田さんは住宅産業研修財団や障害学習開発財団などの理事長といった華々しい肩書きをもって、長年、日本の住宅産業に貢献してきた人だけに、もっと編集のひとに頑張ってほしかった。しかしながら一昔前の住宅本ブームのなかで「住宅→子育て」ラインをしっかりと打ち出した内容は貴重です。(でも今となっては藤原智美の本のほうが手っ取り早いですが。)
とても良い本で、子供部屋に対する考えが変わります

この本を読んで、今まで子供部屋に持っていたモヤモヤした考えがすっきりしました。
お子さんをお持ちで家を建てる方には、第6章、特に「子供部屋の害について」は必読といえるとおもいます。
住宅のプロ用。素人は買っちゃダメ。

たいへんに教養がある人が、やはりかなりの教養がある住宅のプロに向けて書いたとしか思えません。一般人が、「我が家では子供部屋をどうしようか」と思って読んで役に立つのは、第六章「子供部屋をめぐって」のうち、「子供部屋の害について」と「私の実践と提言」だけ。

ただし、仕事を持つ母親が子育てに関して相談にくると「不安を持つなら、仕事をお辞めなさい」これがベストと思わなければ、仕事をするなと著者は訴える。私も全く賛成で、全てのワーキングマザーにこの一言だけを伝えられれば、本書の使命は果たせたと言えるとさえ思う。



住宅産業研修財団
住まいの十二か月―建築家の現場から
住まいと家族をめぐる物語―男の家、女の家、性別のない部屋 (集英社新書)







         
         
         
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