ご友人のチワワちゃんとの生活が楽しかったのですね。迎える前に素敵な体験ができてなによりです。ところで、犬の値段ってどうやって決まるかご存知でしょうか?チワワという犬種についてもどの程度の情報がありますか?犬種というのは、その種の「犬種らしさの基準」が定めてあり、例えばチワワの容姿、大きさ、気質などに基準があります。そして、その基準を備えた犬を健全な状態で繁殖することによって犬種が保存されてきたのです。ですから、ただチワワとチワワの子犬というだけの意識での繁殖を繰り返せば、身体が大きくなったり、耳が垂れたりといった「犬種らしくない」犬が生まれるようになりますね。それだけなら家庭では可愛らしい個性で済ませられますが、極度に臆病であったり攻撃的な気質であったりといった様に性格面で問題を抱えれば飼育が困難になることもあります。そして実は、一番深刻なのは健康面の問題です。膝蓋骨脱臼といった関節疾患や内臓疾患、脳障害、皮膚疾患にアレルギーといったものは、今や珍しいものではありません。これらのほとんどが遺伝的な要因のある疾患であり、正しい知識と情報の元で繁殖することで減らせるものです。日本には、まだ明確な規制が少ないために、多くの販売店では健全性より利益を優先した繁殖が行われています。純血犬種の子犬を迎える場合、「安さ」を基準にすることが実はとっても危険だということを知ってくださいね。もちろん、健康な犬を10万円以下で迎えることができる場合もあるのでしょうが、では健康面で問題を抱えていたらどうしましょう?そのチワワちゃんが何匹も購入できてしまうほどの医療費がかかることがあります。それでもちゃんと治療できますか?人気犬種の子犬を10万円以下で迎えたいということは、健全性や犬種らしさを求めるのが難しいのは事実です。恐らくネット販売や、オークションなら安価な子犬が販売されていますが、それこそ遺伝病のオンパレードですから…。また、上記の通り「犬種らしさ」はその性格や性質にも関わってきますから、チワワと販売されている犬が同じということはありません。犬種特性の範囲内でも個性はありますから、ご友人の犬と同じ気質を求めることはできません。そのあたりはご理解されていますよね?犬を預かるほどの仲のご友人がいらっしゃるのでしたら、どうぞご友人にも相談してみてください。20年近く生きる犬種ですから、ご自身が本当に犬と生活できる環境にあるのかも良く確認してみてくださいね。どうか、苦労してでも納得できる出会いを探してください。
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